こんにちは。
ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
2014年10月の滞在記より、今回は長野県松本市の古本喫茶の紹介です。(以前紹介した、昔の栞日さんへ伺った期間と同時期になりますね。)
2014年10月 松本にて
夏が終わり、暗くなるのが早くなってきました。
夜の松本は、平成の明るすぎる都市の風景、昭和レトロなネオンサイン、もっと前の時代の灯篭のような柔らかい灯り、通りによって様々な光りを放つ町並みが面白い。
(実際は色々と賛否を抱えているようですが、)他の町にはあまりない風景として、蔵の町並みが美しいエリアでもあるので、夜に散歩をするのも気持ちのいい町です。
古本喫茶 想雲堂
松本城から程近い細い通りに、夜22時まで営業している喫茶店があるという情報をフォロワーさんから頂き、迷子になりながら辿りついた想雲堂。
一枚板の看板に、可愛らしい味のあるドア。
入り口の立て看板が、一瞬躊躇した僕を後押ししてくれました。(初めての町の初めてのお店は、どうしても一瞬躊躇してしまうものです。。)
カウンターのある喫茶店。
カウンター席とテーブル席、合わせて15席ないくらいのこじんまりとした空間には、びっしりと本が並んでいる。
文字を読める程度に、でも明るすぎない店内が心地いい。古いスピーカーからは、JAZZが控えめに流れていました。
夜のJAZZは、心を穏やかに、そして大胆にする。
普段なら迷わずテーブル席の一番隅っこに行く僕も、この日は何故だかカウンター席に腰を下ろしてしまいました。
6000冊はあるという様々なジャンルの本
カウンター席に着席し水を含み、しばらくメニューとにらめっこしてから珈琲を注文。
それから、店主さんに許可を頂き、写真を撮りながら店内を散策。
様々なジャンルの本のほかに、レコードや昔の映画のパンフレットなども置いてあり、店の雰囲気を一層魅力的なものにしていました。
本格的なスペシャリティコーヒーが飲める
喫茶店といえば、深いコクと苦みが特徴的な深煎り珈琲の印象ですが、ここでは中煎りの珈琲も提供されています。
ピーチ系の香りと程よい酸味、スペシャリティコーヒーのイルガチェフェというエチオピアの珈琲を頂きました。
本格的な珈琲とJAZZと様々な本。
時間を忘れてしまうような、贅沢なひと時が過ごせました。
(最近ではカレーにもチカラを入れているそうで、カレー好きの僕は、記事を書きながら、ますます再訪したい想いが高まりました。)
関連情報
・想雲堂
営業時間 12:00~22:00
定休日 月曜日
ブレンドコーヒー450円~
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旅とコーヒー。とは
旅とコーヒーでは、旅の途中で出逢った日本各地のカフェやコーヒースタンドを、現地で撮影した写真やエピソードと共に紹介しています。
もともとは、ZINE制作企画やイベント企画などと合わせて、Facebook上に作ったページなのですが、現在はインスタグラムでの写真投稿と、ブログによる記事投稿による情報発信が中心になっています。
▼珈琲好きな人は是非お立ち寄り下さい
https://satoshohei.com/local-coffee-trip/
シブさとユルさがちょうど良かったなぁ。
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