リビングは住み開き、移住者向けシェアハウス が関係人口の受け皿に。

サトウ

こんにちは。

ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。

今回はこのツイートについて。

移住者向けシェアハウス

地方におけるシェアハウス需要って、(町の規模感や属性にもよるけれど)基本的に『移住者向け』だよなぁーというツッコミは一旦置いといて、『移住者向けシェアハウス』と銘打つことによって、移住に興味を示す人も近づき易くなるのかなぁと、改めて感じました。

「とりあえず住んで、とりあえず働いてみてから」…というような話がインタビューでもありましたが、最短1ヶ月から、そういったお試しが可能な場所が日本各地に増えていくと、いくつかの町を様々な角度で比較出来るし、結果的に地方に暮らす人の数や、地域への定着率も高まるのかなぁーと思います。(お互いに、『試す』ことを恐れないで、悪く思わないで、いいと思う。)

言葉を概念に変える。

1.リビングはコミュニティスペースとして住み開きにする

2.住人のうち一人は一年以上の先輩移住者の世話人をつける

3.月に一度は町の人とご飯会をする

4.1ヶ月からのお試し移住も可能

5.仕事や町のキーマンの紹介など関係案内所になる

6.ブログを書いて情報を公開・蓄積する

例えば、上であげたような(完全な思いつきですが)『移住者向けシェアハウス』を名乗るための定義や、入居希望者の入居条件のようなものをいくつかユルく設定して、全国で同じ概念の場所を増やせることが出来れば、

そこを目指す人は分かりやすいと思うし、受け皿を担う側もオープンソースのものをシェアしながら拠点作りが出来れば、視察をしあったりプラットフォームをつくって共有できたり、横のつながりも可視化されてくる。

…なんてことを思いました。

おわりに

さいきん、移住という言葉について、改めて向き合うような場面があった。

「移住」ってそれ「引越し」だから。ー藤本智士(Re:S)

新年一発目のエントリーらしく、今年の誓いを一つ。 もう、「引越し」を「移住」って言わない。 マンモスじゃあるまいし。 昨年、半年で62箇所も地方をまわった僕は、移住定住って言葉に対する違和感がハンパない。地方の暮らしはそんな役所的な言葉のもとにはない。移住のリアルは「どこに誰が引っ越して来た」っていうシンプルな話...

ケケケのラジオ #18「移住と引越しの違いとは」ー大見謝将五 / ケケケ

「移住」と「引越し」の違いは、なんなんでしょ。ついでに、「移動」についても。 じぶんの日常をたのしめる(あるいは、無駄なストレスを減らせる)場所であれば、どこでも、どんな言葉であっても、究極的にはいいとは思っていますが。笑 cf.【「移住」の意味は変化しつづけている。ーー「移住」と「引越し」の違いとはなにか。】

お二人とも、とても共感できる概念でしたが、僕は後者の大見謝さんの考えかたの方が近くて、ただの引越しだけど、ただの引越しじゃないものが移住な気がしています。(二記事とも面白いので是非。)

この二つの記事でも感じたことですが、『たかが言葉、されど言葉』なんじゃないかなーと思っていて。微妙なニュアンス、分かりづらいけど共有している何かを、どれだけ言語化できるのか…って、実はとても重要だと思う。

『関係人口』という言葉も、この言葉があったから微妙なニュアンスが埋まり始めていると感じるし、『移住者向けシェアハウス』も、何かを補う言葉になったら面白いなー。

▼総務省『関係人口』創出事業に 2.5 億円 ー平成30年度予算

総務省の平成30年度予算が先日新たにHPで発表され、「関係人口」創出事業に対し、2.5億円の予算が正式に充てられることになったようだ。

総務省の平成30年度予算が先日新たにHPで発表され、「関係人口」創出事業に対し、2.5億円の予算が正式に充てられることになったようだ。

関係人口とは

関係人口とは、言葉のとおり「地域に関わってくれる人口」のこと。自分でお気に入りの地域に週末ごとに通ってくれたり、頻繁に通わなくても何らかの形でその地域を応援してくれるような人たち。

『関係人口』に関する記事を、専用ページにて蓄積することを始めました。

平成30年度、総務省では「関係人口創出事業」に対し2.5億円の予算を既に計上しており、今後一層注目される言葉になっていくと予想しています。

▼ブログ内の『関係人口』記事はこちらに

https://satoshohei.com/kankeijinkou-matome/

サトウ

移住者向けシェアハウスの定義を作って、みんなで名乗るようなアクション面白そう。

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人生のひと期間、旅をするように様々な町に仮暮らしをしながら、多様な暮らしを実体験しよう。『微住』という概念を通じて、これからの自分らしい生きかたと向き合い、これからの日本の楽しみ方と向き合い、人生の糧になる体験をあと押しできれば嬉しいです。

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名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。 【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしてきました。 令和元年より、横浜市のBtoB企業で広報を担当しています。 
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