こんにちは。
ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
今回は、2015年3月に伺った 、新潟 松之山の『不良中年』が営むシブいお店を紹介します。
2015年3月 松之山にて
新潟県にいると、春を心待ちにしている人が多いことに気付く。
11月の雷を過ぎ、12月の冷たい雨が雪に変わり、、そこからしばらくの間は、灰色の世界を耐え忍ぶ生活。
3月にもなると、少しずつ春を匂わす日差しが顔をだし、こんもりと蓄積された白い雪が解け、小川のように道を横断する。
コンクリートの上を渡る小さな小川を、大またでリズム悪くまたぐと、ビートルズのポスターや古いブリキ看板が目につくお店に差し掛かった。
そばとジャズの店 滝見屋
新潟で出逢った友人と共に伺ったのは、そばとジャズのお店 滝見屋。
日本三大薬湯に浸かったあと、小休憩を兼ねてここに珈琲を飲みにきた。
「合わないかもしれないけど。」
言葉少なに、でもとても温かい表情で、きれいなアメ色をした煮っころがしと、アラレを出してくれた。
(あまじょっぱく味付けされていて、とても美味しかった。)
このお店には、なんだか変わったお客さんが多くこられるようだ。
写真やエピソード、所縁のある人の本や冊子などを紹介しながら見せてくれた。
モノクロの写真集や地元写真家のもの、別府倫太郎君の冊子など、面白いものがたくさんあるお店だった。
中古価格 |
店主はいたって普通の新潟県民という雰囲気ながら、感度の高いセンスが見え隠れしていた。
踏み込んだ話はほとんどしなかったので、お互い深い部分で共有することはなかったが、 挨拶がわりに渡した僕の旅カードを、専用ケースに入れて飾ってくれた。( 有難い。)
真空管を使ったこだわりのスピーカー。古いものに囲まれる店内。 途中からCDがレコードに。( 酔いねぇ。)
シガレットカバーが名刺がわり。 裏には音響機器の詳細・品番が書かれている。
『不良中年第十五条』という面白いものがあるので、ここにきた際は是非目を通してみてください。
珈琲は、まさに喫茶店で提供されるような、深煎りで酸味のある、ヘビーな一杯。
ゆっくりじっくりと、珈琲の香りと共に流れてくる音楽を全身でとりいれる。
また来たいと思える、少し癖があってとても素敵なお店でした。
・滝見屋食堂
旅とコーヒーでは、旅の途中で出逢った日本各地のカフェやコーヒースタンドを、現地で撮影した写真やエピソードと共に紹介しています。
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▼珈琲好きな人は是非お立ち寄り下さい
https://satoshohei.com/local-coffee-trip/
また遊びに行きたいなぁー!!
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