こんにちは。
ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
TOMARIGI HOSTELと同時期開業のコーヒースタンド、はりまや橋 魚の棚商店街にある TALK ABOUT IT , COFFEE BAR 。
焙煎も淹れ方も取り扱う豆も常に変化する、発見と出逢いのあるコーヒースタンドの紹介です。
Talk about it , coffee bar
2018年初旬、魚の棚商店街内にオープンしたトークアバウトイットコーヒーバー(TOMARIGI STAFFは、皆『トカバ』と呼んでいる)。
オーナーの山宮さんは、もともと大阪出身の移住組で、前職でコーヒー器具を扱う仕事をされていたこともあり、日本各地のロースターさんと繋がりのあるかた。
僕の個人的な部活動『旅とコーヒー。』(日本各地を旅しながら、ローカルなコーヒーを取り上げる)と同じような取り組みをされていて…
日本・世界各地のローカルコーヒーロースターさんの豆が、高知のこの小さなコーヒースタンドで味わえるんです。
(ちなみに、僕の部活動もちょっと紹介↓)
旅とコーヒーでは、旅の途中で出逢った日本各地のカフェやコーヒースタンドを、現地で撮影した写真やエピソードと共に紹介しています。
もともとは、ZINE制作企画やイベント企画などと合わせて、Facebook上に作ったページなのですが、現在はインスタグラムでの写真投稿と、ブログによる記事投稿による情報発信が中心になっています。
▼珈琲好きな人は是非お立ち寄り下さい
https://satoshohei.com/local-coffee-trip/
魚の棚商店街
トカバのある魚の棚商店街は、道幅3m、たった85歩で歩き終えてしまう高知一短い商店街。
日本全国でみても、トップクラスに短い商店街だと思います。
そんな商店街の中にも、人気のお惣菜やさん、干物やさん、青果店、ゲストハウスにコーヒースタンド…と、小さな町ができてている面白い通りです。
ローカル商店街は面白い!!を書いた記事
ローカルコーヒーを楽しむ
日本各地で日常的に飲まれているローカルなコーヒー。
それは、例えるならパンやお豆腐のようなもの。その地域の周辺カフェやお店に卸されていたり、日常的に利用されている【地域の味】。
コーヒーの生豆自体は、コーヒーベルトと呼ばれる赤道付近で生産されるものが大半ですが、ロースター(焙煎をする人)が味を決め、バリスタ(抽出する人)が味を決めるといわれているコーヒーの世界では、彼らのさじ加減でコーヒーの善し悪しが変わります。
その地域で食べられているもの、気候や県民性のようなもの、ロースターやバリスタの個性によって生まれる【ローカルコーヒー】を楽しむ。…
実際はネットで購入できる商品も多いのですが、その情報にたどり着くには何かしらのワードを入力して【検索】しないとならないですし、そのロースターさんのエピソードを第三者的に知ることってなかなかないことだったりします。
繋がりのある人が、見聞きしたことをストーリーとして伝える、紹介することってとても有意義なことだと思っているんですよね。
Casa BRUTUS(カ-サブル-タス) 2018年4月号 [カフェとロースター] 新品価格 |
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さいきんでは、ローカルなコーヒーを紹介する紙面も出てきましたが、例えばここで紹介しているカーサ(全国版)では、高知は1店舗のみの紹介、高知喫茶辞典(地域誌)ではコメダコーヒーが掲載されていたり、よくみかける業者さんのコーヒーを扱うお店の掲載も多いので、十分とはいえない印象を個人的には持っています。
韓国のロースターさん
神戸のロースターさん
トカバでは、 ゲストロースターは不定期に入れ替わり、高知県外のロースターさんの話と共に、県外のロースターの豆を味わえます…まさに、珈琲豆のゲストハウスのような場所なのです。
一杯一杯丁寧にハンドドリップで提供されるスペシャルティコーヒーは300yenから。県外・国外のロースターの豆は多少値は上がりますが、それでも500yen以下で飲めてしまいます。
渋谷・青山通りのTHE LOCAL は、2016年から同じような取り組みをしています。
季節限定コーヒーの提供も
夏の暑いシーズンには、夏季限定でフレッシュフルーツのコールドブリュー(水出しコーヒー)の提供などもされており、高知の小夏を取り入れたコーヒーなんかも出されていました。
はじめて小夏を食べた。
こうやって剥くんだね。
高知、初夏の味。😆🍊
ごちそうさま〜✨#小夏 #こなつ#TOMARIGI pic.twitter.com/Q4b1ertr5X
— 佐藤翔平 / 高知市ゲストハウス生活 (@temporubato_yh) 2018年4月29日
商店街内の青果店で仕入れるそうですが、地元の人は小夏に対するこだわりが強く、「もう少し甘めにして合わせたらどうだ」などと、いつも口出ししないコーヒーのことに対しても言及されるんだとか。笑
新しいのにしっかり地域に溶け込んでいる…面白エピソードですよね。
さいきんでは、コーヒーカクテルの提供もされているようです。
珈琲へのこだわり
高知市に一台しかないグラインダー(豆を挽く機械)を使い、浄水器にもこだわられているようです。
お客さんにはあまり言わないようなのですが、会話の中でお客さんの好みを探りながら、好みに合った抽出を心掛けているそうす。(プロの粋ですね。)
美味しく、安く、オシャレで、面白い。
TOMARIGI HOSTEL からも徒歩で行ける距離なので、コーヒー好きのゲストさんが来た際によく勧めています。
最近は一人でお店を回す体制にしたそうで、お昼ごろからお店を開け、お店を閉める日も増えたそうですが、他県への出張や焙煎にかける時間にも重点を置いているようなので、お店は常に変化と発見にあふれていることでしょう。
TOMARIGIHOSTELからも徒歩7分程度。今後も面白い連携を仕掛けていけたらと思っていますよ。
お近くに来られた際は、是非遊びに行ってください。
お店の情報
トークアバウトイットコーヒーバー
住所:〒780-0822 高知県高知市はりまや町1丁目9−4
営業時間:12:00~18:00
定休日 :不定休
駐車場:無
席数:無
営業情報はこちらで確認できます。
https://talkaboutitcoffeebarkochi.tumblr.com/
高知 微住日記
日本微住計画BLOGをスタートして、初めての微住先となる高知市。ゲストハウス『TOMARIGI HOSTEL KOCHI』のお手伝いをしながら、高知の様々な方々と関わりをもてればと思っています。
▼高知滞在中の出来事は、このページに適宜まとめます。
https://satoshohei.com/kochi-bijyu/
こちらの記事も是非
ブログタイトルにある『微住』とは、「移住・定住」と「旅での滞在」の間にあるような、「旅するように暮らす」「暮らすように旅する」をバッグ一つで実現する、前向きな仮暮らし的生活スタイルであり、地域と繋がるソーシャルアクションのことです。
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