【高知】デポー京町店で『高知式のモーニング』を。

サトウ

こんにちは。

微妙に住んでいると書いて『微住』。旅でも移住でもない、微住生活を過ごしている ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。

初めて高知市へやってきた日の朝に行った、懐かしのデポー京町店。

最近喫茶店巡りをしているので、改めて再訪してみることに。

デポー京町店

高知駅へと続く電車通り沿い、帯屋町商店街の横、京町のアーケード入口にあるのが、今回紹介するデポー京町店。

呉服屋や小間物屋等が軒を連ねていた、江戸時代から続く京町商店街。

以前紹介した菜園場にあるデポーの系列店。

おにぎりにトースト、コーヒーに味噌汁…現在の『高知 和洋モーニング』の礎を作ったともいえる喫茶デポーでモーニングを。

はりま家よさこい館のニ階にあります。

入口にメニューパネルがたくさん並んでいるので、初めての人でも比較的入りやすいのではないでしょうか。

「体験してみたさはあるけど、朝からこれ食べるのか?」

以前紹介した高知のモーニングのサンプルが、やはり気になって仕方がない。

(でも、そこまでお腹すいているわけでもない。)

階段をあがり、早速店内に入ります。

店内は明るくキレイ

店内はとても新しい感じがしてキレイです。

実は2017年10月に改装をしたばかりなのだそうで、ミントグリーン色の壁と木の風合いが朝の爽やかさを一層引き立たせています。

窓も大きく取られているため、自然光がいい感じに入ってきます。

うんっ、爽やか!!

お客さんがいないタイミングで撮影をしていますが、9時過ぎに入店してから、老若男女様々な人の出入りがありました。

特に他の喫茶店と比較すると、女性率が高い印象でした。

もしかしたら全面禁煙だからかもしれません。

女性の喫煙者も当然喫茶店で見かけることがあるわけですが、全面禁煙のお店は割合的に女性率が高い印象がありますね。

京町商店街を見下ろせるカウンター席に腰をおろし、メニューをひと通り確認します。

モーニングメニュー

モーニングは480yenからあって全7種類。

菜園場店に行った際はホットサンドを注文したので、今回は「いざ高知識モーニングを体験」…ということで、『高知のモーニング Part4』を注文。

レギュラーメニュー

ランチメニューやSNACK&CAKEのメニュー、ドリンクなど品揃えが豊富。

挟まっているメニューもひと通り撮影。(こんなにメニューがあるのか)

喫茶店で『おこさまランチ』まで頼めるとは。

喫茶店大国の英才教育はばっちりですね。

喫茶店店舗数(人口10万人あたり) 全国平均55.07軒 1位高知156.37軒 2位岐阜142.92軒 3位愛知113.05軒 4位和歌山112.67軒 5位大阪105.67軒 6位兵庫97.26軒 7位香川93.17軒…45位群馬21.00軒 46位福島20.98軒 47位茨城20.69軒

喫茶店店舗数 [ 2014年第一位 高知県 ]

喫茶店は全国に69,983軒あり、人口10万人あたり店舗数は55.07軒。最も喫茶店が多いのは高知県で人口10万人あたり156.37軒。全国平均の2.8倍で偏差値も80.43と高い。2位は岐阜県で142.92軒、3位は愛知県で113.05軒。- 都道府県別統計とランキングで見る県民性

Depot NEWS

『高知のモーニング』リニューアルのことや、菜園場商店街のよさこいの話など、各店舗で連携して作っている Depot NEWS も面白く読ませて頂きました。

高知のモーニング Part4

どーーーん!!

やはりスゴい…高知のモーニング。。。

コーヒーの価格でトーストなどが付いてくる愛知のモーニングとは違い、高知のモーニングは朝から結構ボリューミーでカオスなのです。

ジャムが塗られたトーストの向こうに見えるのは、小皿に盛られふりかけのかかったご飯。

コーヒーの隣には味噌汁があります。

そして、パスタやソーセージやオムレツ、サラダやフルーツも…

なんだか改めて振り返ると、『ホテルのバイキングで朝から欲張ってるヤツ』みたいですね、この光景は。。笑

こちらの記事でもありますが、パンとおにぎり、味噌汁とコーヒー、更にはフルーツやパスタなど…朝から和洋折衷色んなものがプレートに乗ってくるのが『高知のモーニング』。

そして、このメニューを始めたのがデポー。

このメニューを考え出したのは、デポー専務取締役の池田登志子さん。

「朝食で私の食べたいものを考えていったら、トーストとおにぎり両方になったの。おにぎりだったら合わせるのはお味噌汁でしょう、ということで思い切って一緒に乗せてみました。高知市内でこんな組み合わせを提供したのはどうやら私が初めてだったみたい。これがお客さんに喜んでもらえて人気になりました」 – さんち より引用

記事にある通り、今ではこのような和洋折衷のボリュームあるモーニングが県内各地に広がっています。

特に問題なく完食できちゃいましたが、しっかり食べた朝になりました。

アンティーク品

主張しすぎない控えめなインテリア。

ウェブメディア “さんち” に取り上げられていた、菜園場店の話を思い出しました。

かなり古いものもあり、評判を聞きつけたアメリカのコカ・コーラ本社から社長が訪れたこともあったほど。社長から喜びのお手紙まで届いたそう – さんち より引用

雑誌や新聞も

雑誌や新聞も豊富にあり、マガジンラックを行ったり来たりするお客さんも多かったです。

日常的に喫茶店でモーニングを食べる方からしたら、新聞や雑誌は家で買って読むものじゃないのかもしれないなぁ…なんて思いました。

おわりに

モーニングのある生活。

朝食を外で済ませる…なんだか海外の方々の週末の過ごし方みたいですよね。

外着に着替えて朝から活動をする。そして、しっかりとボリュームのある朝食を食べる…。

朝から少し活動的になれるので、疲れている時こそ夜早く寝て、朝モーニング食べに行って。そんなリズムの立て直しかたもありなのかも…と思いました。

また行こう!!

御馳走様でしたー。

お店の情報

デポー 菜園場店

住所:高知県高知市はりまや町1丁目3−1
電話:088-823-7706

営業時間  8:00~22:00
モーニング 8:00~11:00 
アイドルタイム 14:00~16:00

定休日 : 無休

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もともとは、ZINE制作企画やイベント企画などと合わせて、Facebook上に作ったページなのですが、現在はインスタグラムでの写真投稿と、ブログによる記事投稿による情報発信が中心になっています。

▼珈琲好きな人は是非お立ち寄り下さい

https://satoshohei.com/local-coffee-trip/


マシン無料レンタル/ネスカフェ ドルチェ グスト

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▼Facebook:@satoshoheicom

ブログタイトルにある『微住』とは、「移住・定住」と「旅での滞在」の間にあるような、「旅するように暮らす」「暮らすように旅する」をバッグ一つで実現する、前向きな仮暮らし的生活スタイルであり、地域と繋がるソーシャルアクションのことです。

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名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。 【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしてきました。 令和元年より、横浜市のBtoB企業で広報を担当しています。 
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