こんにちは。
ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
【LocalWiki ローカルウィキ】というサービスに期待が面白そうです。
ローカルウィキとは
その名のとおり、ウィキペディアのローカル版を担う情報のプラットフォームのことです。
『EDiT your CiTy』を掲げ、ローカルな知識をオープンに収集、共有するための仕組みづくりを目指しています。
コミュニティの知識のプラットフォーム
あなたの住むまちについて全て学べる場所があったとしたらどうでしょうか?
ご近所さん、地域の公園、あなたのまちでの子育て、歴史、 政治など – あなたのコミュニティについてのあらゆる有益で美しいものごとを学べる場所です。
LocalWikiがあれば、誰でも自分の住む場所について共有し、学ぶ手段を手に入れることができるのです。
LocalWiki
活動背景と現在
きっかけとなるプロジェクトは2004年に遡ります。
カリフォルニア州デイビスの町に関する情報を、収集し共有するための実験プロジェクト『Davis Wiki』が起源となっているそうです。
現在、世界中の300以上のコミュニティで、40万人を超える人々がLocal Wikiコミュニティに属し、この巨大プロジェクトの編集に関わっており、15の国と7つの言語に対応しています。
フリー、オープン、非営利
公園や公共図書館のように、LocalWiki は公共財です。LocalWiki は誰でも自由に目的を問わず読んだり、コピーしたり、再利用することができ、LocalWiki を動かしているバックエンドのコードはオープンソースです。
私たちはいかなり広告も掲載しません。私たちは501(c)(3) 非営利組織です。
LocalWiki
日本国内でも
日本国内では、まだあまり普及していないようですが、札幌市や枚方市など、幾つかのコミュニティで取り入れられているのが分かります。
▼地域情報発信「ローカルウィキ」室蘭版盛り上がる
室蘭ローカルウィキの中では、自由にまちを紹介する記事を書き込める。
例えば、川崎近海汽船のフェリー航路検討については「私たちも今からできることがないか考えたい」という意見や、「フェリーターミナルや室蘭航路について知っていることを教えてください」と情報の拡充を求める書き込みも相次ぐ。
さらに室蘭の歴史、室蘭で活躍する人物、眺めの良い場所、食など、幅広い情報が日々書き込まれている。
室蘭民報
日本では実例がまだあまり多くないようで、ググっても詳しいものがほとんど情報として出てきませんでした。
LOJという団体も
LocalWikiの普及を目指し、日本でもこんな団体が既に活動しているようです。
この組織は、アメリカ合衆国の非営利団体「LocalWiki.(http://localwiki.org/)」が提供するLocalWikiを、日本各地の都市、街、村、駅、界隈、島、学校や法人、活動など、皆さんが 「Local=地元」だと思われる集まりで、楽しく使ってもらうために動きます。
誰もが自由に、自分の名前で、その土地の情報をLocalWikiに記事として記述し、簡単に地図や画像を添えることができます。
LOJ
おわりに
ウェブサイトをみる限り、まだアクティブに使われている感じではなく、使う人の問題なのか、正直僕はあまり魅力的に感じなかったです。
きっと面白がり方や活かし方なんだと思いますが、一部のエリアの一部の人たちだけで普及したところで、正直それに代替するローカルメディアや自治体HPがあれば不要ともいえます。
まちの人が多く関わり、ローカルウィキの活動を通じて現れた成果が、全国的に共有・認知されていかないと、難しいのかなぁとは思います。ただ、今回この取り組みを知ったのは、greenz.jpの鈴木奈央さんの投稿によるものでした。
こういった方々が認知を拡げながら面白がっていくことで、日本でも爆発的に拡がっていく可能性は十分あると思っています。
『ローカルウィキ』
きっと活かし方を上手く共有できれば、もっともっと面白いサービスになっていくと思うなー。今後の動向に期待したいです!!
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