こんにちは。
ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
高知へ来てはじめてのよさこい祭り。
開催までついに一ヶ月程となりました!!
2018年のよさこいスケジュールはこんな感じです。
8/9 前夜祭 16:00~21:00
8/10・8/11 本祭 11:00~22:00
8/12 全国大会・後夜祭 12:30~22:00
我がTOMARIGI HOSTELは、よさこいのステージの一つである菜園場競演場の目の前。よさこい初体験の僕は、もう楽しみで仕方ありません。
よさこい当日に向けて、これからどんな興奮や混乱が待っているのか分かりませんが、よさこいについてあまりにも無知なため、近くの施設で少し勉強をしてきました。
高知 よさこい情報交流館
TOMARIGI HOSTELから徒歩7分ほどのところにある、よさこいを紹介する入場無料の施設【よさこい情報交流館】。
よさこいの過去、現在、そしてこれからの魅力を紹介!
昭和29年に生まれた高知の「よさこい祭り」の歴史や魅力を紹介する『高知よさこい情報交流館』。外観は、よさこい祭りには欠かすことのできない地方車(じかたしゃ)がモチーフ。館内は、歴史と知識のエリア「よさこいサークル」と、進化と体験のエリア「よさこいスクエア」で構成。よさこいの原点や魅力をまるごと紹介するとともに、よさこいを通じて多くの方々の交流を促進する『高知よさこい情報交流館』にぜひお越しください。- 公式HP
あんまり認知されていないようで、ワリと空いています。
よさこいを体験したことのない人なら、シンプルに楽しめる施設だと思います。なにより無料です!!
よさこいの歴史
戦後の高知。
歌や踊り、娯楽の渇望により、民衆の抑圧開放のためにスタートされた市民の祭り。
日本舞踊の五流派をルーツに持ちながら、伝統を頑なに守り抜く各地の祭りとは異なり、時代と共に変容し、自由なアレンジを面白がる文化を辿ってきたよさこい。
柔軟で寛容な高知らしい、自由で創造的なお祭りです。
よさこいの基本ルール
よさこい祭りの基本ルールとして、3つの特徴が紹介されていました。
チームの楽曲を流して、踊り子たちを率いる地方車を1チーム1台用意することが必要。
楽曲が自由にアレンジでき、衣装や地方車の装飾も多様。鳴子を鳴らしながら前進をする踊りであればOK…本当に柔軟なお祭りですよね!!
自由であり柔軟であることこそを『唯一の伝承ごと』としているような…変化を楽しみ多様性を受け入れる未来的なお祭りです。
よさこい6大要素
よさこい祭りを織り成す 6つの要素 として、端的に見どころを紹介しているエリア。
1.衣装
衣装が多様で華やかなであることが魅力!!
2.踊り
衣装と共に、踊りが多様で華やかであることが魅力!!
3.音楽
衣装や踊りと共に、流れる音楽も様々なジャンルが取り入れられています。
その時々のトレンドや社会情勢が反映されているセレクトも少なくありません。
4.地方車
よさこいチームの先頭を走る地方車(ぢかたしゃ)。
音響機材や照明を積み、音楽を爆音で流しながら踊り子を先導していきます。
デコトラや神輿・山車のような華やかさが特徴的です。
5.鳴子
踊り子が持つ唯一の楽器、鳴子(なるこ)も種類は様々。
衣装やコンセプトに合わせたオリジナルの鳴子が祭りを盛り上げます。
6.メダル
チーム全体としての評価がある一方で、個人賞がリアルタイム(踊っている最中)に贈呈されるのもよさこいの面白さ。個人賞の証『メダル』を授与されることが踊り子の励みになります。
メダルをたくさん授与された踊り子ほど目立ち、演舞場・競演場ごとにメダルのデザインが異なるのも見どころの一つ。
よさこいMAP
よさこいステージのある場所、よさこいが観れる場所のマップです。
9の競演場
7の演舞場
競演場と演舞場の違いは、審査が行われるかどうか。
よさこいチームの最大の名誉は『大賞』を獲得すること。
スポーツの全国大会を想像すると分かりやすいかもしれませんが、全国から集まったよさこいチームが大賞を目指して競い合います。
競演場ではその審査が行われ、演舞場は審査とは関係なしに参加チームが自由に踊れるエリアです。
高知市内の比較的狭いエリアに、16のよさこいステージが展開されています。
菜園場競演場
そして、我らTOMARIGI HOSTEL がある菜園場は競技場に該当します。
菜園場競演場は、踊り子との距離が近く、競演場の距離も長すぎない、人気穴場エリアの一つなんだそうです。
こんな感じで、目の前で観れてしまうそうです。…激アツすぎます!!
いやー、本当に楽しみ!!!
おわりに
今回、高知のよさこいと初めて向き合うなかで、この町にきて漠然と感じ続けている『高知らしさ』をここでも感じる結果となりました。
高知の自由さ、懐の深さ、柔軟さや曖昧さ。
日常で常日頃から感じていることだけど、よさこいの成り立ちや進化にもピタリと重なっていて、コレコレ!高知で感じていること!と、映像を観てワケの分からない涙が出そうだった。
この地に生ける人たちのアイデンティティに改めて触れた。楽しみ! pic.twitter.com/VIqo68nUGF
— 佐藤翔平 / 日本微住計画 in高知 (@temporubato_yh) 2018年6月2日
大袈裟な表現をするつもりはないけど、『今を生きる』『今を楽しむ』ということに長けている人たちの町だ。
型に固執せず、力みすぎず、何かを排除しようとせず、日々を楽しもうとイマにエネルギーを注力出来る人たちの町。
いやー、言語化するのは難しいけど、深い深いところにあるなにか。
— 佐藤翔平 / 日本微住計画 in高知 (@temporubato_yh) 2018年6月2日
言語化するのが難しい感覚なのですが、このようなことを よさこい情報交流館 で感じました。
写真NGエリアだったので、ここでは記載していないですが、昔の映像が上映されていた『よさこいシアター』がオススメでした。やはり映像でみると分かりやすかったです。
…ということで、最後によさこい祭りの動画を紹介して終わりたいと思います。
ダイヤモンドダイニングよさこいチーム公式動画「GALAXY PARADE」
きゃりーぱみゅぱみゅの美術装飾担当をきっかけに、「原宿KAWAIIカルチャー」の第一人者となった 増田セバスチャン が関わるよさこいチーム。
この映像初めて観たときに、かっこよすぎて涙が出そうになりました。
これが、ここ高知で、目の前で繰り広げられるのか…と思うと鳥肌が立ちます。
常識や固定概念をぶち壊してくれるよさこいチーム。
よさこいの歴史をみると、ジュリアナ・ディスコや竹の子族を彷彿とさせるチームがあったり、ビジュアル系が台頭していた時代の映像なども本当に面白かった。常に賛否両論でるようですが、これこそがよさこいの醍醐味だと僕は思っています。
2017 ほにやよさこい (HONIYA YOSAKOI)
そして、高知の人気チーム ほにや のよさこい。
『ザ・よさこい』というと、こちらかもしれません。華やかですよねー!!
いやー楽しみすぎます。
よさこいに触れる機会がないと、こうやって改めて動画を観る機会すらもなかったので…
今年は、よさこいと出会う元年。長い付き合いになりそうです。
高知よさこい情報交流館 施設情報
所在地:〒780-0822 高知市はりまや町1-10-1
開設時間:10:00~18:30(鳴子作りの受付は18:00まで)
料金:無料
休日:水、12/29~1/1
交通アクセス: 高知ICより車で約10分 高知駅より徒歩約10分
お問い合わせ:高知よさこい情報交流館 電話:088-880-4351
TOMARIGI HOSTEL 宿情報
TOMARIGI HOSTELは、2018年2月15日、高知駅から徒歩15分の菜園場にオープンした新しいゲストハウスです。3つのSNS( Facebook、Instagram、Twitter )と、HPを通じて情報発信をしています。是非フォローよろしくお願いします。
とまり木ホステルでの日々に関しては、こちらのカテゴリーに蓄積させています。
こちらの記事も是非
ブログタイトルにある『微住』とは、「移住・定住」と「旅での滞在」の間にあるような、「旅するように暮らす」「暮らすように旅する」をバッグ一つで実現する、前向きな仮暮らし的生活スタイルであり、地域と繋がるソーシャルアクションのことです。
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