こんにちは。
ヨソモノ目線で横須賀を面白がる佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
皆さんはどこか出かける際に、立ち寄るお店って決めて行きますか?
僕は普段からあまり細かく予定を立てないで動くタイプなのですが、移動しながら近隣の情報をよく収集します。
Google mapを開いて現在地付近のお店を検索することも多く、今回の『山の上ベーカリー』も少し前にそうやって見つけて気になっていたお店でした。
今日は、横須賀の山の上にあるカフェ併設型のパン屋さんを紹介します。
山の上ベーカリー
新緑がキレイな5月中旬。
自転車で横須賀サイクリングをしていると、以前グーグルマップでみつけたお店を思い出しました。
今まで通ったことのない道、そして土地勘のない『県立大学駅』の近く。
小さな山道をゆるやかに登っていくと、立て看板が置いてありました。
場所はココらへん
どうやらこの階段の先に『山の上ベーカリー』があるようです。
人の行き来が難しいほどの狭い石階段をあがっていくと、家のようなお店が見えてきました。
地方を旅していると、たまに「こんな場所に?」というところに、おしゃれな人気カフェがあったりします。
職と住が隣接していて、まるで日常の一部をシェアしているような、ゆるやかな雰囲気を感じる素敵なお店。この『山の上ベーカリー』にも同じような雰囲気を感じました。
営業中の札を確認し、お昼を少し過ぎたくらいの時間の店内へ。
古民家をリノベーションした素敵な空間
お客さんが多かったのでこだわった写真は撮れませんでしたが、立派な梁や柱がむき出しになった、風合いを感じる心地いい空間でした。
空間を彩るインテリアも素敵で、蓄音機のようなスピーカーから音が出ているようでした。
一人であることを告げると、一枚板の広いテーブル席に案内してもらいました。
気になるランチメニュー
既にランチを済ませてきてしまったので、この日は軽食を頼むことにしましたが、ランチメニューとても気になりました。
LUNCH MENU
ビーフシチューセット (パン、サラダ付き) 1500円
季節のランチプレートセット (パン、スープ、サラダ付き) 1200円
サンドウィッチプレートセット (スープ、サラダ付き) 1200円
注文したカフェメニュー
あんバタートースト 550yen
山の上ブレンドコーヒー 500yen
今回注文したのは、あんバタートーストとブレンドコーヒー。
香ばしくほんのり温かい、いい香りのパンがやってきました。
フワッ‥サクッ‥
ナイフで食べようとすると、外側のサクッとした部分はすんなりと刃が通るのですが、内側のモチフワな部分は上手くいきません。さけるチーズのそれのように、手で引き裂きます。
一口サイズに引き裂いたパンの上に、小さくカットしたバターとずっしりと重たいあんをのっけます。
バターのわずかな塩気とあんの甘さがパンを彩り、口の中に幸福が拡がっているところに、追い打ちをかけるようにやや深煎りのすっきりとしたコーヒーを流し込みます。
これぞ、贅沢すぎる週末の午後。
ランチタイムに来ていたお客さんが少しずつ捌けていき、慌ただしい雰囲気からスローな時間が流れ始めました。
外から差し込む木漏れ日と、ゆったりと流れる音楽。
至福のひとときを体験できました。
パンを焼く薪窯が店内中央に
会計をするために横にあるパン工房へ移動すると、正面右手に大きな薪窯が現れました。
実際にこれでパンを焼いているようで、焼き立てのパンがカゴに入って陳列されていました。
横須賀にこんな場所が‥
「横須賀らしくない」というと語弊がありますが、おしゃれで丁寧で‥たまに通いたくなる素敵な雰囲気のお店でした。
大関商品研究所
気になったので改めてHPをみてみると、運営会社が書かれていました。
ツリーハウスのある『なんじゃもんじゃカフェ』や、古民家シェアハウス『バウハウス』なども手がけている『大関商品研究所』が運営する施設でした。
なるほど‥
いやーとてもいい空間だったし、パンもとても美味しかったので、また遊びに行きたいと思います。
ご馳走さまでした!!
お店の情報など
山の上ベーカリー
住所:神奈川県横須賀市田戸台60
電話:046-884-8670
営業:11:00~17:00(16:30LO)
定休:火曜、水曜
SNS:Instagram
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https://satoshohei.com/local-coffee-trip/
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ブログタイトルにある『微住』とは、「移住・定住」と「旅での滞在」の間にあるような、「旅するように暮らす」「暮らすように旅する」をバッグ一つで実現する、前向きな仮暮らし的生活スタイルであり、地域と繋がるソーシャルアクションのことです。
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