こんにちは。
ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
※この記事は、関連記事:滞在費無料情報 探し方まとめ に紐づいています。
今回『滞在費無料情報探し方まとめ』と題し、対価交換による滞在が出来る施設や、体験モニターのような関わりかたで無料滞在が出来る施設について、その概要と探しかたを紹介しています。
無料滞在施設 5つのタイプ
【移住系】
・お試しサテライトオフィス
・移住体験施設
【住み開き系】
・シェアハウス
・カウチサーフィン
【アルバイト系】
・ゲストハウスヘルパー
・住み込みバイト
・ボラバイト
【アグリ系】
・エコヴィレッジ
・WWOOF
【その他】
・NPO
・宗教施設
・公園やキャンプ場
今回は赤文字部分【住み開き系】滞在施設の探しかたについて、簡単にご紹介できればと思います。
【住み開き系】滞在施設の探しかた
住み開き系としてまとめた『シェアハウス』や『カウチサーフィン』の探しかた。
シェアハウス
共同生活をする『シェアハウス』の場でも、コンセプトやルールによって受け入れをしてくれるところがチラホラ存在するよ。でも、宿舎じゃないから礼節をわきまえてね。
基本的にシェアハウスは、居住者で共同利用・管理している『住居』なので、ひとさまの家に泊まりに行く…というような感じを想定して頂きたい。宿舎ではない。
各シェアハウスごとにコンセプトがあったり、ルールもまちまちなので、滞在可・不可は、そのコンセプトやルールによっても異なる。
コリッシュのようなシェアハウス情報を扱っているサイトを利用すると、多数存在するシェアハウスを見つけ易い。地図検索も可能。
旅人系シェアハウスや住み開きシェアハウスは、ワリと訪問者を歓迎してくれるところが多い。ただ やはり、宿泊施設とは異なるので、共通の知人や友人がいないと、ちょっと難しい部分もあるかと思う。
1人最大7泊まで無料というところがあったり、一泊500yen~1,000yenほどを共益費としてドネーションするところもあった。
部屋をあてがわれることもあればリビングを使ってーというところもあった。寝具持参のところも貸してくれるところも。
3つほどシェアハウスを紹介する。
【新潟】ギルドハウス十日町
新潟県十日町市にあるマンモスシェアハウス。
住み開きというコンセプトを持っており、実際に様々な人の出入りがある、界隈で有名な『大きな家』である。
住み開きとは
住み開きという形態は、簡単にいうと 自宅であるプライベートスペースの一部を開放し、知人友人、あるいは近所の方や見知らぬ他人まで、さまざまな人が集うパブリックスペースとして共有する。【住む】を【開く】活動やスペースのこと。
繋がりがない方で遊びにいきたい場合は、SNSで先ず事前にやりとりしてみるといいと思う。
誰でも参加できるオープンイベントもFacebook pageなどを通じて情報が公開されているので、そういったタイミングで遊びにいくのもおススメ。
2015年5月1日オープン。これまで延べ39名が住み、現在17人で共同生活。延べ6,300人以上が訪問。新潟県の越後妻有・大地の芸術祭の里、十日町市にあるシェア古民家。
いわゆる営利目的のシェアハウスではなく、シェアハウスの概念を超えて、住人のみならず多様な人たちが集う場として、築100年以上の古民家をセルフリノベーション。
住まいを開放して交流空間とする「住み開き」、多様な職種が協働するコワーキングスペース、旅人やアーティストがふらっとおとずれるゲストハウスのような機能をあわせ持つ、新しいコンセプトの家です。
多拠点居住・旅人・移住者・Uターン・試住・週末移住を歓迎します。気軽にお立ち寄りください。
人によって、または関わり方によって、滞在中の待遇も費用も変わってくると思うので、ギルドマスターのハルさんに相談をしてみて下さい。
▼ギルドハウス十日町
【福井】南越前町 流動創生
日本微住計画 記事中の『チーム流動創生』でも紹介した南越前町の取り組み。
流動創生HPでは活動の紹介、関係先の紹介などを主にしている。StopOver Longstayの方では、南越前町での滞在受入れやプログラムの紹介がされている。
多拠点居住者滞在受入支援企画StopOver Longstayでは、福井県南越前町にある多拠点居住ハウスに低額または無料で滞在して頂きつつ、滞在中にできる地域活動をご紹介し、滞在者が多拠点で活躍できるよう滞在や活動を支援します。
(多拠点居住ハウスは同地区内に2施設。同地区内にスタッフも居住しているので安心です)
原則1回の滞在につき1泊以上~2か月以内
流動創生拠点を中心に、無償~低価格で滞在できる施設を紹介します。
流動創生拠点周辺で、滞在期間中に無償または有償でできる仕事や活動を紹介します。
全国の多拠点受入地域を紹介し、滞在者個々の多拠点暮らし構築を支援します。
2017年11月に入り、滞在者の受け入れを今まで以上に強化・歓迎している印象があるので、興味のある人は是非飛び込んで欲しい。
【宮城】南三陸 花見山ハウス
2018年3月までの募集、花見山ハウスのブロガーインレジデンスプロジェクト。
『地の人・風の人・光の人が集うシェアハウス』
地域づくりに必要とされる、3つの種類の人。
地に足をつけ、地域を支える「地の人」
ものごとに光をあて、価値を見出し発信する「光の人」
新しい考えや価値観をもたらす「風の人」花見山ハウスはたんなるシェアハウスではありません。
この3つの種類の人が交わりあい、地域が磨かれ、
その魅力が花見山ハウスを拠点に拡散されていく場所を目指しています
行く!! 贔屓する!!!! 笑
設備もとてもキレイだし、何しろ広い!!
もともとは社員寮だった物件をシェアハウスとして利用しています。
お部屋は全室個室でプライベート空間。
約16平米のお部屋には、ユニットバスと、クローゼットも完備。
ゆっくりと自分の時間ももつことができます。
カウチサーフィン
Airbnbの無料版?のようにもいわれる、無料宿泊のマッチングを行うカウチサーフィンという選択もあるね。
カウチサーフィンというサービスはご存知だろうか。
簡単に説明すると、会員登録者同士が「宿泊」をオファーできるマッチングサイトで、ホスト(自宅に宿泊を提供する人)とサーファー(宿泊の依頼をし受け入れてもらう人)の間でやりとりを進める。
宿泊代金を支払わず、お互いを評価し合い、その評価を公にすることで、安全性や信頼性を確保している。英語圏のサービスなので、日本の利用者はあまり多くないようだが、検索をすると国内外様々な情報が出てくる。
利用者トラブルの話などもネット上では報告されているので、是非一度調べてみることをおススメする。自身での経験がないので、安全性や汎用性についてはなんともいえない。
おわりに
【住み開き系】滞在施設の探しかたで紹介したものは、既存の家にお邪魔させていただく…という方法です。
人さまのご自宅に上がらせていただくことになるので、何かしらの関わり方で信頼関係を持てないと難しい選択になるかとは思います。
ただ このような滞在手段及び受け入れ拠点は年々増加しているように感じますし、シェアリングエコノミーの時代のなかで、必ずしも特殊な方法ではなくなってくるのではないかと思います。
(因みにHouse Caravanの活動中は、一年間ほとんどすべて、このようなスタイルでの滞在をさせて頂きました。)
想いや余剰部分のコウカンが双方間で出来ると、とても良い関係に向かえると思います。
感想などを頂ける際は、SNSを通じてやりとり出来たら嬉しいです。Twitterでシェアして下さる際は、メンションをバンバン飛ばして絡んでください。
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