こんにちは。
ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
▼イベント終了後のTweet
『逗子ブックフェア 10代の自分へ』
ジャケ買いじゃない本の買いかた。
気になるあの人たちが選ぶ10冊。
10代だったあの頃の自分に贈る本。『逢える雑誌。参加出来る雑誌。』
雑誌の企画みたいな題材をみんなで囲み、肌感覚にそれを感じられる素敵なイベントだった!#10代の自分へ pic.twitter.com/1MfA7fiLrF
— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。 (@temporubato_yh) 2017年11月11日
『逢える雑誌。参加出来る雑誌。』
イベント終了後のTweetでそんな表現をした『逗子ブックフェア 10代の自分へ』について、またイベントを通じて考えた『買う』ということについて、思ったことを共有できればと思います。
逗子ブックフェア
感受性豊かな10代に、「あの本に出会ってたら」
そう思うのは10代のときにろくに本を読んでこなかったぼくだから思うことなのか。今の自分も好きなんだけど、もし、10代のときにいい本に出会っていたら、ぼくの人生は少し変わっていたかもしれない。本は、自分を変えてくれる。
「大人になったいま、10代の頃の自分に本を贈れるとしたら何を選びますか?」
イベント概要
アタシ社が選出した『気になる15人』に同じ質問をし、各10冊ずつ本を選んできてもらい、当日ブースで想いを伝えながら対面販売を行う。
そして、『ブックセレクター15人自らが語る「この本おすすめ」したいワケ。』をテーマに全4部のクロストーク。
イベント開催の経緯については、今回選書もされていたWEBmagazine温度 で詳しく紹介されていました。
本を選書した15人
今回、本を選書したのはこの15人。
【本を選書した15人】
●編集者/「マガジン航」編集発行人 仲俣 暁生
●ウェブメディア 灯台もと暮らし編集部
●写真家 元田 敬三
●文筆家/OZ magazine編集長 古川 誠
●タバブックス代表 宮川 真紀
●編集者/colocal編集長 及川 卓也
●旅行作家/ライター/カメラマン 旅音
●編集者/宿運営 真鶴出版
●編集者/編集事務所Kichi主宰 柴田 隆寛
●編集者/暮しの手帖編集部 矢野 太章
●WEBmagazine温度 発行人 碇 雪恵
●フリー編集者 西山 雅子
●SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS 鈴木 美波
●放送作家 小原 信治
●NPO法人ごかんたいそう代表理事 全田 和也
当日の様子
当日の様子をTweetと共に振り返ります。
『逗子ブックフェア 10代の自分へ』
ゆるゆる始まったよー(^O^)
早速コーヒーにありついた。
土曜日しか営業していないコーヒーやさん。☕️ 美味いー!!
#10代の自分へ pic.twitter.com/DpRWSGIttE2017年11月11日に逗子でおこなわれるブックフェア『10代の自分へ。』— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。 (@temporubato_yh) 2017年11月11日
イベント設営が一段落し、各出店者さんも準備が整ってきたところで、一目散に『アンド サタデー coffee』という珈琲ブースへ。(僕はコーヒーに目がありません。)
今年3月に逗子へ移住してこられた会社勤めのご夫婦が、7月から土曜限定で営業をはじめたという面白いお店。(働きながら副業で珈琲やさん、素敵すぎる。コーヒーも美味しくて2回列に並びました。)
30分ごとに用意されていたトークはどれも面白く、全4部すべて最前列で聞きました。各々オリジナリティがあり、また本に対する姿勢や想いも全然違う。なんというか、「そんな楽しみもあるのか」と、視野が広がり続けるような体験でした。
逗子!
トークイベント盛り上がってます!!
編集者、出版社、メディアの方、本に精通してる人たちが10代の自分に向けて贈る本を選書しています📚
1人10冊。
15人が選ぶ10冊を通じて、人生の新しい一ページを。
#10代の自分へ pic.twitter.com/FJNF7pw28m2017年11月11日に逗子でおこなわれるブックフェア『10代の自分へ。』— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。 (@temporubato_yh) 2017年11月11日
【 第1部のトークゲスト 】
文筆家/OZ magazine編集長
古川 誠さん編集者/「マガジン航」編集発行人
仲俣 暁生さん編集者/宿運営
真鶴出版さんWEBmagazine温度 発行人
碇 雪恵さん「本とモテ って、結構関係ある気がするよね。」の話が面白かった!(^O^)
#10代の君へ— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。 (@temporubato_yh) 2017年11月11日
「トーク第2部!!」
なんかもう、オールスターすぎて贅沢すぎて、フェス来てるみたい。笑
『逗子ブックフェア 10代の自分へ』雲ひとつない青空✌︎(‘ω’✌︎ )
#10代の自分へ pic.twitter.com/LWSd5EjloI2017年11月11日に逗子でおこなわれるブックフェア『10代の自分へ。』— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。 (@temporubato_yh) 2017年11月11日
第2部のトークゲスト 左から
放送作家
小原 信治さん編集者/colocal編集長
及川 卓也さんウェブメディア
灯台もと暮らし編集部 伊佐さん「日本各地確かに減ってる本屋さんという居場所。本を通じて生きづらさから抜け出した経験、生きる強さ。」#10代の君へ
— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。 (@temporubato_yh) 2017年11月11日
「第3部トークイベント!!」
逗子という場所で開催する良さみたいのを感じる時間。ユルさが良い!
『逗子ブックフェア 10代の自分へ』
本を通じてその人の価値観や歴史を知る。面白いなー。
#10代の自分へ pic.twitter.com/WPmHeNrqQm2017年11月11日に逗子でおこなわれるブックフェア『10代の自分へ。』— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。 (@temporubato_yh) 2017年11月11日
第3部のトークゲスト 左から
写真家
元田 敬三さんSHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS
鈴木 美波さん編集者/編集事務所Kichi主宰
柴田 隆寛さんタバブックス代表
宮川 真紀さん「物質的価値からみる本。普遍的テーマに集まる関心。世代を越える本を作ること。」#10代の君へ
— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。 (@temporubato_yh) 2017年11月11日
「第4部トークイベント!!」
オールスターのトークイベントは全4部構成だった。
『逗子ブックフェア 10代の自分へ』
子どもたちが走り回れるユルさと、実際に本を手にしてる10代の姿が印象的だった。
https://t.co/zBCDP3JYlO#10代の自分へ pic.twitter.com/OBkRSRhsaO— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。 (@temporubato_yh) 2017年11月11日
第4部のトークゲスト 左から
編集者/暮しの手帖編集部
矢野 太章さんフリー編集者
西山 雅子さん旅行作家/ライター/カメラマン
旅音さんNPO法人ごかんたいそう代表理事
全田 和也さん「本とデザイン思考。本と教育。ひとり出版社という生き方、10代の君へ伝えたいこと。」#10代の君へ
— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。 (@temporubato_yh) 2017年11月11日
『本を選ぶ』という企画。
雑誌ではよくみかけますが、リアルの場で、そして選んだ人から対面で話を聞くことができ、更にはその場でその人から購入することが出来る…とても新しさを感じました。
『何を買うか、誰から買うか、どうやって買うか。』
本屋さんに入り本棚を徘徊し、表紙・装丁と目次で買うあの本選びとは、まるで異なる体験をしました。
また、勧めてくれる憧れの人たちを介して手にする本にも、大きな価値を感じましたね。
消費者行動は変化しつつある
消費者行動は変化しつつある…様々な場を巡る生活を通じ、さいきんそんなことを強く感じます。
買うという行為は一種の意思表示や投資だ。
経済的な側面も影響するし、買うものによってもその重要度や優先度、頻度も異なるので、『安さで買う』『利便性で買う』という選択肢はまだ残っていますが、『応援したいから買う』『共感したから買う』というような行為にもなり始めていて、一種のクラウドファンディングのような、『支持する』という意思表示にもなってきたのかもしれません。
そうなったときに、双方で最も想いを伝えやすいのが『対面販売』なのだろう‥と思いました。
わざわざ時間を割いてその場で時間を共有すること。わざわざその場所で買うという行為に想いを込め、言葉で「ありがとう」を伝えあう。
今回のイベントを通じて、『愛のある素敵な消費』を垣間見ることができました。
イベントを終えて
イベントを終えて数日後に更新された、主催者のミネシンゴさんの言葉。当日の様子も伝わる一文なので最後に引用させてください。
当日は大人207名、10代が50名近く参加してくれま
した。 終始和やかな会場の雰囲気に包まれながら、本気で選書さ
れた150タイトルが並び、今までのブックフェアとは違 った空間を作れたと思います。 「本が売れない」というけれど、出店者さんたちと深いコ
ミュニケーションを通じて売れた本は、このイベントだけ で329冊にのぼりました。
一人1冊以上、それ以上の購入率で正直びっくりしました
。しかも、何十年も前の本も多くあり、決してメジャーな本 ばかりではないのです。本を売ることは、「伝え方」の問題なのだと再認識できま した。
ジャージ姿の女子中学生が、何度も何度も出店者と話して
、満を持して買った「銀河鉄道の夜」。 こういった若い人たちがたくさんいて、未来につながる本
を届けられたことが一番うれしい。なんだかとっても好評だったようなので、来年はまたパワ ーアップして帰ってきたいと思います。
投稿で書かれているとおり、親子で参加していた方々も多く、小学生ぐらいの子が本を持って歩いていた姿が印象的でした。
『本に触れる』その行為一つとっても、様々な動機や機会を歓迎することができます。
当日の動画が上がっていたので、各ブースの模様などは是非こちらから観てみてください。
選書リスト
誰が、何を、なぜ選んだのか。
今回各ゲストが選んだ『選書リスト』。現時点ではまだ公開されていないようですが、書籍販売協力として関わった湘南 蔦屋書店(湘南Tサイト)にて、今後選書リストを軸とした販売コーナーが設けられるかもしれないとのことでした。
※12月 追記
そういえば、先日の逗子ブックフェアに並んだ本たちが、湘南T-SITE蔦屋書店に置かれています。
ブックフェアに来れなかった方、こちらに展開してますのでぜひ! pic.twitter.com/XzV24LJluS— ミネシンゴ《髪とアタシ編集長》 (@mineshingo) 2017年11月25日
今回イベントを主催したアタシ社のHPリンクを添付し、終わりたいと思います。次回も楽しみにしております。
①【本日発売!ソトコト載ってます!】
「愛とリトルプレス」論、というミネシンゴなりに語らせていただきました。髪とアタシを作り始めたときの気持ちは、今でもずっと続いています。雑誌休刊が相次いでますが、単純に『愛』が足りないんじゃないですか。 pic.twitter.com/GoCUCAvsYl— ミネシンゴ《髪とアタシ編集長》 (@mineshingo) 2017年12月5日
君たちはどう買うか。
新品価格 |
感想などを頂ける際は、だいたい張りついておりますので、SNSを通じてやりとりしたいです。
Twitterでシェアして下さる際は、メンションをバンバン飛ばして絡んでください。笑
Facebookページ始めたばかりなので、
是非一緒に育ての親になってください!!
▼今回の ご当地○○
湘南のクラフトビールはコレ
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