お店を持たない 無店舗展開・無店舗主義という選択。

サトウ

こんにちは。

カレーが大好き!! ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。

先日、カップスタイルで食べる新しいスパイスカレーがリリースされた。

6curry

12月18日より、NEWPEACEの新事業として「6curry(シックスカレー)」を販売開始しました。特徴はなんと言っても、野菜とカレーが地層のように詰め込まれたこのカップスタイル。コンセプトの「Handy, Healthy」という言葉通り、手軽に気軽にカレーを食べてもらえるように、この形を発明しました。10種以上の...

この6curry(シックスカレー)は開業したもののしばらく実店舗は持たず、UberEATS専門店として注文受付を開始した。Uberのほかにはケータリングやイベント出店などを軸に、テイクアウト商品として売り出すことを始めた注目の飲食店。

この6curryと同じように、最近周りで面白いことをしている人たちの一部で、実店舗の概念を手放す動きが増えてきたように感じる。

EVERY DENIM

山脇耀平さんと島田舜介さんの兄弟が、ともに大学生の時に立ち上げたデニムブランド「EVERY DENIM」。彼らのブランドが大きくなった背景には「自己分析」と「好かれ力」があった。

店舗を持たずに全国各地に自ら足を運び、デニムを販売してきた『EVERY DENIM』の二人も、今後 キャラバンによる移動型販売を展開していく予定である。

どんな理由でも、「永く愛用してもらえる」ことがEVERY DENIMの何よりの願いで、ぼくたちはずっと、販売方法として対面を大切にしてきました。

店舗を持たず、卸売りもせず、全国各地を自分たちの足で周り試着展示会を開催することで、作り手やぼくたちの想いを直接届けようという思いはずっと変わっていません。


CAMPFIREより

無店舗展開という選択

今までの概念でいうと、実店舗を持つことが一つのスタートラインであり、ファンを獲得するための、助走としてのイベント出店だったように思う。

しかし、飲食にしても物販にしても、オンラインやケータリング、イベント出店をメインに営業を構想する人たちが増えていて、わざわざ実店舗を持つという発想がなくなってきている。

お店を持たないメリット

家賃や人件費などの固定費が抑えられるし、注文のとり方によってはロスを減らすこともできる。作り手自らの対面販売となればストーリーを伝えることや細やかなケアもできるようになるし、身の丈にあった設計にし易く、多業・複業時代との相性もよさそうだ。

また、クリエイターやデザイナーなど、固定オフィスを所有しなくても働ける職種のニーズも日本各地で高まっているし、新たなコラボレーションも生まれやすい土壌がある。いよいよ【そこにい続ける必要性】と改めて向き合うところまできている。

お店の定義

お店を持つことの定義も徐々に変わってくるだろう。僕は、ハードの要素とソフトの要素とが必ずしもセットにならない時代へ向かうと思っている。お店の要素は既存のスタイルのほかに、無店舗展開型とハコ貸し型に分解される。

ゲストハウスやコワーキングスペースなどのコミュニティスペース、フェスやイベントスペースのような空間のシェアによって『流し』の営業が増えていく。

そうなったときに必要になってくるのが、ストーリーや想いを伝えるコミュニケーション、繋がりや発信力なのではないだろうか。

House Caravan

これは僕らがやってきた、実体のないゲストハウス『移動式ゲストハウス House Caravan』にも通じるところである。

空き家や空き部屋など、空いている空間を一時的にシェアさせてもらい、滞在出来る場所をゲストに提供しながら、外から来た人と地域の人との接点・関わりしろを作っていく。

ハード要素は地域の人に用意してもらい、ソフト要素は僕らが主体で関わらせてもらう…ハウスキャラバンもそんな活動だった。

素因数分解する

今までセットに考えられていた要素が分解されると、様々な余白や関わりしろがそこに現れ、組み合わせのバリエーションも一段と増えていく。

双方につくお客さんの循環や流動も起こり、様々なエリアで盛り上がりをみせるホットスポットが出てくるだろう。より多様で流動的な時代へ向かう。

タダでも住まなくなる

また、今後更に、空き家や空き店舗など使われない空間が増え続けるわけだが、タダでも飛びつかない人間が増えてくるだろうことも容易に想像できる。

所有することに対しての概念も、180度変わってしまう時が来るかもしれない。そんな社会が到来したとき、僕らは何を選択し、どう生きるのか。

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サトウ

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名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。 【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしています。  
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