こんにちは。
微妙に住んでいると書いて『微住』。旅でも移住でもない、微住生活を過ごしている ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
おめでとうございます。
10月に新しいホステル(簡易宿泊型ホテル)が誕生しました。
僕らTOMARIGI HOSTELのある菜園場からも徒歩圏内。界隈がまた少し面白くなりそうです。
※2019年より、ホステルの仕様が変わりました。
1F奥のギャラリースペースはなくなり、手前のスペースはネオ大衆酒場として営業しています。
HOSTEL KOCHI TAO
10/5に開かれたレセプションに参加してきました。
場所はというと、南宝永町の川沿いにあります。
(詳しい地図、レセプションの様子は後ほど)
川沿いの町
TAO(タオ)のある南宝永町のエリアは、川沿いの気持ちのいい通りにあります。
2018年春、日本で最も早くソメイヨシノが開花した高知。
僕らが今年お花見をしたのも、この川沿いのエリアでした。
静かに流れる川沿いでチルアウト。
とてもいい雰囲気です。
高知遺産的 魅力
僕は、昔からある建築や廃墟、懐かしさを感じるフォントや古い日用品を見るのが好きです。
以前紹介した本『高知遺産』にあるような…南宝永町は趣のある建物が密集している、心ときめくエリアなのです。(翔平調べ)
宝永町の高知遺産事情がとてもツボだ。#高知遺産 pic.twitter.com/PUMWZyesPt
— 佐藤翔平 / 日本微住計画 in高知 (@temporubato_yh) 2018年10月8日
なんともいえない味のある景観が続くところも、僕は魅力を感じています。
オシャレなお店や人気店も
YAECA homspun Lin francais d’antan margaret howell MHL. EEL maillot ordinary fits RINEN TUKI などの通販・販売 「
暮らす」を楽しむ洋服と雑貨のお店。
また、セレクトショップの”rusk“をはじめ、隠れ家的 焼菓子工房 “yakko“、じゃん麺が大人気の”まんしゅう“、いちご大福が有名な “菓処 桜いろ” など、コアなお店が近隣にあるのも魅力です。
HOSTEL内覧
周辺について少し触れたので、次は、ホステル内部に迫っていきましょう。
1F手前の共有スペース、1F奥のギャラリースペース、2Fのホステルスペースと、幾つかのスペースが緩やかに繋がっているホステルとなっています。
1Fはドロップイン可能なコワーキングスペース
当日は飲食店のようなレセプション仕様になっていましたが、当面はコワーキングスペース、イベントスペースとして場所を開放していくようです。
3時間300yenという破格なドロップイン。
500yenを払うと、3時間以上の利用ができ、ドリンクまで付いてくるそうですよ。
女子会や合宿勉強会などにも…
また、ホステル貸切、ラウンジ貸切、飲み放題のプランなど、相談に応じて様々な利用が出来るそうです。
キッチンやWifiのほか、55インチのTVモニターやAppleTVなども設備に含まれているようで、色んな会が実現できそう!!!
20名前後はいけそうな、オシャレで落ち着きのある共有スペースでした。
1F奥はギャラリースペース
共有スペースを奥へと進むと、ホステルと併設するようにギャラリーが現れます。
レセプションに合わせて展示をしていたのは、TAOの管理人でもある ピンホールカメラフォトグラファー岡本明才 の作品。
カメラの構造 <暗い部屋と小さな穴> を活かした独自の撮影手法は、本当に興味深いものばかり…
ニューヨークやスウェーデンでの展示経験もあるそうで、撮影技法やカメラの構造についてのお話を聞く時間もとても楽しかったです。
ギャラリースペースは白を基調としたシンプルな作りですが、古民家の梁がむき出しで残っていたり、ロフトのような2Fに上がる階段も昔のままの木階段で、なんともいえない温かみを感じるギャラリーでした。
今後は『買えるアート作品』を軸に、企画展を展開されていくそうです。
2Fはドミトリースペース
階段を上がるとホステルスペースへと続きます。
入口はデジタルドアロック。
キーナンバーを入力してドミトリーへと入ります。
空気清浄機やエアコンの完備など、設備もなかなか良い感じに整っています。
部屋は男女混合ドミトリーで全16ベッド。
一ベッドごとにカーテンで区切られていて、プライベート空間もまずまずという感じです。
TOMARIGIオーナーのヨッシーは、高松のゲストハウスkinco.みたいだとしきりに言っていました。
洗面所は男女別に分かれていて、それぞれシャワールームが一つずつ設置されていました。女性の方はトイレがあり、男性の方は1Fのトイレを使う感じになるそうです。
洗面所に扉があること、それぞれ洗面スペースが広めにとられているところは羨ましいなーと思いました。
セキュリティBOXはベッド下についており、ベッド以外にも荷物を置けるスペースが用意されていました。
天井を見上げると古民家の名残を感じる梁。
天井を抜いているので開放感を感じ、圧迫感がなくていい感じでした。
アメニティ関係はこんな感じのようです。
WiFi(館内全域にて利用可能) スリッパ ボディソープ ドライヤー シャワーハンドソープ 自転車(¥500/1日) ボディタオル(¥100) フェイスタオル(¥100) 歯ブラシ(¥100) シャンプー(¥100) コンディショナー(¥100)- HOSTEL KOCHI TAO
最近のゲストハウスらしい、シンプルで最小限の寝室スペース。
今後は中庭にBBQスペースを拵えるのだとか…貸切で合宿とかしたら面白そう!!
おわりに
今回 HOSTEL KOCHI TAOを運営する会社は、とまり木から徒歩2分のところにあるcorens を運営するLIFECOLORS。
corensとは
役目を終えた学校をリノベーションした「corens」。誰もが自由に訪れ、くつろげる場所であるように。アートなどカルチャーに囲まれたクリエイティブな空間、今の時代に合った新しいワークスタイルの生まれる場所でありたいと思います。- corens
同じ菜園場エリアを盛り上げる活動体として、また高知市内を面白がる繋がりのある方々として、僕らの競合ではあるのかもしれませんが、応援している所存です。
高知の魅力を更に創造し、点ではなく面で、県外の皆さんを受け入れていきたいですし、県内の皆さんと協力体制をとっていきたいと考えています。
今後の展開が楽しみです。
先ずは、おめでとうございます!!
宿の情報
「TAO」は、ホステル・ギャラリー・コワーキングスペースの機能を持つ施設です。あらゆる人が集い、会話や交流を通し今まで知り得なかったこと、今まで知らなかった世界に触れる出会いがある、そんな場所です。ーHPより
〒780-0816高知県高知市南宝永町17-25
mailto:info@hostelkochi-tao.com
SNS:Instagram、Twitter、Facebook
基本料金:お一人 ¥3,000(税別)/泊
チェックイン:15:00〜22:00 / チェックアウト:〜11:00
Bookingはこちらから:Hostel kochi TAO
とさでん交通 後免線「宝永町駅」から徒歩5分
高知駅周辺MAP
高知 微住日記
日本微住計画BLOGをスタートして、初めての微住先となる高知市。ゲストハウス『TOMARIGI HOSTEL KOCHI』のお手伝いをしながら、高知の様々な方々と関わりをもてればと思っています。
▼高知滞在中の出来事は、このページに適宜まとめます。
https://satoshohei.com/kochi-bijyu/
こちらの記事も是非
ブログタイトルにある『微住』とは、「移住・定住」と「旅での滞在」の間にあるような、「旅するように暮らす」「暮らすように旅する」をバッグ一つで実現する、前向きな仮暮らし的生活スタイルであり、地域と繋がるソーシャルアクションのことです。
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