またポチってしまった…。
しかも、今回は海外から輸入だ。w
先ず始めに。オチはこうだ。
到着まで16週間かかるという、異常な待ち時間と異常なほどハイスペックな靴下を9,500円出して買ってしまった。
※追記:実際はひと月ほどで届いた → 輸入していた5本指ソックス FYF™ が届いた。写真公開レビュー
なんでこんなことになってしまったのか。その話を今回は書いていく。
日本ではまだ発売されていない FYF™(Free Your Feet)という5本指ソックス。情報を見てみると、どうやら超頑丈な特殊素材でできていて、水陸両用で外履き可能、それでいて手入も簡単で小さなケースに収まってしまう万能なものらしい…
近年ブームが続いているビブラムのファイブフィンガーズ*1やシンプルなワラーチ*2にも匹敵する、万能アクティビティギアの誕生かもしれない。。
これ一足で、登山靴もランニングシューズもサンダルも不要になってしまうのだろうか…!?
旅するアウトドア系ミニマリストのあなたにとって、そしてバッグ一つで移動するノマドなあなたにとって、様々なアクティビティに挑戦したい欲張りなあなたにとって、小さなケースに収まるこの万能すぎる靴下は、日常を変えてしまうものになるかもしれない。
*1 Google 画像検索結果:ビブラム ファイブフィンガーズ
FYF™ソックスの紹介
先ずは動画を。
スイスのSwiss Barefoot Companyという会社が開発したFYF™ 。この名前は「Free Your Feet」(あなたの足を解放する)の略称からきているそうだ。
靴にまつわる様々なストレスからの解放、そして人間の足がもつ本来のポテンシャルを活かしながら、かつ怪我のリスクからしっかり足を守ることを目的として開発された。
kickstarter.comでのクラウドファンディング
『世界でもっともミニマルな靴を』
キックスターターのクラウドファンディングに登場した本プロジェクトは、 – (39日)の期間で3,913 人の支援者から$330,330もの支援金を集め、資金調達を無事達成させた。
▼kickstarter.com
クラウドファンディングを開始して1週間のうちに、目標額の5倍近い投資を集めてすぐさま生産が決まったプロジェクトとして世界的にも注目を集めた。
素材へのこだわり
注目すべきDyneema (ダイニーマ)という素材は、世界でもっとも頑丈な素材の一つといわれている超高分子量ポリエチレンという名の特殊繊維。
なんと防弾チョッキに使われている素材でもあるらしく、鋼鉄の15倍の強さを誇るともいわれている。破れや裂き、磨耗にも非常に強く、プロテクターのように足を守ってくれることだろう。
また伸縮性に優れた素材と組み合わせて作られているので、厚手の靴下のような柔らかな肌触りが実現出来ているらしい。そして、超軽量素材としても注目されているようで、水に浮く性質があり水に濡れても重くならないそうだ。速乾やUVプロテクションの要素まであるらしい。。
そして、足裏底面にはスリップ防止の衝撃吸収用グリップがついており、繊維素材の短所である滑り易さもクリアしている。
非の打ち所がない…。
シチュエーション・選び方
この異常なほどハイスペック靴下は何処へ向かうのか?
どんなシチュエーションで使えるのだろうか? 様々なシーンを想定した開発テストについて迫ってみる。
アクティビティ・テスト
トレッキングやクライミング、トレイルランニングなど
サーフィンやダイビング、モーターボートやSUPヨガなど
球技や格闘技、陸上競技やダンス、スラックラインなど
開発段階において様々なシチュエーションでテストを重ね、ヒアリングを通じて改良を重ねていったのだそう。これによって様々なアクティビティにとって最良なパフォーマンスが実現できるものが出来上がった。
(海でも山でも陸でも最良なパフォーマンスを発揮してくれるみたいだよ。)
選び方
今回リリースされているのは、男性向けのハイカットモデル(ショートソックス丈)と女性向けのローカットモデル(くるぶし丈)。ただいずれもユニセックスで幅広いサイズ展開があるので、用途や使い易さによって選択するのがベストだと思う。
登山靴をはじめアウトドアシューズがスニーカーより高さがある(ハイカットが多い)理由の一つは、くるぶし部分も含めて足首を保護するためである。捻挫予防や足元にある障害物から足首を守ること、虫や土砂の進入防止などが一般的にいわれている理由だ。
FYFソックスに関してはこれと同等ではないけど、足首まで守れたほうがよければ長い方を、より小さくより軽く、シンプルに足全体をカバーできる方がよければ短い方を選択すればいいかと思う。
(僕はショートソックス丈を選びました。)
あとはサイズ。
靴ではなく靴下になるので、素足で計測したサイズを基準にフィットするものを選んだほうがいいと思う。
購入ページに上にあるサイズ表と同じものがあるので、日本のサイズ「cm表記」を「US表記」で見直して、じっくりと熟考してください。
僕の場合:
履く靴によっても異なるのですが、僕は通常26.0~26.5cmくらいの靴を履きます。これは USサイズで USM 8-8h のサイズ感。そんな僕が今回選んだのは、靴のサイズよりひと回り小さい Sサイズ USM7-8 のサイズ。
このソックスはジャストサイズで履いた方がパフォーマンス高そうなので、どんな感じか分からないけどSサイズにしたよ。実際試着できていないのでこの選択がどうだったかはまた後日。
(僕は Sサイズ USM7-8 を選びました。)
メンテナンス
メンテナンスを調べると、基本「水洗いだけでOK」…という文言が出てくる。直履きする靴下なので可能な限りフレッシュな状態で使用したい。。調べを進めると通常の液体洗剤やドライクリーニングも可能ということが書いてあるページも発見。『靴下のように丸洗いできる靴』これはとてもいいですね。
コンパクトに持ち運びできる専用の防水ポーチが付いているので、折り畳んでバッグにいれておけば、様々なアクティビティに即座に対応できる。
やはり、旅するアウトドア系ミニマリストにはこれは間違いなさそうだ…!!!
メディアでの紹介
キックスターターでの拡散もあり、クラウドファンディング実施期間中に様々なメディアが取り上げていたようだ。
僕も数年前にTABI LABOの記事で、リアルタイムに情報が流れてきてとても欲しくなったのを覚えている。
▼TABI LABO / 耐久性は鉄の15倍。超堅牢な「5本指ソックス」
▼geared / 人類を靴から解放する超シンプル&ハイテクなダイニーマ製地下足袋、FYF
▼週刊アスキー / 超タフな5本指ソックス『FYF』があれば靴を履く必要なし
現時点での購入方法
2017年10月現在、検索上位に上がる紹介メディアで購入方法を調べてみると、クラウドファンディングサイト KICKSTARTER を通じての支援(プレッジ)が紹介されている記事がほとんどなのだが、残念ながら募集期間は既に終了している。
また、国内代理販売サイトのようなページも出てくるが、メーカーから直で購入するより高価格な設定になっているのであまりおススメできない。(納期は変わらず価格は13190円)
英語サイトにはなってしまうのだが、製造メーカーでは現在プレオーダーで小売販売の受注も行っており、日本への発送も可能となっていたので、僕は直で購入することにした。
$84,14は、購入時のレートで9,500JPYくらい。送料込みで1万円を切る価格で購入できた。
ものは試しなので、使ってみないとその値段が高いのか安いのか、買ってよかったかどうかなどの判断は今は出来ないが、珍しい・面白い・ワクワクするものへの先行投資として今回思い切りました。
購入方法をキャプチャー画像つきで紹介する記事も作成したので、購入したい方で購入の仕方が分からない方や不安がある方は、是非 以下の記事を読んで欲しい。
▼購入方法の紹介記事
まだ流通の少ないアイテムなので在庫のあるM/L/XLは4-6週間くらい、自分が注文したSサイズは到着まで16週間という案内になっている。
16週間後に何処で何しているのかさっぱり分からないけど、来春から使えたらいいなーって感じで購入を決断したので、楽しみに気長に待ちたいと思いますよ。
追記:2017.11.27
▼輸入していた5本指ソックス FYF™ が届いた。写真公開レビュー
※記事を書いた2017年10月時から状況が変化している場合があります。またメーカーから購入する際の価格は、為替により随時変動します。
※この紹介記事の画像は、全て FYF PRESS KIT よりダウンロードをしたものを使用しています。
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木に固定して、地面から浮く、世界で1番ユニークなテント!
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是非一緒に育ての親になってください!!
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