こんにちは。
微妙に住んでいると書いて『微住』。旅でも移住でもない、微住生活を過ごしている ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
目についたものや気になったものを、自分なりに空想を交えながら深掘りしていくことが好きなのは、旅人として日本各地を巡るようになったからなのだろうか…。
いつからか、モノゴトの見かたが多面的になったというか、一方向以上の目線で何かと対峙する機会が増えた気がします。
高知へ来て『ファミレス』や『喫茶店』の面白さを知り、その延長にあった『現代企業社』にも視線を向けるようになりました。
さいきんでは、今まで訪れた『現代企業社』のお店をまとめてみて、現象(行動)と共にある僕自身の視点(魅力の感じかた)について、改めて気付かされています。
さて、現代企業社のロゴですが、高知県民ならば誰しもが見たことのあるマークだと思います。
これですね。
『僕らは何も知らなかったけど、あの秘密結社の…』みたいな都市伝説があるかもしれないし、そもそも深い意味はないのかもしれないし…。
少し気になっていたのですが、調べても情報は出てこず。
そんな時に偶然訪れたレストラン『穀物学校』で、企業ロゴについて書かれているものがあったので、僕のように気になっている人もいるかもしれない…と、ここに残しておくことにしました。
3つの円からなる現代企業社のロゴは、それぞれ『お客様、取引先、お店』を表しているそうで、この三者がお互いに良い出会いをし、より良い未来へのエネルギーを生む場となるように…という思いが込められているそうです。
マーク中央のおむすびような形は、ロータリーエンジンのローターを意図したものでもあり、3つが重なり合って生まれるエネルギーを…ということだったようです。
売り手良し、買い手良し、世間良しの三つの「良し」…『三方よし』の発想にも近いですね。
最近では「働き手良し」を加えて『四方よし』、「未来・環境」を加えて『四方よし』…など、時代と共にその言葉も変化しているようです。
最近読んだ著書「マッチと街」にあった、現代企業社の特集ページも面白かったので、興味のあるかたは是非お手に取ってみて下さい。
スマホもネットももちろんなくて、テレビも民放2局しかなかった時代。
だけどそのぶん、今よりもずっとたくさん、街には人の「居場所」がありました。
珈琲を飲みたいと思えば純喫茶や音楽喫茶があり、お酒を飲みたいと思えば居酒屋はもちろんのこと、カクテルバーやジャズバー、スタンド、スナック、ラウンジ、キャバレーと、今ではあまり聞くことのない業種も含め 様々なスタイルのお店が、お客さんを待っていてくれていたのです。
人口30万人たらずのコミュニティの中で、あらゆる用事はこの街の中で済ませることができました。
街は、今よりもずっと濃かったのです。 – マッチと街
高知 微住日記
日本微住計画BLOGをスタートして、初めての微住先となる高知市。ゲストハウス『TOMARIGI HOSTEL KOCHI』のお手伝いをしながら、高知の様々な方々と関わりをもてればと思っています。
▼高知滞在中の出来事は、このページに適宜まとめます。
https://satoshohei.com/kochi-bijyu/
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