こんにちは。
ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
【カレーを通じて小さな経済圏をつくる】
カレーが好きな人と高知でワクワクしたい。
先月スタートした『カレーエコノミー』。
おかげさまで様々な反響を頂きはじめたので、この一ヶ月で起こった10の変化について、今回は報告を含めてイベントを開催させて頂きました。
第1回 カレーエコノミー イベント
改めまして…
ガラムマサラ佐藤です。
『カレーを通じて小さな経済圏をつくる』という文言と共に、【カレーエコノミー】という言葉を用いたカレーイベントをひと月前に開催しました。
そもそも…「カレーエコノミってなに?」 ということなのですが、前回のイベントに参加できなかった人に向けて、先ずは簡単な共有をさせて頂きました。
ブログではコチラのリンクを共有させてください。
カレーなる自己紹介
…と「カレエコとは何か?」の前に、今回もアイスブレイクを兼ねてカードを配布し、参加者それぞれ自己紹介をしてもらいました。
この規模感 (MAX10席程度) だからこそ可能な、全員自己紹介タイム。
今回お配りした自己紹介カードはこちら。
カレーエコノミーのことを知らない人に、このカードはあまりにハードルが高いですね。高すぎます。(関係とか熱量とか、ホント意味分からないですよね。笑 いつもごめんなさい。)
今回も少しヘンな『自己紹介カード』をお配りし、分かる範囲での記載をお願いした後に、以下の3つを共有してもらいました。
1:カレーネーム
カレーネームとは、カレーに因んだニックネームのこと。参加者それぞれに、思い思いのカレーネームを設定してもらいます。
前回の参加者は、このような名前を各々つけて下さいました。
参加者名簿 一部
・キーマ村山
・コリアンダーあいか
・アブドーラザ オーリー
・SPICE KING
・ラッシーヒカル
・シナモンまおり
・ダンニャワード モーリー
・タージマハル ヨッシー
・ナン ゴウダ
みんなセンスありすぎて、カレーネームをきく時間がヤバい面白いのです。笑
2:今日持ってきた食材
二つ目は、この日の企画【一期一会カレー】に使う食材の発表です。
各自余っている食材やカレーに入れたいものを持ち込んでもらい、その日の【偶然】によって生まれるカレー。
その日その時のメンバーのさじ加減で生まれたものを、一期一会の出会いと共に味わおう…という企画。持ち寄ってもらった食材を一人ずつ紹介してもらいました。
今回のカレエコ会はイイヒトばかり。
ヤミ鍋のように荒れることはなく、美味しいカレーを食べたい…という想いで通じ合っていたようです。
見てください。
一つの鍋に収めていくと、こんなに素敵な感じになりました!!
僕がスライドでトークをしている時間で、ダンニャワードモーリーがカレーにしていきます。
『ライブ感のあるカレー!!』
各自持ち込んだ食材が、短時間のうちにカレーになる。これが一期一会カレーの最大の面白さです。
3:最近のカレーごと
「私のカレーごとで恐縮ですが…」と、最近のカレーごとについて各自お話をしてもらいました。
「僕は先週一週間横浜に帰省していまして、その間に5軒のカレー屋さんに行きました。なかでも横浜にあるサリサリカリーは…」なんて具合の話を各自発表し、参加者それぞれの『カレーごと』を共有しました。
Instagram:#カレーエコノミー
Twitter:#カレーエコノミー
カレーエコノミーとはなにか
カレーエコノミーという言葉は造語で、『カレーで経済を回したい!!』という、僕の社会実験的妄想をキャッチーに言語化したもの。
経済を回す…というとお金を生むための行為のようにも感じますが、必ずしもそういうこと “だけ” ではなくて…ということを、経済という言葉に先ず立ち返って共有をしました。
(経済ってこういう意味の言葉だったんですね…知らなかった。笑)
(あんまり腑には落ちてないけど)
つまるところ…
ということで、シンプルな共有をしました。
この一ヶ月で起こった10の変化
ここからが本編でもある、カレーエコノミーを始めてからの出来事について。
当日のスライドとは前後しますが、結論からいうとこのようなことが起こりました。
様々な変化が起こりましたが、中でも僕的に面白かった変化は、2・6・8・9です。
2.カレーネームで認識し合うようになった
TOMARIGI HOSTELのイベントで、初対面の2人が出会いました。
二人は顔も本名も知らない初対面。しかし実は、カレーエコノミーというコミュニティで、オンライン上では既に繋がっていました。
二人のことを知っている僕が、二人がカレーエコノミーのメンバーであることを双方に伝え、二人のカレーネームを呼んでみたところ…途端に「ラッシーさん!!」「ナンさん!!」と共鳴し合い、前から知っていたような、コミュニケーションをとり始めました。
メチャ面白かった出来事でした!!!
6.余った食材が集まるようになった
カレーエコノミーを唱え、カレーの提供を緩やかに始めると、それを面白がってくれたメンバーが、余った野菜を持ってきてくれるようになりました。
その結果『シェアリングカレー』というものが生まれました。
余った食材が集まる → カレーを作って消費する → 余った食材が集まる → カレーを作って消費する…
そんなことを繰り返しながら、TOMARIGIで提供されたカレーのメニュー表が増えてきました。
これは新しい変化でしたね。笑
8.カレーの返盃文化が爆誕した
高知には、酒を酌み交わし続ける『返盃』という文化があります。
まさかカレーで、この返盃が生まれるとは想像すらしていませんでした。
毎日、カレーばかりを作っていた僕。
ふと「他の人の作ったカレーも食べたい…」という小言をもらした際、シナモンさんが瓶につめたカレーを自作して持ってきてくれました。
瓶につめた手作りカレーを頂きご満悦。
…ただ、空の瓶をそのまま返すのもなぁと思った僕は、新たにカレーを詰めてお返しすることに。
これがカレー返盃。
とても素敵なカレーシェアリングの文化だなーと思いました。今後もこのような返盃カレーが増えていくと面白いなー!!
9.出店のお話をいただき始めた
面白がって『#カレーエコノミー』というハッシュタグを使い、『カレー経済を回す!!』なんて意味の分からないことを言い始めた僕ですが、たったひと月でここまで話が拡がるとは思ってもみませんでした。
カレーエコノミー出店の話が出たのです。
現状体制も整っておらず、先ずは出店までの様々なハードルをクリアしていかなければ…という感じではありますが、これは激アツでした。
カレエコ、面白すぎます!!
(そして、高知の人、ノリが良すぎます!!笑)
おわりに
イベントの終盤に、これからチカラを入れていきたい2つのこと…と題して、自分の想いを伝えさせて頂きました。
#カレーエコノミー を増やしたい
前回のスライドでも紹介した、『Dual AISAS』という コンテンツ発見型の消費者行動モデル の話をシェアしながら、先ずはこのコミュニティの存在や輪郭を発見してもらいたい!!という想いを共有しました。
カレーの部活動 の機会を増やしたい
そしてもう一つ、一緒にカレーを食べに行ったり、カレーを様々な角度から面白がれるコアなカフレ(カレーフレンド)が欲しい…という話を共有しました。
オフラインの場で面白い体験を重ね、オンラインでそれを発信し、少しずつ関係者を増やしながら、関係者の集合知でもっと面白いことをしていきたいです。
この2点について、チカラを入れていきたいです!!
(ご協力ください~!!!!)
みんなでカレーを食べること
イベント終盤、ダンニャワードモーリーが作ってくれた『おうちカレー』をみんなで頂くことに。
「みんなで食べるカレーは最高だね!!」
ありきたりな言葉かもしれませんが、しみじみそう思いました。
みんなで合宿しているような気持ちで、美味しくカレーを頂きました。
カレーのある食卓… それは幸せの象徴。
素敵な時間が過ごせて幸せでした!!
ご馳走様でした。
今後も様々な手段でカレーエコノミーを面白がっていきます。
ご興味ある方は、是非 自由なスタイルで、コミットしてください~。
【カレーを通じて小さな経済圏をつくる】
『カレー好きがゆるく繋がり、その輪を拡げながら様々な角度でカレーを面白がったら、やがて小さな経済圏が生まれてしまうんじゃないか。』…そんな思いつきをイベントで披露したことがきっかけで回りだした、高知のカレーエコノミー。
『カレー好きを集めて何やろうか?何が出来るかな?どうなるよ?』回りだしたカレーエコノミーの未来とは。- カレーエコノミーをつくる
詳しくはコチラのカテゴリーページをご覧ください。
https://satoshohei.com/curry-economy/
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