【高知】木造校舎を移築してレストランに…現代企業社『穀物学校』

サトウ

こんにちは。

微妙に住んでいると書いて『微住』。旅でも移住でもない、微住生活を過ごしている ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。

飲食店系の記事の中でもよく読まれている『Real食堂 西山珈琲館』の近く、1999年創業の現代企業社のレストラン『穀物学校』へ行ってきました。

Wifi・電源完備、キッズルームあり、駐車場あり、マンガ多数、サイフォンで淹れた自家焙煎珈琲、オシャレで面白い広々空間…11/12オープンの新店がモンスター級に充実していました。

穀物学校

国道32号線、南国バイパス沿いに現れる木造の大きな建物。

場所はココらへん

営業時は授業中の看板

学校をテーマにした現代企業社のレストラン。席数が多く駐車場も広いため、夜は多くの地元客で賑わっていました。

この印象的な建物は、戦前に建てられた軍関係の施設として使われていたようです。

その後、高知工業高校の校舎として昭和42年まで使われ、農家さんが乳牛用の牧舎として再利用したのち、平成11年に現代企業社がこの場所へ移築。レストランとして創業したのだそうです。

軍施設→校舎→牧舎→レストラン

様々な空間づくりに利用され続けたこの歴史、めちゃくちゃ興味深かったです。

近年リノベーションブームで『再利用』『アップサイクル』が注目されていますが、こういう事例って昔からあるものなのかもしれません。

エピソードを知ること、そこから学びやインスピレーションを受けることって、日常を豊かにすることなんじゃないかなーと思います。…脱線しました。

階段を上ると二宮金次郎がお出迎え。

レトロなガラスや格子…ときめきを感じる素材感『ときめきマテリアル』(何言ってるんだ)を嗜みながら、いざ店内へ。

店内の様子

ドアを開けた先には、天高で開放的な空間。

外観の印象とは裏腹に、美術品やレトロ雑貨の並ぶ『現代企業社らしい』キレイでオシャレな店内でした。

玄関正面に現れた『かまど』の上には、雑誌や絵本、新聞などが置いてありました。

テーブル席、ソファー席が中心の手前の空間を抜けると、座敷とBOX席のある小さな別空間が現れました。

手前にある天高の空間に比べると、奥は和のテイストが盛り込まれていて、また少し違った雰囲気。今回は奥の席をチョイスすることに。

「オシャレだけど、学校っぽさはないなぁ…」なんて思って席に着くと、『給食献立表』を発見しました。

(おっ、来たな。笑)

給食献立表

メニューはファミレスのように豊富。

刺身や天ぷら、ラーメンやカレー、ステーキやお弁当まで…たくさんの種類が並んでいます。

メニューの名前や説明、間にあるイラストがチョイチョイ面白くて、注文をしてからじっくりと読み返してしまいました。

現代企業社定番の、ケーキメニュー(別紙)もありました。

ミックスジュース

ミックスジュース 550円

長らく自転車をこいで、中途半端な時間にカフェ利用してしまったので、この日は『ミックスジュース』を注文。

酸味があり甘みもあり、フローズンなシャリシャリ感もあり。

関東圏にいるとあまり馴染みのない飲み物ですが、こんな感じだったんですねミックスジュースは。美味しかったですよ。

居心地がとてもよく、店内にあった『monkey』や『とさぶんたん』を読みこんでしまいました。

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『とさぶんたん』面白かった、感動した。


気が付いたら辺りが暗くなってきて、お客さんの数もどんどん増え始めて…空間を満喫できたのでお店を後にしたのでした。

今度は食事に来たいですね。

『牛肉と野菜の鋤焼き』が食べられる『百姓一揆』…一度お目にかかりたい。笑

お?見た目は割と普通かなと思ったら、メニューにあったように牛肉と野菜の鋤焼きがきました。
タイプミスかと思ったらタイプミスではなかったようです。- ありんど高知

お店の情報

穀物レストラン 穀物学校

住所:高知県高知市高須新町2丁目1−47
電話:088-861-3215

営業時間:9:00~21:30 (L.O)
定休日:なし(不定休)

喫煙:全面禁煙(但し、喫煙スペースあり)
駐車場:多数あり

<現代企業社の特集記事>

僕が今までに実際に利用した現代企業社のお店をまとめて紹介しています。全て同じ会社が運営していますが、それぞれ雰囲気や内装が異なるので、是非その違いを楽しんで頂ければと思います。

高知 微住日記

日本微住計画BLOGをスタートして、初めての微住先となる高知市。ゲストハウス『TOMARIGI HOSTEL KOCHI』のお手伝いをしながら、高知の様々な方々と関わりをもてればと思っています。

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名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。 【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしてきました。 令和元年より、横浜市のBtoB企業で広報を担当しています。 
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