【奈良】陶芸作家 見野大介さんの工房『八鳥 ハチドリ』で ろくろ体験。

サトウ

こんにちは。

ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。

突然ですが、この2つの器、陶芸初心者の僕がろくろを回して自分で作ったんです。…ちょっと、スゴくないですか?

今からちょうど1年前の2017年1月、ハウスキャラバンでの移動の途中、奈良県に滞在していました。その際に、とあるカフェで陶芸作家の見野大介さんと出会いました。

今回は、偶然の出会いを果たした見野さんの工房『陶芸工房 八鳥』で、ろくろ体験をさせて頂いた話を共有したいと思います。

CAFE FUNCHANA

日本全国をクルマで旅する【移動式ゲストハウス ハウスキャラバン】の旅の途中、遷都 奈良に数日間立ち寄ることになりました。

そのうちの一日、生駒市にある FUNCHANA というカフェにランチを食べに行きました。

そのファンチャーナこそ、陶芸作家 見野大介さんと出会ったカフェになるのですが、先ずは、素敵なこのカフェについて簡単に紹介させて下さい。

オシャレな看板とテラス席が目を引くカフェ ファンチャーナ。テラスではペットもOKとか。

店内のインテリアもとてもオシャレ。店員さんの雰囲気もいい感じでした。

旅中は 『C&C』とかいって、カレーとコーヒーばかりを注文してしまう病気にかかっておりました。この日も当然のようにカレーを注文。

デザートセットで大満足、お腹いっぱいに。食後のコーヒーも美味しかった。

壁面にある器の数々。このうちの幾つかが八鳥さんのもの。実際にお店で使われている作家さんの器が売られています。

近年『地産地消』を謳うお店が日本各地で増えています。このカフェも、地元の新鮮野菜を使った料理や、地元の作家さんのプロダクトを紹介つきで展開。カフェという一つのコミュニティハブを通じて、奈良を発信するようなオシャレなお店です。

このカフェは、d design travel NARA でも紹介されていました。店内にあるD&Dの本を一通り眺め、気になる器を手に取っていると、店員さんが声を掛けてくださり、「ちょうど、この器の作家さんが納品で来て下さっているんですよ。」と、丁寧に紹介してくれました。

偶然の出逢い

納品で持ってこられていた、シンプルかつ温かみのあるコーヒーカップ。そして物腰柔らかな雰囲気のその方が、陶芸作家 見野大介さんご本人でした。

ハウスキャラバンの話などを交えながら簡単に自己紹介をし、見野さんの話も立ち話程度ですが伺うことが出来ました。

サトウ

素敵な器ですねー。ここらへんで作られているんですか?

見野さん

そうなんです、奈良市内で作っているんですよー。実はアトリエを体験工房のように開放していて。

サトウ

陶芸や民藝、とても興味があるんです。体験工房ということは、ろくろを回せたりもするってことですか?

見野さん

回せますよ。土日は陶芸体験できる教室も開いているんです。明日は土曜日なので、陶芸体験の日ですね。

サトウ

明日!! 明日午後であれば都合が付きそうです。行っちゃってもいいですか? 申し込みとかありますよね?

見野さん

明日午前中は予約埋まっちゃっているのですが、午後なら空いていますよー。連絡先だけいいですか?

サトウ

今日出会って明日さっそく陶芸…素敵すぎます!! ありがとうございます。

…とそんな感じで連絡先だけ交換し、出会った翌日にまさかの陶芸体験をさせて頂くことになりました。

予定を埋めすぎない、予定調和のない旅をしていると、このような出会いによってシナリオがどんどん変化していくことが少なくない。

Re:S 藤本さんの取材スタイルや旅する編集に、実感レベルで共鳴してしまうのは、僕自身このような体験を繰り返す数年を過ごしてきたからに他なりません。

旅は『偶然』によって突き動かされます。明日が分からないことは、不安ばかりではなくワクワクするものなのです。…脱線失礼しました。

陶芸工房 八鳥

シンプルで主張しすぎない看板。

翌日、陶芸工房 八鳥 さんに到着しました。住宅街の一角にひっそりとあるような陶芸工房は、決して大きくはないですが、ただ、元々ここにあるかのような佇まいで僕らを出迎えてくれました。

話を聞くと、もともと喫茶店だった店舗をセルフリノベーションしたということでした。外観はおそらく当時のまま。町に馴染んでいた感じも納得です。店内は作品や道具・工具が置かれている『アトリエ』のような空間でした。

早速、ろくろ体験が始まるのかと思いきや、お茶を出してくれ、おしゃべりが始まりました。奥さんや愛犬ココ氏も出迎えてくれて、まるで友人の家に遊びに来たかのような時間が流れ始めました。(ユルい)

お茶の入った器を手にもちながら、ディスプレイされた作品を眺め、どのようなものを作りたいかイメージをしていきます。

ベーシックだけど古い感じのしない、和洋様々なシーンでマッチしそうな優しいデザインの器たちが、創造意欲を駆り立ててくれます。

北欧テイストと和を見事に融合させたような、シンプルで温かみのある雰囲気の提案。例えるなら BEAMS fennica のようです。

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実際にこれから作ることになるので、手に持った感じや質感などを確かめるように、イメージに近い器に触れていきます。

【どこそこの土を使って『○○焼』を源流とした○○という製法の】…と、継いでいく『焼きもの』も確かに必要だと思う。

僕自身もそうやって修行をしてきたけど、『焼きもの』を難しいものにするのではなく、もっとシンプルに好きだから…という理由で、気軽に選んでもらえたら…

そのような趣旨の、想いのある話も聞かせてもらえました。作る過程ももちろん大事ですが、ものは使うことにこそ価値が宿ります。

長く使うことや飽きのこない馴染みの良さのようなことも想像しながら、作りたいものを決めていきました。

基本的には、陶芸体験は『エプロン持参』となっていますが、工房にはオシャレで可愛いエプロンが既に用意されていました。(数に限りがあるとのこと)

知り合いの作家さんが作っているエプロンだということで、せっかくなのでそれを使わせて頂くことにしました。(作家さんの繋がり、なんかイイですよね!!)

ろくろ体験

陶芸体験を始める前に、30分くらいお茶を飲みながら雑談をしましたが、体験が始まってからも終始そんな感じでした。まるで『お茶会』。(本当に、ユルくて心地のいい時間だった。)

お茶会をしながらの陶芸の体験、しかも陶芸に関してはきちんと教えてもらえる時間でした。

ハンバートハンバートのゆったりとした音楽のなか、世間話をしながら作っていく陶芸。幸い、他のお客さんがいない回だったので、見野さんともざっくばらんに話ができました。

歳が近いことも作用してか、気がつくと話に夢中になりすぎてしまうほど、緊張や力の入る感じとは無縁の空間でした。

ただ要所要所、ろくろのポイントを指南してくれるような一幕もあり、とても充実した時間があっという間に過ぎていきました。

終始にこやかな時間でした。

(後日、奥さんが一眼レフで撮影してくれた、陶芸中の写真をFacebookメッセンジャー経由でシェアしてくれました。)

体験した感想

「出来上がった!!」

あのひんやりとする土の感触や、一定のリズムで回り続ける ろくろの音。時間に追われる日常を忘れ、土と向き合い続けるあの時間。とても心地よかったです。

今回のプランは…
ろくろ で二つの器を製作して3,800yen。

材料代・焼き代含めて 3,000yen のろくろ体験コース。追加製作は一つにつき800yen。というような内訳。

時間は90分くらいかかっただろうか。釉薬と仕上げ、取っ手つけなどは見野さんが仕上げてくれます。釉薬の色を選び、高台のバックの部分に入れる文字も自分で選べます。今回は、茶わんとコーヒーカップを製作しました。

器がたくさん並んでいるのでそれを参考にするもよし、カタログを見て参考にするもよし、アイデアだけで突っ走るもよし、見野さんに相談するもよし、本当に自由な陶芸体験が出来ます。

焼き上がり。

現地に引き取りに行くことも可能ですし、後日郵送いただくことも可能です。仕上がりは、体験した日から1ヵ月半前後。(見野さんの仕事量や都合にもよります)

釉薬や仕上げがとても素晴らしいのだと思いますが、素人のろくろ体験で、まるで”作家もの”のような器が作れて、本当に満足しています。というか、めちゃ感動しました。

ポテッとした壷のような、珈琲の香りが一度中で留まる珈琲カップをイメージして作りました。この曲線やふくらみを、自分の手から生み出したかと思うと、才能を感じずに入られません。

もう一点は、様々な用途に使えるお椀とお皿の中間のような、そんなミニマルな器をイメージして作りました。こちらもとても気に入っています。

見野さんは日本各地で個展もされている人気作家さんなので、もしかしたらあなたのいる町にも来る機会があるかもしれません。是非動向をチェックしてみてください。

おわりに

今回は奈良の陶芸体験工房『八鳥』、そして見野さんと出会った『カフェファンチャーナ』について紹介させて頂きましたが、如何でしたでしょうか。

『ものづくり体験』が出来る…体験そのものにも価値を感じていますが、陶芸作家さんと世間話をしながら流れるあの時間や、届いた器のクオリティにも価値を感じました。

とても素敵な体験が出来たので、是非また機会があれば遊びにいきたいですし、このブログをみてくれている読者さんにもおススメしたいです。

最後に、お店情報を共有して終わりたいと思います。

お店情報

Cafe funchana 

HP:Cafe funchana 


TEL&FAX 0745-73-1187
OPEN am8:30 – pm18:00 (L.O pm17:30)
CLOSE 毎週月曜日&第3火曜日
駐車場スペースあり
テラス席のみペット同伴OK 店内全席終日禁煙 (テラス席は終日喫煙可)

陶芸工房 八鳥

HP:陶芸工房八鳥


 ※ Google map では、昔の喫茶店の名前がでできます。

営業時間や詳しいお知らせは、Facebookページのほうで更新されています。(個人的には、愛犬ココ氏とのやり取りが気になる【見野さんのInstagram】がおススメです。)

※この記事は2017年1月に体験したものをベースに作成しています。価格やプランは変更されている場合があります。事前にご確認下さい。

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サトウ

また陶芸しに行きたいなー。

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satoshohei
名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。 【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしています。  
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