こんにちは。
ヨソモノ目線で高知を面白がる佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
高知を代表する絶景スポットの一つ『にこ淵』。
かつては、待避所やガードレール脇に路肩駐車をし、はしごを使って険しい急斜面を降りていく、知る人ぞ知るローカルスポットでした。
近年、仁淀ブルーの絶景スポットとして注目が集まり、国内外からの観光客が増えた一方で、豪雨の影響で崩落と落石の危険が高まったため、2017~2018年は立ち入り禁止状態になっていました。
そんな『にこ淵』ですが、階段や駐車場が新設され訪れやすくなりました。
今回2019年3月に初訪問できたので、(有名すぎる場所ですが)改めてご紹介できればと思います。
にこ淵
にこ淵へは車で行くのが最適。
国道194号線を走っていると現れる看板『グリーンパークほどの』を目印に脇道へ入り、そのまま道なりに進んでいきます。
場所はココらへん
(公式サイトを確認すると、公共交通機関を使って行けないこともないようなので、バスを利用したアクセス方法も最後に掲載してあります。)
にこ淵 専用駐車場
グリーンパークほどのへ行く道をひた走ると、専用駐車場が現れます。(駐車料金は無料)
車をここに駐車し、徒歩で3分くらい道なりに進んだところに降り口があります。
鳥のさえずりと川の流れる音、木々を揺らす風の音が心地よい。
しばらく歩くと、左手に『にこ淵』の看板が出てきます。
ここから斜面を降りていきます。
滝壺までの道
1,石の道
ハイキングコースのような石の下り道を1分弱歩きます。
自然の道を歩くので、動きやすい服装&スニーカーがおすすめですよー。
(毒虫やマムシなどがいる恐れもあるって)
2,鎖の道
少しだけ急な下り坂を、鎖を使って1分ちょっと降りていきます。
足元が滑りやすいので、手すりのような感じで鎖(ロープ)を使います。
(安全のため両手を開けておいたほうがいいですよー)
一応丸太を使って階段のように整備されているので、斜面ですが比較的歩きやすい方だと思います。
降りる人と登る人が重なる場所なので、譲り合って進んで下さい。
3,ちらりとにこ淵
ちらっとにこ淵がみえる高台。
立入禁止のテープが貼られている場所を、そろりそろりと進んでいきます。
4,新設の階段
手すり付きの階段を1分ほど降りていきます。この下がもう滝壺。
混雑具合にもよりますが、にこ淵の看板から滝壺までは5分もかかりません。
ただ、道が細く滑りやすいので、くれぐれも気をつけて進んで下さいねー。
これが にこ淵!!
今回訪れたのは3月初旬のお昼ごろ。
見ごろの時期を外していたので、ややグリーンがかって映りましたが、人の混雑もなく本当に透き通っていて美しいかったですよ。
水面がエメラルドグリーンにみえるのは、藻が川底に発生するため。
また、そもそも『仁淀ブルー』と呼ばれる色になるのは、石灰石をはじめとした鉱物の影響なのだそうです。
最も美しい時間帯
11:00~15:00頃が最も美しいとされているのは、日光が直接差し込む時間帯であることが理由のようです。
日光の光が直接差し込むことで、波長の短い光だけが反射され、故に青く見えるのだそうです。
写真提供:ごま塩(@g0mas1o)さん
他の観光客の方々同様に、存分に自分の目で味わったあとは写真撮影。
脚立や長いレンズを持ってきて撮影していた人もいましたね。
にこ淵スゴい…
下に降りる道がキレイになったらしい😌✨
素晴らしい日だー!!#ごま塩旅 pic.twitter.com/7YsW8OyU8T
— 佐藤翔平 / 横浜暮らし (@temporubato_yh) 2019年3月5日
見頃は混雑時期‥??
画像引用元:NIYODO BLUE!
見ごろの時期はこんなにも青く見えるんですねー。
神秘的な『仁淀ブルー』。この景色も観てみたい。
美しい娘と大蛇伝説の舞台となった神秘的な青い滝壺。
「仁淀ブルー」の名付け親であるネイチャーカメラマンの高橋宣之氏が、この青こそ仁淀ブルーと言わしめた場所でもある。木々の間から光が差す僅かなひととき、水面は宝石の輝きのごとく美しい。- NIYODO BLUE!
見ごろの時期
8月中旬頃~1月中旬頃
11:00~15:00頃
※見ごろの時期であっても、天候や水量、気象条件によって水の見え方が変わるのだそうです。
30分経過してもこの状態。まだまだ先は長く、列は全然進みません。
前はどうなっているのやら…?どうやらTDR並みの待ち時間になりそうです。しかも後何分とかいう表示も出ないので…。 ← アタリマエ(^▽^;) - 四国トコトコ
これはシーズン真っ只中の写真。
美しい時期が故に、人混みもスゴそうです‥。
おわりに
写真提供:ごま塩(@g0mas1o)さん
画像として画面越しにみるのとは、やっぱり違う生のにこ淵。
年々認知度と共に観光客が増えている場所のようなので、時期によっては大変な混雑が予想されますが、高知に来た際は、是非この絶景を体感してほしいですね!!
※ にこ淵は神聖な場所とされているので、水を汲んだり入水することは出来ません。こんなにも美しい場所なので、くれぐれもルールやマナーを守って観光して下さいねー。
たしかにQ2解像度高い. pic.twitter.com/lw3Sa7OUf7
— 落合陽一 (@ochyai) 2019年3月23日
また、安居渓谷の水晶淵なども同様におススメの絶景スポット。
お時間ある方は合わせて是非!!
スポット情報など
にこ淵
住所:高知県吾川郡いの町清水上分1278
電話:088-893-1211(いの町観光協会)
mail:to kanko@inofan.jp
アクセス車で行く場合
伊野ICから約60分
伊野IC~国道33号~国道194号~45分~グリーパークほどの入り口
~町道~にこ淵公共交通で行く場合
JR伊野駅から
→とさでん交通バス「長沢行き」乗車
→乗車約50分『程野入口』下車
→グリーンパーク方向へ徒歩約20分※とさんでん交通バス「土居行き」で、
終点の『土居』で下車すれば、
『程野入口』まで徒歩10分で行くことも可能です。 – いの町観光協会
JRの時刻表はこちらから。
http://www.tosaden.co.jp/train/rosenzu.php
バスの時刻表はこちらから。
http://www.tosaden.co.jp/bus/rosen/busstop/#jikokuhyou
《注意》
にこ淵は水神の化身とされる大蛇が棲む所といわれ、神聖な場所とされています。
従ってはマナーを守り、静かに景観をお楽しみください。
また、入水、飲食、トイレなどの迷惑行為は絶対にお止めください。《準備》
滝壺には崖下へ、階段ではありますが急勾配を降りることになりますので、相応の準備をお願いします。 – NIYODOBLUE!
高知 微住日記
日本微住計画BLOGをスタートして、初めての微住先となる高知市。ゲストハウス『TOMARIGI HOSTEL KOCHI』のお手伝いをしながら、高知の様々な方々と関わりをもてればと思っています。
▼高知滞在中の出来事は、このページに適宜まとめます。
https://satoshohei.com/kochi-bijyu/
こちらの記事も是非
新品価格 |
ブログタイトルにある『微住』とは、「移住・定住」と「旅での滞在」の間にあるような、「旅するように暮らす」「暮らすように旅する」をバッグ一つで実現する、前向きな仮暮らし的生活スタイルであり、地域と繋がるソーシャルアクションのことです。
最新記事 by satoshohei (全て見る)
- 【カレーエコノミー】宮城県岩沼市のふるさと納税『にしきやのレトルトカレー』 - 2020-11-03
- 7/22 高崎経済大学で講演します。 - 2019-07-15
- 【熱海】創業70年以上! 老舗レストラン『宝亭』のカツカレー - 2019-06-29