【高知】 WalkBar Vol.1 「何のために生まれて何をして生きるのか」 泉田優さん

サトウ

こんにちは。

ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。

先日サクッとご案内した『Walk Bar』という取り組みが、いよいよ先月より始まりました。

Walk Barという試み。ヒトコトモノとの出会いを提供したいと考える TOMARIGI HOSTELでは、 Walk Barと題し、県内外問わず様々な分野で活躍する方をお招きするイベントを立ち上げました。

【 働きかたと出逢う バー 】

新たなヒトコトモノとの出会いを提供したいと考える TOMARIGI HOSTELでは、 Walk Barと題し、県内外問わず様々な分野で活躍する方をお招きし、ざっくばらんにお話を伺うイベントを新たに立ち上げました。

経営者や役員、デザイナー、ライター、写真家、農家、DJ、Cafeオーナーなど、身近な業界の方からそうでない方まで、ジャンルを問わず面白い方のお話を聞かせて頂く機会を提供したいと考えています。 – Walk Bar

Walk Barの企画当初は、就職活動をする学生を対象にイベントを設計していました。しかし、今回第一回目を終えてみて、意外にも社会人の方の参加も目立ち、予想外の反響を頂くことができました。

僕自身にとっても、とても充足感のあるイベントだったので、こちらでも蓄積しながら発信していけたらと思います。

WalkBar Vol.1

○泉田優(ゲスト)
富山県黒部市出身。1988年帝国データバンク入社。金沢支店や東京支社課長などを経て高知支店長。2017年3月から龍馬学園 常務理事に就任。
高知大学の非常勤講師なども務める。

組織の中核を担う泉田さんによるトークイベント+一緒にお酒を飲みながら近い距離で気軽に会話することができるので、高知で働く方や就職活動中の学生さんなどは必見です。高知の代名詞であるお酒(もちろんソフトドリンクでもOK )を片手に、是非一緒にトークしましょう!Facebook Event

「何のために生まれて何をして生きるのか」

Walk Barの記念すべき一回目のゲストは、現 龍馬学園の常務理事である泉田優さん。キャリア教育講演も各所でされている泉田さんに、「何のために生まれて何をして生きるのか」をテーマに90分ほどお話をして頂きました。

「何のために勉強しているの?」

今回のテーマ「何のために生まれて何をして生きるのか」を話すうえで、先ず「何のために勉強しているのか?」という問いを投げかけた泉田さん

「何のために生まれたかについては、的確な答えがお伝えできないかもしれないですが、何のために勉強してきたのか…については、実体験を通じた話が少し出来ると思います。…」

今現在、龍馬学園常務理事として教育に携わる仕事をしていること、それまで全く別の畑にいたこと、ご自身の今までの経歴など、柔らかい口調でトークが始まります。

マズローの欲求5段階説

モチベーションアップの法則より引用

「人間は自己実現に向かって絶えず成長する ― アブラハム・マズロー」

・マズローの欲求5段階説

人間の欲求は5段階のピラミッドのように構成されていて、程階層の欲求が充たされるとより高次の階層の欲求を欲するというもの。

『マズローの欲求5段階説』を参考に、人間の欲求や自分らしく生きることについて話が進みます。

生きるために働く(低次:生理的欲求・安全欲求)
自分らしく生きる(高次:自己実現欲求)

低次→高次 へ

話を端的に整理すると、欲求の段階が上がる際に、学ぶことが必要になってくるのでは…ということでした。

どういうことなのか、もう少し補足を入れていきます。

「生きるために働くだけであれば、低次の欲求だけで成立するのかもしれない。ただ僕の場合は、働くことに対する動機付け(モチベーション)がうまく出来なかったことが、仕事を変えるきっかけになったことがあった。動機付けを重要視することが、自分らしく生きることに繋がると実感した。」

泉田さん自身の転職体験を、動機付けの話と共にシェアして下さいました。

何のために勉強するのか

・しっかりした動機付けをすることが、自分らしく生きる(自己実現欲求を満たす)ことに繋がる。→自分らしく生きる(自己実現欲求を満たす)ために、勉強をし、視野を拡げ、思考を深めることが重要である。

・選択肢を拡げ、選択をし、考えを深めていくことが動機付け(モチベーション)に繋がる。→食わず嫌いでいるのではなく、様々なことに挑戦し、触れてみることが重要である。

・何のために生きるかと、何のために勉強するかは、ゆるく繋がっているのかもしれない。

知識を得るための勉強も当然ですが、選び方を学ぶことや納得感や充足感を得るための学び…のようなニュアンスの話もあがり、とても共感する部分がありました。

(僕自身も、何より『体験すること』が重要ではないかと思っています。そして、『なぜ体験したいのか』を追求していくこと、自分の想いに正直であることが、人生を充足感のあるものへ向かわせると思っています。)

ステレオタイプの学生たち

また、自身の実体験とは別に「職業選択の動機付け」について、就職活動をしている周りの学生たちの話を共有して下さいました。

一般的な ステレオタイプの学生たち

・外国語を話せる男子学生→商社マン

・地域と関わりたい女子学生→観光業への就職

「例えば、外国語を話せる男性という理由だけで、大半の学生は商社をすぐ選びたがる。業界の動向や、どの企業で何故働きたいかは二の次…。このように、既存の枠の中で就職希望先を選択する【ステレオタイプな学生】がこの時代でも多いのです。…どう思いますか?」

関わっていた学生とのやり取りを例に、このような問題提起を幾つかされていました。(僕自身も、新卒時に狭い視野や選択肢の中で就職先を選んでいたよなーと、非常に納得する部分でした。)

「適正ももちろんも大切ですが、何故その会社で働きたいのか、本当にそこで働きたいのか…という、動機付け(モチベーション)としっかり向き合うことの方がはるかに重要だと思います。そのためには、自分らしさと向き合うことや、その会社のことを深く知ることが重要になってきます。学生と密に話をする中で、本当にやりたいことが別に見つかるパターンが、実に多いのです。」

会社は入ってみなければ分からない…。確かにその通りだとは思うのですが、思考を深める中で、本当にやりたいことは別のところにある、または少し逸れたところにある…というようなことも、実は多いだと言われていました。

(業界研究、自己分析…など、一般的に言われていることではありますが、周囲の『就活感』に流されて、焦燥感をもって就職活動に望むのも、少し違うのかもしれないですね。)

スティーブ・ジョブスのスピーチ

『何のために生まれて 何をして生きるのか』

話は中盤に差し掛かり、『スティーブ・ジョブス 伝説のスピーチ』の動画を紹介。これは、全世界で多くの人が目にすることになった、スタンフォード大学の卒業式での演説スピーチです。15分弱にまとめてある日本語字幕版の動画を、みんなで観ることになりました。

(とても心に響く動画なので是非観てみてください。)

3つの要点のこと

①点と点をつなげる
一見、関連性のないことでも、いずれ点と点が線になることを体験するだろう。その時に心が動くこと、目の前のことに一生懸命取り組むことは、決して無駄にならない。

②愛と敗北
仕事への愛や家族への愛。人生で最も重要なことは「愛すること」だ。愛すべき仕事が見つかっていないなら、探し続けなさい。たとえ仕事で敗北しても、好きであればとことんやり続けよ。敗北こそ最も幸福な出来事だったと思える時がくるだろう。

③死について
時間が有限であることを認識せよ。目の前の「今」に集中せよ、注力せよ。やりたくないことをやり続ける時間は残されていない。

スティーブジョブスの生涯を通じ、彼が学生たちに伝えたかった3つのこと。この動画について、泉田さんの想いと共に分かり易い解説を下さいました。

そして、この動画の演説で、最後の一言としてジョブスが選んだ言葉を復唱。

「ハングリーであれ。愚か者であれ。」

「計画された偶発性理論」クランボルツ

泉田さんが最後に引用したのは、スタンフォード大学のクランボルツ教授が提唱する『Planned Happenstance Theory (計画された偶発性理論)』の話でした。

「個人のキャリアの8割は、予想しない偶発的なことによって決定される」

従来のキャリアプランのような、【マイルストーン】に沿った人生を歩み続けるより、想定外のチャンスを活かせる生きかた、または想定外のチャンスが生まれやすい環境を設計しよう…という考え方です。

キャリアの8割は偶然? キャリアプランに役立つ「計画された偶発性理論」とは – キャリアコンパス

「キャリアプラン」というと、本田圭佑選手やイチロー選手のように、中長期の計画をしっかりたて、着実に実行していく、というイメージがあります。

(この記事がとても分かりやすいです)

計画的偶発性を通じて考える高知旅の楽しみかた

『個人のキャリアの8割は、予想しない偶発的なことによって決定される』。スタンフォード大学のクランボルツ教授が提唱する「計画された偶発性理論」。キャリアデザインに使われる考え方ですが、旅にも同様のことが言えるのではと考えてみました。

(僕も先日この理論を引用した記事を書きました)

その幸運は偶然ではないんです!

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(2018/4/5 11:20時点)

(これが紹介されていた書籍です)

計画された偶発性理論 5大 行動指針

①「好奇心」
たえず新しい学習の機会を模索し続けること

②「持続性」
失敗に屈せず、努力し続けること

③「楽観性」
新しい機会は必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること

④「柔軟性」
こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること

⑤「冒険心」
結果が不確実でも、リスクを取って行動を起こすこと

J.D.クランボルツ / その幸運は偶然ではないんです!

この5つの行動指針は、今のキャリアデザイン学の根底にある要素だともいわれており、 是非若者に意識してほしいと仰られていました。(超共感します!!)

泉田さんが伝えたい一つのこと

そして最後に、泉田さんが伝えたい、ただ一つのこととしてお話していたのが…『知らなければ、選ぶことが出来ない。』ということでした。(超、シンプルなこと)

先ず調べてみる、先ず近づいてみる、先ず触れてみる、先ずやってみる。

『知る』ということにも段階はあると思いますが、自分らしく生きるためには、自己の追求と共に選択肢を拡げる必要があり、選択肢を拡げるためには、先ず動いてみる必要がある。というお話でした。

また、『失敗を恐れず、変化を恐れず、挑戦をしてほしい』ということや、『見つかるそのときまで、焦らずに自分らしく生きる方法を追い求めてほしい』 という言葉も、繰り返されていたのが印象的でした。

イベント終了後…

イベント終了後の質疑応答やフリートークの時間を通じて、参加者の熱量を改めて感じ取ることが出来ました。(とてもいい空気感でした!!)

自分の人生を模索している人、模索してきた人(見つかった人)、今の生き方に疑問を抱き始めた人…様々な境遇の人が集まったことで、トーク終了後のフィードバックもとても有意義なものになっていました。

違う境遇ながら、違う境遇だからこそ、刺激的な面白い時間を共有できたのかもしれません。

「選択肢を拡げすぎて、選択することが難しくなった。」

参加してくれた学生の一人が、泉田さんにこのような相談をしていました。

以前僕も、同じような迷いや想いを記事にしたことがありました。

可能性というマジックワードに気をつけろ。

「行動範囲は自分の可能性と比例する」高城剛さんの言葉を元に巡らす思考。多くの可能性を感じ続けた僕がいま、可能性の大半を手放そうとする理由。

可能性や選択肢を拡げ続けた先にある現状と、数年間の旅を通じて得られたこと。…僕と似たようなことを感じ取っていて、非常に共感するところでした。

好奇心旺盛で行動力もある。

何かを始めることは得意だし、それなりにそれを遂行することもできる。ただ、それ故に「これが最も適切な選択なのだろうか」と、立ち止まることが僕も今まで多かった。

泉田さんも言っていたように、「それなりの遂行」をもう少し深めたところに、何か気づくことがあるのかもしれないなーと、僕も今は思っています。

半年で辞めていたことを1年2年続けた先に、また見える世界があるのかもしれない。し、早急に軌道修正をしたその先に、偶発的な新たな出逢いがある…かもしれない。

…どちらにせよ、リスクを知りながら、リスクをとる必要があるんじゃないかな…と思いました。

…と、

右へ左へ話が飛び火してしまいましたが、今回のWalk Bar、とても充実したイベントになりました。(ただただ楽しかった。)

今後は、ブログによる写真や文字での蓄積以外にも、音声や動画での記録なども出来たらいいなーと、個人的には感じました。

イベント情報は、TOMARIGI HOSTELの Facebook Page で共有すると思います。

今回参加できなかった方も、是非次回の『Walk Bar』チェックしてみてくださいね。

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ストーリー
 10年前、小心者で人見知りだったある大学生は、「旅」「宿」「本」をきっかけに、多くの発見と変化をすることになりました。そんなオーナーが10年前に抱いた「高知でもそんな場所」を作りたいという思いが、ようやく形になった宿。それが「とまり木」です。
高知市の菜園場商店街通りにある小さなホステル。「商店街」と「旅人」、「高知」と「世界」をつなぐような宿になっていきたいと思っています。

とまり木ホステルでの日々に関しては、こちらのカテゴリーに蓄積させています。

関係ーTOMARIGI HOSTEL KOCHI

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次回のWalk Barも楽しみすぎます!!

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名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。 【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしています。  
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