こんにちは。
ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
飲食店について考えることが、何故だかここ最近のマイブームのようになっています。
きっと、時代によって様々な業態・業界が変化していくなかで、飲食業・外食産業に何かしら感じているものがあるのでしょう。
▼人と繋がり共有するために存在する未来の飲食店。
自宅で済ませることもできる食べることを、わざわざお金を払い外に求めることって何なんだろう。そんなことを今一度考えながら、これからの飲食店について僕なりに考えてみました。
▼お店を持たない 無店舗展開・無店舗主義という選択。
実店舗を断捨離!! 6curryやEVERY DENIMにみる 無店舗展開・無店舗主義の面白さ。シェアリングエコノミー&多業の時代に広がる、はなから お店を持たない選択をする人たちに注目。
『柔軟な発想を用いて、時代にフィットさせていく』…当然これは、飲食店に限った特別なことではなくて、宿が変化したゲストハウスや、オフィスが変化したコワーキングスペース・シェアオフィスなど…身近なところでも、たくさんのイノベーションが起こっています。
そして飲食業界・外食産業でも、今後どんどん新たな発想が取り入れられていくと思っていて、僕自身も、そこについて考えることを面白がっているのだと思います。
時間と価格
今回のブログタイトルでもある『時間によって価格を変える飲食店がデフォルトになる未来。』に関しては、林伸次さんのこのブログを引用するのが非常にスムーズです。まさにこれです。
普通、「みんなが欲しがっているもので、数が限りがあるのなら、自然と高くなる」っていう法則はわかっているはずなのに、「料理の値段を上げる」って思いつきません。
だから、すごく並んでるラーメン屋さんのランチの時間や、観光地の日曜日のカフェは「値段を2割り増し」にすればいいんですよね。
予約のとれない人気店→ 値段を上げれば、店の従業員の時間あたり稼ぎ=生産性アップ、予約のため何度も電話をかける時間が不要になる客も生産性アップ。なのに値段を上げず、店は自分を安売りし、客は無駄な時間を必死で予約をとるために使ってる。こんな国の生産性が上がるはずない。
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2017年12月21日
行列が出来るラーメン店も何をビビってるのか、値段は何とか1000円を超えないようにしてる。。週末は一杯1200円、平日は相場の800円くらいにすればいいのに。
— べやっさ (@kotaro27895394) 2017年12月21日
そのとおり。「同じラーメンだから常に同じ値段で売らなければならない」という思い込みが生産性を下げてる。下記をやれば、週末の待ち時間は減って客の生産性アップ、週末の売上げが増えて店の生産性アップ、かつ、平日も客が増えるのでさらに店の生産性アップ。 https://t.co/k5bLjuChbf
— ちきりん (@InsideCHIKIRIN) 2017年12月21日
このブログ内にもありますが、『ハッピーアワー』などを通じて、空いている時間に価格を値下げするような発想は増えてきています。同じように、今後混雑時に値上げするような発想も、同様に受け入れられていいのではと僕は思います。
おわりに
日本で直ぐに受け入れられるかはまた別の話かと思いますが、『固定化した値段に縛られない』という発想は僕も賛成です。
マーケットプライスという意味ではなく、時間によって変化するという意味での新たな『時価』の概念。もっと広まったら面白いのに…と思いました。
全てをマスのニーズに合わせ、均一化させることにメリットを感じにくくなった時代です。差別的な意味ではなく、多様なニーズが生まれているからこそ、お客さんを選んでいい時代、選んだほうがいい時代へ向かっているのではないでしょうか。
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