こんにちは。
ヨソモノ目線で高知を面白がる佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
全国一の生産量を誇る生姜県『高知』。
各都道府県でどれだけ生姜が生産されているか、都道府県の生姜の生産量(収穫量)ランキング(2016年)を掲載しています。 … 高知産黄金生姜. 全国計は50,800tですが、トップは高知県の22,200tで、シェアでは43.7%となっています。 – 地域の入れ物
そんな高知県で、2015年から『いの生姜焼き街道』と名付け、町産の生姜をPRしている『いの町』。
今回は、その生姜焼き街道にも加盟している『食堂フライパン』へ行ってきました。
食堂フライパン
古民家が多く残る町『いの町』。
今回訪れた『食堂フライパン』も、明治期に建てられた趣のある古い建物でした。
漢字で『富来繁』‥とても縁起のいい店名!!
由緒ある古い建物には、このように案内板が掲げられています。
軒先にある可愛らしい看板がお店の目印。
また営業中は『今日はやりゆうよ』と、手書きの黒板が出ています。
入り口付近では、古道具や野菜が売られており、伺った3月には『ひな飾り』も出ていました。
どこか懐かしさと温かみのある雰囲気にホッコリ。
店内へお邪魔します。
おばあちゃんちへ来たような温かみある店内
入り口にある可愛いガラス戸を開けると、『田舎の家』に来たかのような、生活感を感じる落ち着く雰囲気の店内が現れました。
きっとお店にも関わらず生活感を感じるのは、家で使われていたものがそのままお店づくりに活かされているからなのでしょう。
BGMは、ふつふつと沸くやかんに、キッチンから聞こえてくるザクザクと野菜を切る音、そしてテレビ。(あぁ最高!)
座布団やちゃぶ台、壁掛け時計や灯油ストーブ、漫画や電気ポット‥空間全体に懐かしさを感じます。
目にとまるもの、目にとまるもの、絶妙な肌なじみの良さを感じて、しばらく店内を見渡しカメラを向けてしまいました。
メニューはこんな感じ
(写真見づらくてすみません‥)
定食は税込み650円~、ラーメンは550円~。
1,000円でお釣りが返ってくる価格帯で、まちなかのカフェやレストランと比べるとお手頃な印象。のちのち紹介しますが、定食は付け合せも充実していてコスパ良いです。
そして、高知伝統の皿鉢料理(さわち)もありました。
有田、もしくは九谷等の大皿に 刺身、カツオのタタキ、すし、そして海と山の季節の旬を盛り込めば、 皿鉢料理の完成となる。 つまり「皿鉢料理」とは、料理方法を指した名称ではない。 いわば盛りつけの奔放さの名称であり、 またその食べ方のスタイルを表している。 – 高知市観光協会
フライパンでは中華風で提供があるそうですよ。
大人数が集まった際に出される皿鉢料理ですが、こういった変化球も地味に嬉しいですよね。
ポークジンジャーステーキ定食
ポークジンジャーステーキ定食 800yen
やってまいりました、いの町の生姜焼き!!
肉ランチなのに、野菜もたっぷり食べれるのがとっても嬉しかったです。
先ずは野菜から。
高知の野菜をふんだんに使用したサラダに酢の物、煮物まで。
生姜焼きにもたっぷりとキャベツが添えられていました。
そして‥
ドーーン!!
最高に食欲をそそる照りと香り‥ポークジンジャーステーキを頂きます!
豚肩ロースを使った分厚いステーキ。
柔らかくて肉の脂もさっぱりとしています。
生姜たっぷりのオリジナルソースは果物を使用しているようで、爽やかな酸味が香ばしい豚肉とよく合います。
本当に美味しかった!!
御飯の量は、小中大と選べます。(大はプラス50円)
中サイズでも結構モリモリでやってきました。
高知は食材の宝庫ですね。
肉も野菜も米も本当に美味しい。とっても満足できる定食でした。
食後はポットでお茶を持ってきてくれたので、しばらくTVを眺めて過ごしましたよ。笑
おわりに
入店した11時半過ぎ。
カウンターでご飯を食べていた常連さんが、気さくに声をかけてくれました。
高知に一年間住んでいましたが高知の人間ではないので、地元の方との交流がやはりとても嬉しくて。
お店を行き来する皆さんとても感じがよく、空間のみならず人の温かさも感じられる場所でした。
(店員さんもとても素敵!!)
いの町方面に来た際は是非に~。
ごちそうさまでした。
お店の情報など
フライパン
住所:〒781-2110 高知県吾川郡いの町3175
電話:088-893-0502
営業:11:00~19:00 、(ランチタイム 11:30~14:00)
定休:土日
駐車場:少し離れたところに数台分あり
※数軒先に専用駐車場があります。
高知 微住日記
日本微住計画BLOGをスタートして、初めての微住先となる高知市。ゲストハウス『TOMARIGI HOSTEL KOCHI』のお手伝いをしながら、高知の様々な方々と関わりをもてればと思っています。
▼高知滞在中の出来事は、このページに適宜まとめます。
https://satoshohei.com/kochi-bijyu/
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ブログタイトルにある『微住』とは、「移住・定住」と「旅での滞在」の間にあるような、「旅するように暮らす」「暮らすように旅する」をバッグ一つで実現する、前向きな仮暮らし的生活スタイルであり、地域と繋がるソーシャルアクションのことです。
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