門松飾り『そぎ』と『寸胴』の違いについて。 江戸のセンス

サトウ

こんにちは。

ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。

今年の正月は実家で過ごすことになりそうです。

昨年は関西、その前は北陸 …ここ数年、毎年違う場所で年を越してきた気がしますが、今年の正月は実家でぬくぬく。

正月を控えた12月最終週。

友人との会話の中で『門松』の話題が出て、竹を斜めに切る『そぎ』と真横に切る『寸胴』の違いについて書かれていた、一冊の本のことを思い出しました。

記憶違いだと申し訳ないので色々とネットで情報を調べてみたのですが、『そぎ』と『寸胴』について記憶していた内容が書かれているものが出てきません。

由来や種類について書かれているサイトがほとんどで、それもwikipediaの文章を引用しているものがほとんど。情報はただ流れているものなんだと感じました。

文化を伝えることにおいて、インターネットはまだまだなのかもしれません。文化を伝えてくれる祖父、曽祖父世代はPC使えないですもんね…。

僕が以前読んだ本には、こんなことが書かれてありました。

門松にも二種類ありますね。斜めに削いであるのと横に切ってあるのとね。・・・いろんな説があるようだけれど、僕らが教わったのは、本来、真横に切ってなきゃいけないってこと。

斜めに削いであるのを時々見かけるけど、不思議でしょうがない。斜めに削いだ門松が使われるのは、まず水商売。花柳界だったり、料亭であったり、そういうお店ですね。あるいは二号さんの家。

商人、あるいは隠居さんだとか、家主のところのは、みんな真横に切った門松じゃなきゃいけないんです。

僕たちは子供の頃から、門松をつくる鳶の職人さんや、噺家さんや、幇間(たいこもち)の人たちからそう教わってきました。

でも、最近は、銀行でも斜めに削いであるんだね。銀行も水商売になっちゃったのかなと思いますけれども。  江戸のセンス

この江戸のセンスという本は、いとうせいこうサンと荒井修サンによって書かれているものなのですが、引用した文脈にもあるとおり、かつてあった下町の『口伝(くでん)』がなんとも粋で、とても面白かった本でした。

ものごとを知っているだけで、見える世界も楽しみ方も全く変わってくる。

日本も楽しみ方を知らないだけで、もっともっと面白がれることはたくさんあるのだと思います。

サトウ

僕らは日本の楽しみ方をまだ知らないだけ。

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名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。 【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしてきました。 令和元年より、横浜市のBtoB企業で広報を担当しています。 
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