こんにちは。
ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
先日、Facebookのカバー写真を変更しました。
撮影:まるじ君(@maruji_0521)
昨年2017年より、日本微住計画という名の当ブログを運営しながら、微住という造語を面白がっています。
微住といえばサトウショウヘイであり、サトウショウヘイといえば微住だと思っていたのですが…
ソトコトに『微住』
『 ショウヘイさん!! 微住!! 』
その日 一緒に働いていたモーリーが、買ってきた ソトコト6月号に『微住』という文字を見つけたようで、驚いた表情で雑誌を差し出してくれました。
び・びじゅう…!!!!!!
どういうことだ??
『微住』なんてヘンテコな造語、僕以外に使っているクレイジーな人間がいるとは到底思えず…
パクられたの?
偶然なの?なんだなんだ??
と、ハテナ続きでした。
真相がよく分からないまま、でも、なんだか面白い方向に進みそうなワクワク感も持ちながら、その日の業務を終えました。
え? 微住?#微住 #ソトコト pic.twitter.com/t09PolTtTe
— 佐藤翔平 / 高知市ゲストハウス生活 (@temporubato_yh) 2018年5月6日
寝耳にびじゅー。 https://t.co/V6m3SQcFur
— 佐藤翔平 / 高知市ゲストハウス生活 (@temporubato_yh) 2018年5月6日
僕の目の前にある世界が間違っていなければ、『微住』という言葉は僕の方が早く使ってるし、検索でも上位表示されているし、調べりゃあからさまな気はするけど…
https://t.co/KruvM1dXhS何が起こってるのかよく分からないし、面白いからまぁいいが、すごいかぶり方。笑😆#微住 pic.twitter.com/YG0nIzTanA
— 佐藤翔平 / 高知市ゲストハウス生活 (@temporubato_yh) 2018年5月6日
何もない一個人の僕が、何故こんなに自意識を持って「パクられたのか?」なんて思ってしまったんだろう…とも後になって思うわけですが、
SNSや情報社会のなかでは、発信頻度や検索順位、フォロワー数などの影響力(といわれているもの)、目に見える数字に盲目のパワーを無意識に植え付け、時に人をそんな恥ずかしい思考にさせてしまうのだと思います。
SNSをよく使う僕としては、そして、そんな僕をフォローしてくださる方もいる環境下で、『微住』の言葉が思わぬ方向から飛んできたことは、誰しもが予想外なことでした。
「無断で使われた?」「残念だね。」なんて声もあったので、分かる範囲で真相を調べてみることにしました。
ググってみよう。
『微住』と検索をすると、僕のブログや発言に関するものが上位表示されるのですが、『微住 福井』や『微住 台湾』と検索ワードを変えると、確かに田中佑典さんの関連するものも出てきました。
『微住』で検索
『微住 福井』で検索
『微住 台湾』で検索
検索順位の高いものをみると、どれも僕の開始した『日本微住計画』よりも後の情報、しかも新しい記事ばかりだったのですが、、
…ついに、見つけてしまったのです!!!
このハッシュタグにある、イケてる、エモい写真を振り返ると、2017年3月と書いてあったのです。
僕が『微住』という言葉を使い始めたのは、旭川に滞在していた時からでした。…時系列に直すと2017年9月。
旅の目的みたいのもあると思うけど、さいきんよく言われる「暮らすように旅する」とか「旅するように暮らす」みたいのを実現したい人は、 移住じゃなくてバッグひとつの【微住】でいいと思う。笑
微妙に住んでるような中長期滞在。(^。^)
町で微住者を受け入れたらいい。笑
— 佐藤翔平 / 高知市ゲストハウス生活 (@temporubato_yh) 2017年9月4日
ただ、この『福井微住日記』のハッシュタグをみると、それ以前に微住という言葉を使っていたようでした。
「パクられてねーし、むしろ俺より、こっちのほうがはえーーじゃん!!!」
はっずっっ!!!(恥ずかしい。)
ほんと、一瞬たりとも疑いをもって ごめんなさい。って感じでした。
でも、僕はパクってません。
決して、パクってません。
二つの『微住』
強烈なシンクロによって使われていた言葉だったと分かると、途端に親近感がわき、言葉の持つパワーにも改めて気付かされることになりました。
田中佑典さんの提唱する『微住』のことも気になったので、更に記事を探してみることにしました。
サトウショウヘイの『微住』
微住とは『移住・定住』と『旅での滞在』の間にあるような、「旅するように暮らす」「暮らすように旅する」をバッグ一つで実現する、前向きな仮暮らし的生活スタイルであり、地域と繋がるソーシャルアクションのことです。
僕がこれまで唱えていた微住とは、このような概念のことで、この記事でも『微住』が生まれた背景や考え方について書いてきました。
田中佑典さんの『微住』
一方、今回のソトコトの記事で取り上げられていた田中佑典さんは、2週間以上の滞在…という定義づけをされていたようですが、それ以外に関しては、ほぼ同じような要素を盛り込んだ言葉として『微住』を使われていました。
福井新聞の記事には、このようにも書いてありました。
福井特集号のテーマは「微住」。福井人になりきって1〜2週間の旅を楽しむ新スタイルを提案したい。福井は3泊4日の旅先には選ばれにくいが、短期旅行と移住の間のような旅をすれば、きっと魅力に気が付いてもらえる。
今回は普段の生活を味わうため、主に福井市内のお寺に泊めてもらって取材した。観光地だけでなく、まちで愛されている古い食堂や家族連れでにぎわうスーパー銭湯、まんじゅうまきも体験した。
両者の言葉を重ね合わせても、移住と旅の短期滞在のあいだ … これを『微住』と呼ぶことは間違いなさそうです。
こんな面白いことあるんですね。
日本微住計画とか、一緒に進められたら面白いだろうなー。
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こちらの記事も是非
ブログタイトルにある『微住』とは、「移住・定住」と「旅での滞在」の間にあるような、「旅するように暮らす」「暮らすように旅する」をバッグ一つで実現する、前向きな仮暮らし的生活スタイルであり、地域と繋がるソーシャルアクションのことです。
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