【高知】無料レンタサイクルを使うなら25km圏内がベスト!? 絵金蔵や手結港可動橋をみてきたよ。

サトウ

こんにちは。

ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。

以前紹介した高知駅前の無料レンタサイクルで、プチ自転車旅をしてきました。

「レンタサイクルでどこへいく?」

借りれることは分かったけど…「どこに行こう?」「どこまでならいけるだろう?」…そんな疑問が出てきたので、今回実体験してきました。

レンタサイクルの旅

JR高知駅前にある観光情報発信館『とさてらす』で提供している、無料レンタサイクルのサービスについて紹介します。2つの条件に当てはまる人であれば、誰でも借りれるよー。

先ず、レンタサイクルを選びます。

3タイプから選択

1:シティサイクルタイプ

2:クロスバイクタイプ

3:電動アシストタイプ

「ラクラク電動アシストタイプいいよなー!!」

移動距離や移動時間などによって、3タイプの自転車から好きなものを選ぶことが出来ます。いずれも無料で借りれます。

この日は遠くまで行こうと思っていたので、「第一希望は迷わず電動チャリ!! (へタレ)」 と考えていましたが、長距離になるとバッテリーが切れてしまう可能性が高いそうで…係りの人に相談をしながら、ギア6段つきの『2:クロスバイクタイプ』を選ぶことに。

(クロスバイクなら、ママチャリより遠くへ行くことに適してそうだ!!)

前回紹介したとおり、レンタサイクルが使用できるのは 8:30~17:00 のあいだ。自転車の鍵を受け取ったのが 9:15 頃。「17:00までには戻ります」と受付で係の人に別れを告げ、自転車旅をスタート。

JR高知駅を出発→南国市へ

今回は、東に向かって自転車を走らせるプラン。

武市半平太、坂本龍馬、中岡慎太郎。土佐三大偉人に一礼して、いざ出発!!

自然を感じる道

高知の市街地を15分も走ると、のどかな田園風景が現れました。車通りはそこそこありますが、川が流れる道や高知の山々を眺めながらの気持ちのいいサイクリング。

走りやすい道路とはいえませんが、歩行者優先の『自転車歩行者専用道路』が続くので、ノーパンクタイヤ使用のレンタサイクルの場合は、しばらくは車道脇を走るよりも歩道側を走ったほうが無難かもしれません。(それなりに交通量がある)

路面電車と並走

この日僕の選択したルートは、南国バイパス(32号線)ではなく大津バイパス(374号線)の道。途中から路面電車と並走するルートでした。

路面電車の線路によって車道が狭くなっており、歩道もない道だったので少々走りづらかったですが、日本最長&最古といわれる「とさでん」と並走するのも乙なもの。高知らしい道を走りながら、先へ進みました。

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ランパスを使って早めのランチ。

絶品カレー

11時半近くに食べた早めのランチ。別記事で紹介したガネーシャ7へ。

▷ガネーシャ 7

階段を上ると、そこはインドだった…本場インド料理ガネーシャ7でキーマとゆでたまごのカレーを食べたよ。巨大ナンとサラダがついてワンコイン…相変わらずランパスはコスパがいいのでした。

赤岡の町並みを通って…

赤岡の古い町並み

平成の大合併の前までは、『日本の市区町村の中で最も面積が小さい自治体』だった赤岡町。Wikipediaをみると、こんな記載もありました。

人口は3000人強しか無かったが、非常に狭い町であるため、1km2当たりの人口密度は福岡県北九州市とほぼ同じであり、ほぼ全域が市街地となっている。-wikipedia

地域全体が市街地…とても面白い特徴を持っている町。

平日は観光客でごった返すことも少ないので、走っているとじろじろ見られましたが、笑 古い町並みをゆっくり走ることができ、とても気持ち良かったです。

文化的な魅力も

アーティスト&旅人インレジデンスの祖のような、非常に面白いエピソードのある絵金蔵や、市川海老蔵もやってくる弁天座、酒飲みの奇祭どろめ祭りなど、文化的に面白い要素も兼ね備えている魅力の詰まった町。

(ちなみに、月曜日は閉館している場所が多いので気をつけてください。この日は月曜でした。笑)

高知県香南市赤岡町にある、絵金蔵の公式サイトです。絵金蔵では、絵師、弘瀬金蔵が描いた作品を展示するだけでなく、各イベントや絵金祭りなども企画しています。

水切り瓦

台風や雨の多い高知ならではの、蔵の壁を守るための『水切り瓦』(壁に埋め込まれているひさし)や、白さ際立つ『土佐漆喰』など、高知ならではの建築に触れることもできます。

個人的には、『赤岡カトリック教会』の建物や、猫が歩いてそうな細い路地に惹かれました。

向井山朋子「HOME」

また、GWにかけて開催される『高知パフォーミング・アーツ・フェスティバル2018』の舞台も、ここ赤岡にある赤れんが商家。この舞台は本当に観に行きたいなーー!!

シャガール、近代・現代の美術作家、郷土作家によるコレクション展と、国内外の様々なジャンルのアートをご紹介する企画展を開催。

夜須の海沿いが気持ちよい

海沿いの道へ

赤岡町を抜け夜須へと入ると、海沿いの気持ち良い道がしばし続きます。

鎖で覆われた「やすにんぎょちゃん」に一礼。

折り返し時間も差し迫ってきたので、海辺のオアシス「道の駅やす」や 海の公園「ヤ・シィパーク」などはチラッと観る程度にして、もうしばらく進んでから引き返すことに。

(レンタサイクルの返却時間があるので、17時までには帰還しないとならないのだ。)

手結港可動橋へ

 

道路分断!!!!!

この日、折り返し地点に設定したのは『手結港可動橋』。到着した際、さっそく道路の壁が出来ていてびっくり。道が…。。

このCMで有名みたいです。

のどかな手結港(ていこう)

「道路分断されちゃって大丈夫なの?」と思いましたが、迂回路があり向こう岸に回ることもできました。こぢんまりとした港ですが、なんだかいい雰囲気。このままゆったり海を眺めていたくなるような、そんなのどかな場所でした。

アレ?ここだっけ?

少し先へ進み引き返すと、道路があっという間に元通りになっていました。さっきまでの出来事がまるで錯覚であったかのよう。これは面白い体験!!

土佐力舎でひと休み

気になっていたショップ&カフェに寄り道。

高知のものにこだわった『土佐力舎』で、室戸の海洋深層水で淹れたハンドドリップコーヒーを。小休憩をはさみ、ゆったりと帰還しました。

▷土佐力舎

オシャレなカフェは突然に… 龍馬空港近くにある高知を発信するカフェ。 高知の食材と室戸の海洋深層水を使ったランチも美味しそうでしたーー。

TOMARIGI HOSTEL

高知市へ帰還

TOMARIGI HOSTELへ戻ってきたのは、16:00過ぎ。

久しぶりの自転車旅に身体全身に疲労を溜め込みながらも、予定より少し早めに戻ってくることができました。

まとめ

今回は、適度な移動、適度な観光を目指して周りましたが、わりと移動が主になる感じだったように振り返ります。絵金蔵や弁天座、海岸沿いや道の駅などをゆっくりと楽しむなら、もう少し時間が必要だったかもしれません。

とはいっても、自転車での移動だったこともあり、気になるポイントごとに停車して写真を撮影したりスマホで調べものをしたり…ペースは結構ゆっくりとしていました。

自転車旅の移動距離や時間配分、個人差はまちまちだろうなーと、体験して改めて感じるところでした。参考までに、今回の周遊に関するものをシェアします。

今回の周遊プラン

スタート

9時半 JR高知駅出発 → 南国市内回遊 → 11時15分 ガネーシャ7ランチ(30分休憩) → 12時 赤岡回遊 → 12時45分 夜須回遊 → 13時 手結港可動橋 【折り返し】→ 14時半 土佐力舎 (30分休憩) → 16時 TOMARIGI HOSTEL(30分休憩) → 16時50分 JR高知駅 返却

ゴール

今回の移動距離

片道25km 3時間弱の移動。往復50km 6時間弱。

また、今回ギア6段つきのクロスバイクタイプを選択しましたが、あくまでも『一般的なチャリ』という認識でいたほうが良いかもしれません。それなり の自転車です。軽くて高性能なロードバイクではありませんので、あらかじめご了承くださいねー。

様々なエリアを無料で回遊できるレンタサイクル。

戻りの時間を気にしながらの移動にはなりますが、とても充実した時間を過ごせました。今後も定期的に利用したいと思います。

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とさでん交通と観光コンベンション協会によって運営されている、高知市内の観光スポットを巡る MY遊バスがおススメ。1,000円の一日乗車券で、区間内乗り降り自由。路面電車も区間内無料。 観光スポットの目の前まで、バス移動できるよ。

日本微住計画BLOGをスタートして、初めての微住先となる高知市。ゲストハウス『TOMARIGI HOSTEL KOCHI』のお手伝いをしながら、高知の様々な方々と関わりをもてればと思っています。

▼高知滞在中の出来事は、このページに適宜まとめます。

https://satoshohei.com/kochi-bijyu/

サトウ

翌日は思ったより身体の痛みはなく、快調でした!!

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名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。 【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしてきました。 令和元年より、横浜市のBtoB企業で広報を担当しています。 
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