【高知】高須新町にオープンした『Real食堂 西山珈琲館』

サトウ

こんにちは。

微妙に住んでいると書いて『微住』。旅でも移住でもない、微住生活を過ごしている ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。

今回は、高知市高須の『西山珈琲館』の紹介です。

11/12オープンの新店のようですが、最近『高知 西山珈琲館』で検索して僕のブログへ辿り着いてくれる方が続出していて(全く記事を書いていないはずなんだけど)、これは御縁だろうとモーニングを食べに行ってきました。

西山珈琲館

西山珈琲館は、ロードサイドにあるファミレスのような大きさを誇る飲食店。

喫茶店?カフェ?ファミレス?…なんともジャンル分けの難しい新店舗。

画像元:ネットカフェ広場

高知へきてまだ一年足らずなので、あまり高須の土地勘がないのですが、地元の方の話では元々ネットカフェだったとか。

関東圏にも、この三角形のカタチをした店舗が幾つかあったのをを覚えています。スキー用品などの品揃えが豊富だった『アルペン』。ネットカフェの更に前はアルペンだったそうですね。

看板からも伝わりますが、ここの一番のウリは『サイフォンで淹れた自家焙煎珈琲』のようです。

『OPEN』ののぼりを横目に、駐車場側から続く階段を上り、2階にある店内へ。

(駐車・駐輪のスペースは、まずまず広かったです)

店の玄関口のに焙煎機が

いざ店内へ入ろうかとエントランスへ向かうと、巨大な焙煎機がガラス越しに現れました。

実際にお店で焙煎しているようで、ローストされた豆が机の上に並んでいました。

ガラス戸で間仕切りされているからか、焙煎所から珈琲の香りが漂ってくるような感じはありません。

(なるほど、だから香りがほとんどなかったのか)

ふと外をみると、焙煎所から繋がる煙突が。

ファクトリー感があって、店内に入る前からワクワクしました。

広いワンフロアの店内

入り口のドアを開けた直後に飛び込んでくる光景

広いワンフロアの店内に、エリアごとに間仕切りされた空間。

それぞれコンセプトがあるかのように雰囲気が異なり、ハコの中にハコがあるような…面白い店内が広がっていました。

広い、そして面白い。

席数は約100席程度あり、全席禁煙。

この日は一人でモーニング利用だったのですが、どの席にしようかウロウロ。。

移動しやすそうな場所で腰をおろし、メニューを確認。

モーニングメニュー(~11:00)

ドリンク付きのモーニングは、朝8:30~11:00まで。

460yen~780yenという価格帯で5つから選べます。

今回はBセットを注文。

個人的に嬉しいのが、マーガリンではなくバターを使っているところ。小さなこだわりも共感ポイントです。

モーニングメニューの他にも、ドリンクメニューやケーキメニューもありましたよ。

通常メニュー(11:00~14:00、17:00~)

店員さんのご厚意で、ランチタイム、ディナータイムのメニューも見せて頂きました。

牛肉100%のハンバーグ(1280yen~)やスープカレー(980yen~)など、ボリュームのあるフードメニューが並び、スープカレーに関しては食べかたの解説もありました。

山の頂上で御飯を食べよう。高知市街を一望できる五台山の展望台で、スープカレーを食べてきました。 四国遍路の礼所でもある竹林寺もすぐ近くに。

高知で以前スープカレーを食べたことがありますが、北海道で提供されているそれとは異なる『カレースープ』のような感じだったので、このお店は期待できそうな感じでしたね。

(高知のカレーコミュニティ『カレーエコノミー』隊員的にも気になりました。)

また、ティータイムメニュー(14:00~) なるものもあり、軽食メニューも充実していましたよ。

モーニング到着

モーニングセットB 580yen

トースト、味噌汁、サラダ、ヨーグルト、卵、珈琲…

テーブルが一瞬で埋め尽くされました。やはりサイフォン珈琲は映えますね。

高知でもサイフォン抽出のお店が幾つかありますが、こうやって器具ごと提供されるお店はあまり多くないような印象です。

理科っぽい感じいいですよね。笑

自家製ドレッシングで

サラダについてくるドレッシングも、手作りのオリジナル商品。

パンはマーガリンではなくバター、サラダも自家製ドレッシング。素敵です!!

珈琲館スペシャルブレンド

サイフォンで提供されるセットコーヒーは、『珈琲館スペシャルブレンド』。

食事と共に頂く珈琲って、料理に合う合わないというジャッジになりがちで、あまり味覚をとがらせて楽しむ対象にはなりづらい…。

すっきりとしながらコクもあって美味しかったですが、豆の個性を語るような飲み方はできませんでした。

魅力いっぱい

キッズスペース完備

親子連れで楽しめそうな、低い机のお座敷席もあります。

マンガや新聞も充実

ネットカフェ時代の名残か、マンガ本も充実してました。

Wifi&電源も完備

僕の座っていた席の下にはコンセント、Wi-fiもパスワードなしで使えました。

美術品やアンティークな雑貨の数々も素敵…

とにかく様々な観点で楽しめるお店間違いなしです。

おわりに

つかぬこと伺いますが…

親切に接客をしてくれる店員さんに、つかぬことをお伺いしました。

このお店は系列店などはなく、今まで飲食店の経営もしておらず、今回初出店というカタチでお店をオープンされているんだそう。

そして、実は元々のネットカフェを経営されている方が、業態を変えて新しく始めたお店…それが『Real食堂 西山珈琲館』。

様々な分野で経営をされている社長さんだそうで、柔軟で自由な発想がこのようなお店を生んでいたことが分かりました。

個人的には、大衆向けの大きいお店より、小さく個性を大事に場づくりをしているお店に共感するのですが、このお店は『かゆい所に手が届く』お客さん目線を大切にしているお店のような印象を持ちました。

明治・大正時代をイメージして作られたという店内…和洋がミックスしていて面白かった。

まだオープンして間もないお店ですが、今後の動向を楽しみにしています。

お店の情報

Real食堂 西山珈琲館

住所: 高知県高知市高須新町2丁目1−52
電話: 088-880-5530

営業時間: 8:30~22:00
定休日:木曜日

駐車場:40台

追記:スープカレー食べました。

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高知 微住日記

日本微住計画BLOGをスタートして、初めての微住先となる高知市。ゲストハウス『TOMARIGI HOSTEL KOCHI』のお手伝いをしながら、高知の様々な方々と関わりをもてればと思っています。

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名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。 【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしてきました。 令和元年より、横浜市のBtoB企業で広報を担当しています。 
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