こんにちは。
ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
いやー、面白いことがありましてね。
昨日、僕がゲストハウスの勤務を終えたあと、カレー好きの友人がたまたまお店に来てくれていたらしく、その友人の友人(その人もカレー好き)も、偶然同じタイミングでお店に来てくれたそうなんです。
で、カレーの話で盛り上がっていたそうで、「カレー好きだから是非!!」という理由で、スタッフが僕にメッセージを送ってくれたんですが、僕寝ていてお会いする事ができなかったんですよ。
…
今朝、冷蔵庫をみたら、カレーが入っていて。
話を聞いたら、常連さんの友人が、偶然カレーを持っていたらしいんです。
え? カレーを偶然持っている?
カレーを持ち歩いている人なんている!!????
って普通なるじゃないですか。
しかも、薬味のパクチーをサランラップで小包装していて、もう面白くて、ワケ分からなくて。
インドネシア・ルンダン
差し入れしてくれたカレーは、世界一美味しい郷土料理とも称される『インドネシア・ルンダン』。
東南アジアらしい酸味と香り高いスパイスと、ホロホロに煮込まれた牛肉と…朝から異国の地にいるようでした。メチャうまかったし、また早々に食べたいです。
出会ってもいない人から、間接的にカレー愛を聞かされ、手作りのカレーをご馳走になるなんて。笑
「こんなことある?」
でも、もしかしたらカレーだから起こることなのかもって。カレー作っている人たちって、どこかヘンな人が多いから。(←偏見ww)
面白いなーって。
ちょうど今月のとまり木イベントで『カレーエコノミー』という新しい遊びをシェアしようと企画していたところだったので、『これだ!! これだ!!』と瞬時に納得してしまったんです。
カレーエコノミー
概要を簡単にシェアするとこんな感じ。
一つの場でカレーが好きだと声に出していると、周囲にいたカレー好きがみえ始め、カレーを通じてユルく繋がりだす。カレー好きが集まってくると、カレー好きが集まる場所として認識され始める。
同じ【好き】が集まる場所として認知され始めると、求心力が高まってきて、よりカレー好きが集まるようになってくる…カレー好きが集まりだすと、カレーに関する様々なシェアリングが起こる。
コミュニティ化されたその集まりは、やがて小さな経済圏を作れる価値を持ち始める。なぜなら、カレー好きという個が集まって、得意(特異)の集合知が蓄積されるようになるから。
『個の発信→情報の共有→集団化→新たな価値創造』
別にこれ、カレーじゃなくてもいいのですが、僕がカレーが好きなので、カレーを題材としてこの現象を実験しながら面白がれたらなーと思っていたんです。
(今考えている妄想の部分や仕組みづくりに関しては、イベントでまたシェアしますね。)
コミュニティに対する想い…
ふつうのカレー好き
こんなこというと水をさすかもしれないですけど、僕はカレーを作っている時間や、カレーを食べている時間がとにかく好きなだけなんですよね。
カレーと触れている時って、僕にとっては癒しや寛ぎ、精神安定みたいな時間でもあって、様々なものが満たされている感覚になるんですよ。ヤバいでしょ?笑
なので、職人気質に5年間インドで修行してきました…って人間でもなければ、日本でここにしか売っていないスパイスで作っています…って人間でもないし、カレー専門店で働いていました…でもないんです。
ふつうにスーパーで買ったスパイスや材料で作ることがほとんどですし、別に誇れるカレー作りなんてできていない。行くお店だって、偶然の出会いの中でしかない。聞いたことないカレーだってたくさんある。
でも、カレーが好きなんですよね。
多様でいい。
で、今まではそういった 完璧じゃない【にわか者】や【ぬるい人】は、ある属性の人たちや集団の中では嫌煙されがちだったと思うんです。
でも僕は、みんなで楽しめればそれでいいし、学んだり感じたりしながら、同じ時間を【好きなこと】で共有できればいいと思っているんです。
食べるのが好きな人に作ることを強要することも違うし、家のカレーが好きな人をさげすむのも違う。レトルトのカレーが好きな人がいたって、別にいいじゃないですか。
なので、プロも素人も玄人も職人も、各々が今持てる目線で楽しめるコミュニティにしていければなーと思っています。
教える楽しみも教わる楽しみも、素人目線もプロ目線も、こだわりの有無や年齢性別も、それぞれあっていいし、それぞれあったほうがいいと思うんです。
好きなタイミングで、好きなカタチで関わってくれれば、それで十分です。
イベント:とまり木発!カレー経済を回せ!
そんな場を作るための第一回目を、5/26 12:00~予定しています。
【カレーを通じて小さな経済圏をつくる】
『カレーを作るのが好き、カレーを食べるのが好き、カレ
ー好きが好き。』そんなカレー好きで作る【カレーエコノ ミー(咖喱経済)】を回したい。 はじめまして、TOMARIGI STAFFの佐藤翔平です。
突然ですが、僕はカレーを作っている時間が好きです。カ
レーを作っている時間は、僕にとって寛ぎや癒し、幸福感 を与えてくれます。 そんな僕が妄想している【カレーエコノミーの世界】。カ
レー好きが集まって、繋がって、何かが生まれたら… 超、面白そう!! 第一回目は、僕が作る『パキスタンカレー』。みんなでカ
レーを食べながら、【カレーエコノミー】について語りま しょう。 ————————
イベント詳細
▶︎日時:5月26日(土) 12:00-14:00
▶︎場所:TOMARIGI HOSTEL Cafe&Bar
▶︎参加費:1500円(カレー・ドリンク付)
▶︎参加申し込みフォーム:https://goo.gl/forms/AB47GqSgyjQS8MWc2 ご不明な点はメッセージにてお問い合わせください。 – Facebook page
席数に限りがあるので、お早めにご決断頂ければと思いますよ。
絵:あんじゅ先生 @wakanjyu321
汗を流しながら五感で味わうスパイスの世界。
あれはもう宇宙。(←カレー好きは、基本少しクセが強い。)
みんなでカレーを囲みながら、カレーの話をしましょう。
【カレーを通じて小さな経済圏をつくる】
『カレー好きがゆるく繋がり、その輪を拡げながら様々な角度でカレーを面白がったら、やがて小さな経済圏が生まれてしまうんじゃないか。』…そんな思いつきをイベントで披露したことがきっかけで回りだした、高知のカレーエコノミー。
『カレー好きを集めて何やろうか?何が出来るかな?どうなるよ?』回りだしたカレーエコノミーの未来とは。- カレーエコノミーをつくる
詳しくはコチラのカテゴリーページをご覧ください。
https://satoshohei.com/curry-economy/
TOMARIGI HOSTEL 宿情報
TOMARIGI HOSTELは、2018年2月15日、高知駅から徒歩15分の菜園場にオープンした新しいゲストハウスです。3つのSNS( Facebook、Instagram、Twitter )と、HPを通じて情報発信をしています。是非フォローよろしくお願いします。
とまり木ホステルでの日々に関しては、こちらのカテゴリーに蓄積させています。
ブログタイトルにある『微住』とは、「移住・定住」と「旅での滞在」の間にあるような、「旅するように暮らす」「暮らすように旅する」をバッグ一つで実現する、前向きな仮暮らし的生活スタイルであり、地域と繋がるソーシャルアクションのことです。
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