こんにちは。
ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
先日のジモコロの記事を読んで、勢いよくポチった一冊「魔法をかける編集」が届いた。
このお二人の対談は本当にたまらんです✨
「ローカルにこそ編集が足りない」藤本智士が語る編集者の可能性 – イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」https://t.co/2p2HxlRwNo
— 佐藤翔平 / 移動する生き方 (@temporubato_yh) 2017年12月26日
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本を読み進める前に、藤本智士さんが手がけた数冊の本を引っ張り出して眺めていた。
紙媒体を中心にローカルの情報を発信をされてきた方なので、(僕もかつてそうであったように)藤本さんやRe:Sの取りくみを知らない読者さんも少なくないのではと思っている。
そんな読者さんに対して、知るきっかけやその橋渡しの一つになれたら嬉しいなと、今回記事を書くことにした。
プロフィール紹介
藤本さんとRe:Sのことを、各リンクページと共に情報を引用して手短に紹介させて頂きたい。
藤本智士さん のこと
藤本智士(Re:S)
編集者。1974年兵庫県在住。『Re:S』『のんびり』編集長。著書に『風と土の秋田』『ほんとうのニッポンに出会う旅』共にリトルモア、『魔法をかける編集』インプレス。『ニッポンの嵐』『るろうにほん 熊本へ』など手掛けた書籍多数。
Re:Sのこと
Re:Standard
あたらしいふつうを提案する。
Re:S(りす)は、日本の地方をテーマに、本づくり、雑誌編集をする会社です。
その他、デザイン、アートディレクション、商品プロデュース、地域プロデュース、イベント企画、ワークショップ運営など、アイデアと編集力で、様々な問題解決をすることにとてもワクワクする会社です。
ローカルを発信する
僕自身、2014年から移動する生き方を取り入れ 日本各地を巡ることをはじめ、『MOVERS JAPAN』というメディア運営や『移動式ゲストハウス House Caravan』 の活動をしていたにも関わらず、藤本智士さんを 認識 したのは2017年に入ってからのことだった。
『ローカル』や『ソーシャル』をテーマに、何処かの企業や団体に所属し活動をしてきた人からしたら、「藤本さんのこと知らなかったなんてマジ?」となるのかもしれない。
僕自身の話をすると、2014年当時、日本に足りないと感じたことやその時の自分の興味、旅をすることで果たせる役割などを見定めていくなかで、自発的に始めた活動の数々だったので、むしろ知らなかったことは幸運だったのかもしれない。
秋田の のんびり
560日間にわたるテント寝袋日本自転車旅をするなかで、各地で同世代が起こしているローカルな取り組みや、町のカフェや本屋さんにある『リトルプレスマガジン』にとても興味を持つようになった。
秋田にたどり着いたとき、現地で手にした「のんびり」というフリーマガジン(無料)のクオリティが高すぎて、何故 秋田はこんなにスゴいものが作れるんだ?と感激したことがあったけど、その時はまだ「Re:S」の存在は知らなかった。
Re:S マガジン
Amazon.jp: Re:S 一覧
2017年ふとしたタイミングで友人から「Re:S」の存在を教えてもらい、2冊のRe:Sマガジンを貸してもらった。そこでRe:Sの考え方や藤本さんにハマり、2冊を返し別の2冊を購入、単行本も手に入れた。
僕の活動や想いとRe:Sの取り組みや表現…点と点が繋がっていく感じがあった。『のんびり』との接点もその折に改めて認識した。
この表現や印象は完全なる主観だが、Re:Sマガジンは、男性的な魅力を感じる雑誌 スペクテイターに、女性的な魅力をもたせ中性化したような まろっとした印象を僕は持っている。(どちらも大好きだ。)
日常に関する一つの題材をテーマに日本各地を訪れ、知見を広げたり検証をしたり…思考を深めるための旅に出る。
『日常に関する題材』を深めていくなかで『ローカル』の面白さも見え隠れする…とそんな構成なので、町が主張しすぎない感じも心地さを覚える。
取材を進めるなかで当初想定していないものに導かれたり、偶然出逢ったヒトコトモノによってストーリーが動かされていくことも多く、まるで筋書きの無いドラマを見ているような面白さと、ヤラセや予定調和の無い人と人とのやり取りが なんとも好奇心をくすぐる雑誌だった。
そして、編集者自らが顔を出し旅での出来事をシェアしているような…そう、今のWebメディアのようなものを紙媒体でやっていた雑誌でもあった。(本当に面白い。)
取材の裏側のことや、取材を繰り返す旅のことを書かれた単行本『ほんとうのニッポンに出会う旅』は、Re:Sでの取り組みを一旦まとめたような仕上がりとなっているので、Re:Sの活動を知るのに最も適している一冊だと思う。(おススメです。)
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…と、そんな Re:S 藤本さんの新刊が、今 日本各地でのトークイベントなどを経由しながら、ジワジワとローカルに関心のある人たちを中心に広がってきている。
▼「ローカルにこそ編集が足りない」藤本智士が語る編集者の可能性
このジモコロの記事を読んでからでも。もしこの本を手にした方がいましたら一緒に面白がりましょう。
さて、そろそろ読み始めます。
追記:魔法を使ってレビュー記事を書きました。
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10年以上前に始まった『Re:S』の取り組みは、今でも新しさを感じます。
感想などを頂ける際は、SNSを通じてやりとり出来たら嬉しいです。Twitterでシェアして下さる際は、メンションをバンバン飛ばして絡んでください。
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▼今回の ご当地○○
本にも出てくる秋田の日本酒 雪の茅舎
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