こんにちは。
ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
先月だったでしょうか、Twitter経由で流れてきたこの記事を読みました。
▼HUFFPOST:素敵な宿に無料で泊まれる。イタリアの「物々交換ウィーク」って?
簡単に説明すると、スキルと宿泊の物々交換をする取り組みのようで、お菓子づくりや楽器のレッスン、マンガ、マーケティングスキル、ダンスレッスン、写真、日本語のレッスン等さまざまなスキルを対価に、豪華B&B(ベッド・アンド・ブレックファスト)に無料で宿泊できる取り組みです。
これは、イタリアで2009年から取り入れられている「バーター(物々交換)ウィーク」というもの。今では、ヨーロッパ・アジア・アメリカ・アフリカ・オセアニアと、世界49の国で開催されています。
今回は、キュレーション元であるHUFFPOSTの記事を参照しながら、「バーターウィーク」の紹介をしたいと思います。
バーターウィークの特徴
スキルと宿泊先のコウカン。
先に紹介したとおり、「バーターウィーク」とは、スキルと宿泊の物々交換をする取り組み。余剰部分のコウカンを通じて、お互いにより幸福へ向かうことができ、新たな関係性を作ることが出来ます。(僕らが2015-2016にかけて行っていた、House Caravanの活動にも通ずるものがあるし、超共感するところ。)
似たような取り組みでWWOOFというサービスもありますが、『スキルを限定しない』ところが一つのミソなのかもしれません。
ウィッシュリストを持つホストも
バーターウィーク全ての案件ではないようですが、これをお願いしたい…という『ウィッシュリスト』『関わりしろ』の提案があるのがいいですね。『ウィッシュリスト』の発想は、これ以外でも様々な場面でもっと取り入れられていいように思います。
多様な受け入れをしながらも、必要なものを明確にする仕組みは重要です。微住計画カテゴリーで度々登場する、『関係人口』や『関係案内所』『関わりしろ』というところにも繋がる発想ではないでしょうか。
直接交渉する
交渉のための使用ツールは、ある程度多岐にわたってもいいと思いますが、「個人間で行える」という部分がとても今っぽいですね。
Airbnbの仕組みやFacebookに流れてくる求人のように、サービスはあくまでプラットフォームや仕組みであり、その先はユーザーに任せる…という部分にも時代感を感じます。
オープンソース化
冒頭に書いたように、2009年イタリアで始まった取り組みが、今では世界49ヶ国で行われるものに発展しました。シンプルかつ面白い取り組みであるが故に、ここまで拡がるのだと思います。
どのようなルーツと意図を持つ取り組みなのか。情報があまり出てこなく正直見えていないのですが、お金を介さないコウカン、サービスは今後も増えていくように思います。
おわりに
どのような宿が登録されているかは、HPを見てもらえれば分かります。幾つか見てみましたが、キレイでラグジュアリー感のある宿泊施設が多い印象を受けました。
▼HUFFPOST:素敵な宿に無料で泊まれる。イタリアの「物々交換ウィーク」って?
※改めて参照元の記事はコチラ
フェスティバルの延長線なのかな?
日本でも実現できたら面白いですね。継続的に何処か一つの活動体が行うことも素晴らしいですが、日本全体でフェスティバルのように受け入れできたら…そんなことも思います。
他人家族とは
この記事は、運営ー他人家族 というカテゴリーに投稿しています。
他人家族 〜これからを考えた居場所づくり〜 は、それが他人同士であっても家族のように支えあって生きていけないのだろうか…という提起を軸に、コミュニティに関する国内外の取り組みを紹介しているキュレーションページです。
▼詳しくはページ詳細へ
日本でもバーターウィーク♪
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