こんにちは。
微妙に住んでいると書いて『微住』。旅でも移住でもない、微住生活を過ごしている ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
自由で柔軟な国、高知。
高知には、自由な発想で独自に発展した、少し変わったラーメンが幾つか存在するようです。
横浜家系ラーメンや豚骨ラーメン、中華そばやつけ麺の人気店も幾つかありますが、以前紹介した須崎の鍋焼きラーメンや味噌カツラーメンなど、他ではあまり聞かないラーメン屋さんも存在します。(高知では人気。)
今回は、四万十のジャン麺の紹介です。
まんしゅう ジャン麺
四万十名物のジャン麺ですが、実はTOMARIGI HOSTELから徒歩7分ほどのところにも人気店があります。ホルモン・ジャン麺専門店の まんしゅう です。
ジャン麺とは…
当店の看板メニューでもある「ジャン麺」は、四万十町古市町にある地元の人なら誰もが知る人気店「満州軒」にて、いまから約15年程前に「ご飯とあうラーメン」をコンセプトのもと開発されました。
麺の上には卵、ニラ、唐辛子、ホルモンが入ったあんかけがのっており、麺が見えないくらいボリューミー。
ニラはジャン麺1杯につき約80gと食物繊維もたっぷりです。開発当時はホルモンの代わりにカルビを採用しておりましたが、原価の関係で現在ホルモンに。しかしそれが現在のジャン麺としての形となりました。
現在はそのカルビも復刻版としてメニューとしてございますので、是非ご賞味ください。 –まんしゅうHP
ニラ玉ホルモンのピリ辛あんかけラーメン!
これが四万十じゃん麺じゃー🔥🍜
高知のラーメン文化は…ちょっとオリジナルな感が…強いのだ。
#じゃん麺 pic.twitter.com/KTBOUdzImz— 佐藤翔平 / 日本微住計画 in高知 (@temporubato_yh) 2018年10月20日
8月に近くを通りかかった時の写真。
四万十町古市町にある、ジャン麺発祥の焼肉屋『満州軒』は未だ人気店で、お昼時になると車でいっぱいになります。
四万十町観光ブログに詳しい情報が掲載されています。
高知市内にある『まんしゅう』も同様で、ランチタイム、ディナータイムともに、道端に列が出来ている光景をよくみます。
路面電車が走っている電車通り沿いに面しており、専用駐車場も数台あるそうです。(詳しくはブログ終盤に)
メニュー
メニューはこんな感じ。
本店の『満州軒』が焼肉屋なのに対し、『まんしゅう』はジャン麺が中心。幾つかホルモンを使ったメニュー展開もありますが、ラーメン屋さん的な要素が強いお店です。
素材は四万十の食材を使用しております。
ニラは四万十町根々崎のニラ栽培の農家から直送で仕入れ。またご飯にあうラーメンがテーマでもあるので、米にもこだわりあり。
米は四万十の「仁井田米」という「十和綿」と「ヒノヒカリ」のブレンド米を使用。寒暖差の激しい気候の中で丹精込めて育てられたこだわりのお米で、これがまたあんかけと合うんです。
調味料も柚子胡椒、粉末状の柚子などレパートリー多めで揃えておりますので、いつご来店いただいてもまた違った味をお楽しみいただけます。-まんしゅう
手書きのメニュー表には書いてありませんが、生産量・出荷量共に日本一である高知のニラ、『コロンブスの茶卵』というブランド卵、『仁井田米』という高知を代表するブランド米など、地元食材にこだわったメニューラインナップでもあるのです。
ジャン麺 実食!!
どうですか。
これが高知のジャン麺です。
不動の人気No.1 じゃんめん 880yen
こだわりの自家製スープにホルモン、ニンニク、ニラ、卵、豆板醤、強烈な面々をそろえつつ、それぞれの素材の旨味を生かしたあつあつトロトロスープが、ストレートの麺にからんで最後まで離れません!! – まんしゅうHP
麺がみえない、見たことのないビジュアルのラーメンです。(ラーメンなのか??)
スープがあんかけ状になっているので、中にある中華麺が重くて持ち上がりません。笑
こってりとした印象とは裏腹に、麺は意外と細めなもちもち麺です。
スープと絡まって…という表現をはるかに超える絡まりかた。
他では食べられない、でも病みつきになってしまうこの味に衝撃を受けるでしょう…(美味いです!!)
味は麻婆豆腐に近いと言われますが、子供でも食べられるくらい辛さはありません。
その一例として、初めて来店するお子さんの多くは普通の中華そばを頼まれますが、ご両親に一口もらって、二回目以降にはジャン麺を頼まれることがほとんどです。味に関しては実際にご来店いただき、お愉しみ頂ければと思います。-まんしゅう
子供たちも癖になる…それがジャン麺。
書かれているとおり、ビジュアルのわりに辛さは控えめです。
ニラ、卵、唐辛子、そしてホルモン。
小さくカットされたとても美味しいホルモン、香り高いニラや、中華スープのようなまろやかな溶き卵、、とても一体感のあるラーメンなのです。
スプーンのような銀色のレンゲが二種類。
一つは穴があいていて具材を食べる用。もう一つはスープ用。淵に引っかけることができるようになっています。
間違いなくご飯に合う。
このスープに口を付ければ、すぐにそれを実感すると思いますが、なかなか食べ応えのあるラーメンなので、追いご飯に罪悪感を感じたりもします。
(この日は罪悪感から逃れられずご飯は注文しませんでしたが、横の若い女子二人はご飯を別に頼んでたよ。笑)
高知の人はよく食べる…
個人的な印象でしかありませんが、大盛り!!、超大盛り!!、ごはん追加で!!…と注文する地元のお客さんの声が飛び交い、この食べ応えのあるジャン麺を最大限に味わっているようでした。
子供連れからご年配の方、学生やサラリーマンまで…幅広いお客さんが行き来しているのが印象的なお店でした。一人でも入りやすいお店です。
次回は、ハーフのジャン麺にご飯を追加で食べようかな。カレージャン麺も気になるなー!!!
美味しかったです!!
また行きますね~。
お店の情報
まんしゅう
住所:〒780-0824 高知県高知市城見町9−3
電話:088-855-5889
営業時間:ランチ [火~金] 10:00-14:00 [土日祝] 10:00-15:00、ディナー 17:00-21:00
定休日:月曜、第3火曜日
席数:20席(カウンター7席、座敷13席)
駐車場:有 店の隣に2台、店の裏に11台、計13台が駐車可
駐車場案内:MAP写真
こちらの記事も是非
高知 微住日記
日本微住計画BLOGをスタートして、初めての微住先となる高知市。ゲストハウス『TOMARIGI HOSTEL KOCHI』のお手伝いをしながら、高知の様々な方々と関わりをもてればと思っています。
▼高知滞在中の出来事は、このページに適宜まとめます。
https://satoshohei.com/kochi-bijyu/
ブログタイトルにある『微住』とは、「移住・定住」と「旅での滞在」の間にあるような、「旅するように暮らす」「暮らすように旅する」をバッグ一つで実現する、前向きな仮暮らし的生活スタイルであり、地域と繋がるソーシャルアクションのことです。
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