【長野】松本 2014年時のブックカフェ栞日 を紹介します。

サトウ

こんにちは。

ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。

今回は、長野県松本市のブックカフェ栞日へ行った過去の投稿を、リライトして記事にしました。

2014年、自転車旅をしていた際に訪れた時のものなので、今ある店舗とはまた別の、昔の栞日です。(現在 栞日INNがある場所)

僕の周りでも、リニューアル後の栞日へ行った話を耳にすることは増えましたが、昔の栞日を知らない人が案外多いようだったので、写真を共有しがてら、タイムスリップ記事を通じて紹介したいと思います。

2014年10月松本にて

2014年10月。

ここは、松本城のある長野県松本市。

城へと続く、城下町風な蔵の通りがあると思えば、昭和レトロな、少し前の日本をイメージする通りが突如現れる。

そうかと思えば、今の若者カルチャーが根付く、新しい松本もそこにはある…少し変わった面白い町。それが松本の印象だった。

4階建ての雑居ビル

そんな松本市内にある、

とある細長い4階建ての雑居ビル。

1Fのブックカフェの入り口に置いてあったフライヤーを眺めていると、「今ちょうど3Fと4Fで企画展をやっているので良ければ」…と声をかけてもらい、気になる1Fをあと回しに、早速細い階段を一番上まで駆け上がった。

4Fまで上がると『nach Berlin』の文字。

説明書きをみてみると、どうやら作家活動をしている人の展示ではないようだ。

ワーキングホリデーでベルリンへ行き、建築の勉強をしていた方が、現地でインスピレーションを受けたものを一部持ち帰り、展示をしている…というものだった。

写真や雑貨が不規則にちりばめられた空間…

日常的なものの配列で、こんなにも魅力的な空間になるんだ。そんな印象をもった素敵な展示でした。

Wwmh.Wwme.

◉ Wwmh.Wwme. 【会期】2014.10.6 - 10.26 【会場】栞日4階 ▼ Talk Event 【日時】2014.10.11 18:00 - 【会場】栞日4階 【入場】1 drink order 【定員】20名 【予約】0263-87-5377 1年間のベルリン滞在を経て先日帰国した、...

1年間のベルリン滞在を経て先日帰国した、高島浩さんの企画展を開催します。

現地から発信していたブログ「Wwmh.Wwme.」をベースに、世界で最もクリエイティブな街のひとつといわれるベルリンのいま、そこで目にした人々の生活、リノベーションによる街づくりなどについて、展示すると共に、現地の蚤の市で買付けたアンティークの品々を、展示販売します。

企画展タイトルにもなっているブログ「Wwmh.Wwme.」は、次のフレーズに由来。

Was wird man hinterlassen.Was wird man erneuern.
ー 何を残すか。何を新しくするか。

一つ階を降りると、3Fでは北欧の食器や写真が並んでいた。

4Fとはまた少し雰囲気は違うが、ここもコンクリート打ちっぱなしの、何もないシンプルな空間に、販売している北欧の器や本。

日本では見憶えのない、海外の日用品が並んでいるからなのか、とても新鮮さを感じ、同時にまた、新鮮だけど日常的な暮らしも感じてしまうような…面白い空間だった。

BOOK NiCK

実は、ここ松本へ入る少し前に、僕が一週間ほど滞在をさせて頂いていた “山麓貸本店 /36” というコミュニティの方々のお手伝いで、北軽井沢のイベントへ参加することがあった。

「自然のなか、ピクニック気分で本を愉しもう!」をコンセプトにした BOOK NiCKというイベントだったのだが、そこに出展されていた店舗の一つが、この Sioribi さんだった。

長野のブックカフェカルチャー

僕がみた2014年の長野は、Book&Cafeのカルチャーが他県より進んでいる印象だった。

多くのカフェで本のある空間を取り入れていて、そのセレクトがまた、カフェの世界観や魅力へと反映されるような…そんなお店が多かった。

ラインナップの大半が新しい本

僕が観てきた多くが、古本を扱うカフェ、または販売をしていないカフェだったが、ここSioribiは、ラインナップの大半が新しい本をベースにしていた。

少数部発行のリトルプレスマガジンや各地のカルチャーマガジン、ZINEのようなものまで、珍しくもオシャレで先鋭的なそのラインナップに、本屋の概念が変わったきっかけの一つのお店でもあった。

ソトコト2018年1月号『全日本リトルプレス図鑑』の特集にあわせて、自身の旅で出逢ってきたローカルリトルプレスの話をするよ。

今まで知らなかった、今の日本のカルチャーに触れたようで、心からワクワクした。

アラビア ルスカの器

そして、ささやかながら一番嬉しかったのが、北欧食器 アラビア社のルスカというシリーズのカップでコーヒーが出てきたこと。

当時僕は北欧食器に興味があり、僕自身好きで集めていたルスカシリーズのカップが、まさかお店で出てくるとは思ってもみなかったので、本当に驚いたと同時に嬉しかった。

今では随分とポピュラーな器になっているが、お店で使われているのを観たのは、このときが初めてだった。

家を出て随分たった後だったので、家でコーヒーを飲む時に使っていた食器がふいに現れ…とても温かい気持ちになった。

また、ここではドーナッツの提供もしていて、コーヒーとの相性が抜群でした。この時小さな赤ちゃんを抱っこひもで抱えながら店頭に立っていたお母さん店員(奥さん)にもまた、とても温かい気持ちにさせてもらいました。

※こちら今現在は、中長期滞在者向けのアパルトメント型ホテル【栞日INN】として、リノベーションを終え利用されている空間です。ブックカフェ栞日は近くの別の場所にリニューアルオープンされました。

以下、関連情報をご確認下さい。

関連情報

・Sioribi

長野県松本市。栞の日と書いて、sioribiと読みます。心地よい暮らしのヒントを集めた本屋です。

営業時間 | 7:00-18:00
定休日 | 水曜日+不定休
駐車場 | 5台(→詳細)

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サトウ

新しい栞日はとても洗練されていて素敵だけど、昔の栞日も面白かったなぁ。

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名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。 【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしてきました。 令和元年より、横浜市のBtoB企業で広報を担当しています。 
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