こんにちは。
微妙に住んでいると書いて『微住』。旅でも移住でもない、微住生活を過ごしている ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
「岡本食堂の『ヨンキュー』もう食べた?」
「やぽんすき の『ハチハンステーキ』食べた?」以来の、ヨソモノである疎外感を久々に受けた昼下がり。
日を改めて、早速『ヨンキュー』を食べにと自転車を走らせました。
岡本食堂
「ヨンキューを繰り出すお店は、本当にここか?」
13時過ぎに到着した時は、前に3人のお客さんが並んでいたものの、家のようなシンプルでこぢんまりとしたお店が、ひっそりと町の片隅にありました。
なかを伺うと、小さなラーメン屋のように、様々な客層の方が食事をしていました。
特に順番待ちの名前を書いたりはしないようで、お客さん同士で順番を認識しながら、その時が来るのをしばし待ちます。
15分くらいした頃でしょうか。
中のお客さんがぞろっと出てきたタイミングで、入店することができました。
店内の様子
(お客さんが映らないタイミングを狙って瞬間的に撮影しています)
店内は、テーブル席4×2と、サイドカウンター4席、そして鉄板のある正面のカウンター6席と、計18席ほどの小さなお店。
テーブルにメニュー表はなく、入り口に掲示されている木のメニューを見て注文するようです。
目の前には、観葉植物に挟まれたソース。
(一段高い場所に置いてあるだけで、なんだか気になってしまう私でした。)
メニューはこんな感じ
入り口に戻りメニューを確認。
初入店のお店は、ネットで事前に情報収集することも多く、この日もブログで先回りしていました。
ヨンキューを注文しようと思っていたけれど、その『ヨンキュー』がなかなかメニュー表から見つけられない。。。
セルフでお水を入れたのち一度着席。
「ヨンキューを注文したいけど、ヨンキューはメニューに掲載されていない裏メニューなのか…?」などど勘ぐっていると、オーダーを聞かれてしまいました。
…「ョンキューひとつ。」
はじめてのヨンキューは緊張する。
ヨンキュー!!!初めて注文するときはなんか照れますよね////(照れてドモった人)
— 真崎 @3/3~高知おきゃく (@masaki_desuyo_) 2019年2月21日
このテレや緊張は “あるある” らしい。笑
メニューで確認出来なかったので、「ョンキューでー///」って、だいぶニゴしてしまった。😌笑
(皿持ってお会計システム、もっと広まったらいい✨)
— 佐藤翔平 / 日本微住計画 in 高知 (@temporubato_yh) 2019年2月21日
他のお客さんも大半が「ヨンキュー」。たまに「ゴーナナ」を注文する声も。
メニュー右下の方に「そばめし ヨンキュー」「そばめし ゴーナナ」とあるので、次は自信持って注文できそうです。
カウンターでは…
カウンターでは、おばちゃんが手際よくお好み焼きを焼いていました。
こちら電話注文も可能なようで、ヨンキューの到着を待っているあいだ、3組ほどのお客さんがテイクアウトの引き取りに来ていました。
(ソースの香りが食欲を駆り立てます)
オムそばめし ヨンキュー
そばめし ヨンキュー 530yen
ふわジュクの薄焼きの卵に包まれたそばめし。これぞヨンキュー。
「ええ知ってますよ、知ってますとも。」と言わんばかりに、カウンター上にあったソースを上からかけていきます。
「やっぱりこれだよなー。」
初めてのお店でも、平気で常連さんのような顔をします。
改めて…
完成しました。ヨンキューです!!!
これ、何故ソースをかけるかといいますと…
中身が『胡椒(とマヨネーズ)ベースのそばめし』だからなんですね。
ソース後がけで『そばめし』を自身の手で完成させます。
豚肉や玉ねぎなどの具材も入っています。
たまごを崩しながら、オムそばめしを食べ進めます。
いやー美味しい!!!
とっても美味しいのですが、どこか懐かしい『B級グルメ』感もあって、なんだかとても幸福になる食べものなのです。
その幸福感はきっと、「ヨンキュー」とツウぶって言った時点で、既に始まっているのでしょうね。
おわりに
食べ終わった食器は、会計と共にレジに持っていきます。
これ、このお店のルールなのかは分かりませんが、来たお客さんがみんなそんな風にやっていたので、僕もそれに習ってレジに食器を持って行きました。
でも、こういうのいいですよね。
日本各地にある名物グルメには、特有のクセや個性があったりします。
「この “感じ” が人を惹きつけるんだろうなー。」
そんなことを想いながらも、お客さんの大半は地元の若者や労働者、サラリーマンの方々。
「ただ美味しくて、ただ食べたくて通っているだけなのか。」
それこそが、町に根付いているローカルなお店の魅力だよなー…なんて、直ぐに思い返したりもしました。
とにかく、まだ体験したことのない人は是非体験してほしいですね。
美味しかったです。
御馳走様でしたー。
お店の情報など
岡本食堂
住所:高知市百石町2丁目30−31
電話:088-832-0397
営業時間:10:00~17:00
定休日:月曜 火曜
駐車場:3台
高知 微住日記
日本微住計画BLOGをスタートして、初めての微住先となる高知市。ゲストハウス『TOMARIGI HOSTEL KOCHI』のお手伝いをしながら、高知の様々な方々と関わりをもてればと思っています。
▼高知滞在中の出来事は、このページに適宜まとめます。
https://satoshohei.com/kochi-bijyu/
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ブログタイトルにある『微住』とは、「移住・定住」と「旅での滞在」の間にあるような、「旅するように暮らす」「暮らすように旅する」をバッグ一つで実現する、前向きな仮暮らし的生活スタイルであり、地域と繋がるソーシャルアクションのことです。
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