こんにちは。
南三陸 花見山ハウスのオウエンを【勝手に】はじめた 移動する生き方 4年目の旅人佐藤 (@tempurubato_yh)です。
微住 (びじゅう) 微住ー!!
さいきんビジュウと鳴きます。
2014年4月からいま現在までのあいだ、移動式ゲストハウス House Caravan という移動参加型コミュニティの運営や、MOVERS JAPAN という英語・日本語で日本の魅力を発信するメディア運営などをしながら日本各地を旅してきた。
今日は『ブロガーインレジデンス』という面白い仕組みを取り入れた、南三陸の花見山ハウスというシェアハウスの紹介記事を【勝手】に書くことにした。
ブロガーインレジデンス
芸術家を一定期間ある土地に招いて、その地に滞在しながら作品制作を行わせる事業「アーティスト・イン・レジデンス」のブロガー版です。
Via http://nomadoma-daisen.com/brpj/
ちなみにアーティストインレジデンスとはこんな感じのもの。幾つか参考サイトを貼っておきます。
▼AIR_J :わが国のアーティスト・イン・レジデンス事業の概況
大山 ブロガーインレジデンス
おそらく日本で最初にブロガーインレジデンスを始めたのは、鳥取県大山町の『お城つきシェアハウス のまど間』。(違っていたら情報下さいー)
当初は期間限定のプロジェクトとして始動したようだが、現在は常設で受け入れを行っている。また、滞在者の滞在記事が一つのブログにまとまっているので、滞在者の生の声がこうやって蓄積されていくのも素敵だ。
▼のまど間BLOG
先進的なブロガーインレジデンスの取り組みを通じ、たくさんのブロガーやインフルエンサーが集まり、情報がソトの人間を経由し拡散され続けている注目のプロジェクトだ。
花見山ハウス
南三陸でアーティストインレジデンスならぬ、ブロガーインレジデンス事業をはじめます。
南三陸の情報発信をしていただくことで、シェアハウス滞在費無料!もちろん期間中にご自身の仕事をしていただいてもOKです。
物語の宝庫、南三陸にぜひまたお越しください!#BuzzCamp pic.twitter.com/bSTTKcYVQf
— あさののののの (@Takuyaaaaa) 2017年7月2日
大山でもやってる( https://t.co/JfMV6iv17P ) し、旭川で自分らも滞在費+食費や移動費まで無料でやってたから日本初ではないけど、こういう拠点が増えるのは面白いよね!
どんどん各地でやったらいい!! https://t.co/Obs1BEWfEA
— 佐藤 翔平 / 移動する生き方。 (@temporubato_yh) 2017年11月6日
今回新たにブロガーインレジデンスを始めるというTweetを発見し、早速深追いをしてみることにした。
南三陸の取り組みということで、早速南三陸のソーシャルアクションを検索してみると、milieu塩谷舞さんの記事がヒット。
▼「誰のためにバズらせる?」南三陸で #BuzzCamp を開催した理由
(塩谷さんのほかにも、モリジュンヤさん、佐藤ねじさん、眞鍋海里さん、梅田哲矢さん、そうそうたるメンバーが集まっているし、何よりとても楽しそう…。キラキラしとる。笑)
見逃していた記事と出逢えたのは素敵だったけど、どうやらこれとブロガーインレジデンスの情報はちょっと違うみたいだ。
そこでTweetに戻り、書かれていた花見山ハウスというシェアハウスにアクセスをしてみると、、
あった。
コンセプトをみるとこう書いてあった。
『地の人・風の人・光の人が集うシェアハウス』
(同じような価値観で活動している僕のような人間であれば、これを見ただけでコンセプトはドンズバで理解できる。笑)
説明書きとしてこう付け加えられていた。
地域づくりに必要とされる、3つの種類の人。
地に足をつけ、地域を支える「地の人」
ものごとに光をあて、価値を見出し発信する「光の人」
新しい考えや価値観をもたらす「風の人」花見山ハウスはたんなるシェアハウスではありません。
この3つの種類の人が交わりあい、地域が磨かれ、
その魅力が花見山ハウスを拠点に拡散されていく場所を目指しています
これはまさに、前投稿で構想を紹介した日本微住計画であり、そこで紹介した流動創生でありA1理論(ではないか)の話なのである。
南三陸 ブロガーインレジデンス
花見山シェアハウスのプロジェクトページには、確かにブロガーインレジデンスという項目があった。
ブロガーインレジデンス
地域資源や移住者の挑戦をご自身の視点で、ご自身の媒体にて発信していただきます。
参加条件
ご自身のブログや発信媒体を持ち、南三陸に関する情報発信をしていただける方
期間
2017年9月~2018年3月の間で、お好きな期間待遇
・シェアハウスの滞在費無料
全館Wi-Fi完備、自転車貸し出し有り
個室部:ベッド、寝具一式、机イス、ユニットバス・トイレ、エアコン
共用部:キッチン、リビング、洗濯乾燥機・スタッフが地域案内や、取材の調整等お手伝いいたします
※往復交通費、食費、取材経費等はご自身でご負担いただきます
このように明確にヨソモノを歓迎することを明記し、更にシステムとしてブロガーインレジデンスやアーティストインレジデンスという、具体的な方法を提示できるところはまだまだ少ない。
目印・案内板を発信することこそ、今後非常に重要な要素となってくる。
南三陸花咲かせ隊 アーティストインレジデンスプロジェクトの一環として、2017年9月からこのような受け入れをしているそうだ。
また、2018年の3月までは受付可能という記載もあった。
設備もとてもキレイだし、何しろ広い!!
もともとは社員寮だった物件をシェアハウスとして利用しています。
お部屋は全室個室でプライベート空間。
約16平米のお部屋には、ユニットバスと、クローゼットも完備。
ゆっくりと自分の時間ももつことができます。
駐車スペース10台分、玄関オートロック、全自動洗濯乾燥機2台、小型冷蔵庫付きの部屋もあるらしい…詳しくはHPを見てみてほしい。
取り組みも面白いし住環境としても快適な生活がおくれそう!!様々な用途の大きな家…概念でいえば『住み開き』というの考え方にも近いかもしれませんね。
住み開きとは
住み開きという形態は、簡単にいうと 自宅であるプライベートスペースの一部を開放し、知人友人、あるいは近所の方や見知らぬ他人まで、さまざまな人が集うパブリックスペースとして共有する。【住む】を【開く】活動やスペースのこと。
Facebookでは花咲かせ隊の活動が投稿されていました。引き続き情報を追っかけてみたいと思います。
▼Facebook 南三陸花咲かせ隊
南三陸花咲かせ隊
おわりに
実はブロガーインレジデンスの他にライターインレジデンスという取り組みも存在する。こちらはアーティストインレジデンスと同じく、その歴史は少し古いもののようである。
ライターインレジデンス
これらは、元々作家活動をサポートするための取り組みだったようだ。日本でも『トキワ荘』のような、今でいう『文豪系シェアハウス』(こんな感じだよね?笑)が存在したし、旅館やホテルなど定宿での作家・執筆活動が文化としてあった。
アートの世界にあったパトロンのような要素も含め、表現者の支援をしている活動がアメリカをはじめ海外でもあったのだろう。
ちなみに日本では、『文学』に対しての支援が今現在も弱いのが実情のようで、従来の取り組みとは少し差異があるように感じる。
千葉県いすみ市での取り組み
▼暮らすように、学ぶ、発信する 「ライター・イン・レジデンス上毛町」
福岡県上毛町でのとりくみ
▼《イベントレポート》氷見ローカルライト~氷見の物語を編む4日間~を実施しました
富山県氷見市の取り組み
ライターインレジデンスは国内様々な地域で応用されていて、この他にも幾つかの事例が存在するようだ。
『作家さんが住み着きながら作家活動をする』という元来的なものとは少し違い、『地方でライティングを学び、そして実際に寄稿する』というようなワークショップ的要素も含まれている。
また、別名『ローカルライト』と呼ばれ、各地でイベントや合宿が不定期に開催されている。
第三の滞在スタイル
今回、花見山シェアハウスの紹介と共に、幾つかの『受け皿』事例の話をした。
僕らが提案する『微住』という考えかたとも、非常に親和性が高そうなので、今後も応援していければと思うし、一度遊びに行きたい。
微住計画とは
この記事は、社会実験ー微住計画 というカテゴリーに投稿しています。
微住とは『移住・定住』と『旅での滞在』の間にあるような、「旅するように暮らす」「暮らすように旅する」をバッグ一つで実現する、前向きな仮暮らし的生活スタイルであり、地域と繋がるソーシャルアクションのことです。
『関係人口』という言葉と共に、このブログの主軸ワードとして共有していけたらと思っています。
オウエンしていきたいです。
そして、遊びにいこう!!!
追記:
▼【宮城】南三陸でブロガー募集!! 現在交信中のシェアハウス情報
感想などを頂ける際は、だいたい張りついておりますので、SNSを通じてやりとりしたいです。
Twitterでシェアして下さる際は、メンションをバンバン飛ばして絡んでください。笑
Facebookページ始めたばかりなので、
是非一緒に育ての親になってください!!
▼今回の ご当地○○
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