可能性というマジックワードに気をつけろ。

こんにちは。

好きな言葉は『可能性』。知見を拡げる旅を実践してきた カノウ・セイ @tempurubato_yh です。

(住所不定のヤバいヤツ 佐藤 翔平です)

▼こんな人間プロフィール

可能性について

『人生』には様々な可能性がついてまわる。

たまにこんなことを考える…

明日死ぬ可能性もあれば、今後あなたのいる町で暮らしている可能性もあるし、あの人と結婚し、子供を授かり、育てている可能性もある。

良い可能性もあれば、なるべくなら考えたくない可能性もある。ただ、考えても考えなくても、可能性というものはたいていは消えることがない。

変わるとすれば、

確率や実現可能性という数値くらいだ。

数値ということで考えると、可能性にも膨張や伸縮があって、可能性を広げたり狭めたり、近づけたり遠ざけたりすることも、日々の選択で出来るのだろう。

今日は、そんな可能性について考えてみたい。

『器用貧乏』という言葉があるけど、『可能性貧乏』になりたくないな。と、そんな観点で、自分に対しての戒めの気持ちも込めて記事を書いた。

行動範囲は自分の可能性と比例する

高城剛さんの言葉

先日、Twitter経由で高城剛さん(bot)のこんなツイートが流れてきた。

「移動距離はアイデアと比例する」と実感するし、「行動範囲は自分の可能性と比例する」とも思う。

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20代の頃に家を手放す住所不定生活をしていた高城剛さんが、経験を介して「実感」した言葉である。

移動する生活を3年以上取り入れている僕にとっても、とてもシンプルに共感できる「実感」が伴う言葉だった。

リンク先の昔の記事をみてみると、とてもシンプルな言葉と、体験を可視化させる写真が幾つか添付されていた。滞在先の移動ルートと共に、美しい写真が何枚か貼られている。

なぜ、移動を続けるのか。

よく聞かれるけど、その回答はまだないし、いつかあるのかもしれないし、ないのかもしれないし、そもそも回答なんてどうでもいいと思っている。

年々仕事は多岐に渡り、行動範囲も広がるばかりで、この100日間は南米で多くの時間を過ごし、それは移動も含めてとても楽しい時間だった。

「移動距離はアイデアと比例する」と実感するし、「行動範囲は自分の可能性と比例する」とも思う。

この100日は、どこに行こうか?

honeyee.com

旅と可能性

2016.04 三重県鈴鹿市

僕自身の話を、少ししてみようと思う。

冒頭にも触れたとおり、ここ数年は日本各地を移動しながら生活している。

旅を通じて各地の方々とわずかばかりの関係性を築かせて頂きながら、出逢いを繰り返す日々に現れる多くの可能性や選択肢を、自分の人生に記録していくことをしてきた。

人や場所に求めてもらえることは生きる上でとても励みになるし、自分自身に選択できる手段や選択肢が増えていくことは、精神安定上とても有効な構築でもあった。

2017.01 高知県中土佐町

様々な土地で様々な人と出逢う。

人と出逢うことは、考え方と出逢うことであり、生き方・働き方と出逢うことでもあり、そして、『自身の価値観』と出逢うことでもあった。

人と出逢うことは、自身の価値観や意思の再認識をする手段でもあるのだ。

ひとところに居続けず、様々な土地を巡ることで、より幅広い文化や歴史、環境の中で生まれ育った人と時間を共にすることができたし、『初めての経験』を毎日のように繰り返すことで、確実に可能性や選択肢、知見は広がっていった。

可能性を感じるものにワクワクする

2016.08 山梨県北杜市

2016年8月、ハウスキャラバンの活動で山梨県に滞在していた際に、大学生の学生団体を受け入れるお手伝いをさせて頂く機会があった。

メンバーは主に大学一二年生。まだ10代の若い子達が中心に18人ほどが集まる場に、サポートスタッフ兼、視野を広げる旅人として参加させて頂いた。

受け入れを終え、みんなを見送ったあとに、こんな投稿を残していた。

▼Facebook:2016.08.26 「可能性。」 

僕は、可能性を感じるものにワクワクする。

夢とか希望とか未来とか、キラキラした話をしたいわけではないけど、ヒトコトモノとの出逢いや、初体験のことには 特にワクワクする。

新しい扉を開くことは、
可能性 を始めることでもあるから。

そして、
若い人たちには 可能性を感じる。

それがどんな状況の誰であっても。
若い ということが 可能性

若さは可能性の塊であって、冒頭にした『可能性にも膨張や伸縮があって、可能性を広げたり狭めたり、近づけたり遠ざけたりすることも…』ということでいうと、年齢によるアドバンテージは最も大きな一つであると思っている。

またこんな言葉を付け加えた。

可能性 は、タネ のようなもので、育て方や環境やタネ本来の 強さ や、様々な要素によって 芽のでかた は変わってくる。

今回の出逢い、今回の体験 を通じて得たタネを、どのように扱うか。僕自身にもいえることだけど、ワクワクすることがまた一つ増えました。

当時の正直な心境をいうなら、今後数年かけて人生を模索し、社会に出るだろう彼らにエールを送りたかった。

自分が学生時代の時に多様な大人に出会っていたら…なんてエゴや後悔のようなものを勝手に投影させてしまっていたのだと思うが、「自分の好きな道を選んでほしい」「今ならまだ目指せることがたくさんある」のような想いで投稿したのを覚えている。

可能性という名のマジックワード

2016.08 岐阜県高山市

可能性を拡げることを意図的に取り入れる日々を過ごすなかで、同時に、可能性のその先』がとても重要だということを、強く感じてきた数年でもあった。

2016年12月の投稿には、

こんなことも書いてある。

 ▼Facebook:2016.12.21「可能性というマジックワード」

若い頃は、様々なことに【可能性】という 逃げ道や希望のようなものが 残されている。

若いってことが一つの【可能性】で、その中で様々な欲や夢や選択が膨らむ。

若い頃は、その【可能性】を拡げていくことが生きる活力になったりもするのだけど、【可能性】は 情報やチャンスのように、使ってはじめて 自身のために 昇華されていく。

【可能性】と向き合うことは また、
他の可能性を手放すこと でもあると思う。

結局 人生の様々なことが 有限 であり、一度に多くの可能性を追っ掛け続けていては、それを活かしきる エネルギーや時間は多く作れない。

可能性をものにするには、結局は他の可能性を手放すことをしなければならない。

『集中と選択』が必要になる。

仕事にしても、結婚にしても、他の可能性を手放す必要があって、他の可能性に目を向けエネルギーを散らし続けてしまうと、いつまでも その時は 訪れないだろう。

可能性というマジックワードも、そろそろ手放していきながら、

何処にエネルギーを注ぎ込むのか…という部分と、真正面から向き合う必要がある。

この感覚は2017年度の選択に大きな影響を与えていて、自分自身『納得感』をもち、『日々を過ごすことに真摯的でいたい』と思いものごとを選択してきたし、今後もこの感覚は大切にしていきたいと思っている。

流れてきた高城剛botのTweetにはこのように付け加えRTした。

おわりに

僕らの人生は有限だ。

『始めるのに遅すぎることなんかない』

その言葉の裏側には、

『早いに越したことはない』

こんな言葉も存在する。

『始めるのに遅すぎることなんかない』…ものごとによっては、平等にその機会が与えられるものもあるかもしれないが、たいていの場合、慰め程度にしかならない言葉だろう。

可能性は膨張伸縮するものだと肝に銘じ、瞬間瞬間の選択に集中しながら生きたほうがいい。

『失敗をしても後悔はするな』…そんな風に生きていきたいし、可能性や確率を伸ばしながら、自分の思い描く人生に近づいていきたい。

可能性コレクター

可能性貧乏の仲間たちよ。

多くの可能性を手放して、

本当に必要なものを手に入れよう。

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サトウ

可能性を手放せ!!

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名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。 【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしてきました。 令和元年より、横浜市のBtoB企業で広報を担当しています。 
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