『そこに誰がいるのか。』 コミュニティに大事なプレイヤーの存在。

サトウ

こんにちは。

ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。

ゲストハウス・カフェ&バー・イベントスペースなど、様々な要素を持ち合わせたTOMARIGI HOSTELでいちプレイヤーとして働く日々のなか、現場スタッフの重要性を感じる場面が増えてきました。

『コミュニティ』や『関係人口』などの文脈に紐付く『場づくり』の観点、かつ小規模な事業について感じること…と予め断っておいたほうが差異ないかもしれませんが、お客さんと接する役割やその重要性について考えています。

先日、このようなツイートをしました。

今回書きたいことは、これらのツイートと同じこと。

高給の本部社員、低給の接客アルバイト… 中大規模のチェーン店が台頭しているからか、様々な業態でこのような構図が今でも当てはまる印象があります。(本部社員も低給になってきている時代…)

同じクオリティの平均的なサービスを追及するのなら、確かに『管理』『オートメーション』『マニュアル』という部分に資金やエネルギーを投入するのも分からなくはないのですが、「全ての組織に当てはめていいのだろうか?」と、自らも固定化していたその先入観に違和感を感じました。

「お客さんと直接的な接点を持つ接客スタッフに、もっと多様な役割、正当な対価や評価があるべきではないだろうか。」

「本当に誰にでも任せられる仕事だろうか。」

「ササッと面接したアルバイトにお願いする役割なのだろうか。」

ここ数年で、コミュニティビルダーという職種が誕生しました。

繋がりや関わりなど、コミュニケーションに近い部分の文脈が増えてきた一方で、先ほどのツイートの通り、まだまだ『ソフトとハード』みたいなところで思考が止まっていることが多い気がします。

今まで多くの企業が適当に面接し、採用していた接客アルバイト。

その『接客』の部分にこそ、コミュニティや場づくり、想いや考え方を伝える重要な役割があるのではないでしょうか。

日本人の代わりに海外の人を、人間の代わりにロボットを。

役割や組織の方向性としてそういった風潮がある一方で、柔軟かつ人を引き寄せる接客…その人ならではの『人間力』ある人材を求める時代でもあるのかと思います。

場を回すプレイヤーの存在、そしてその重要性。

【そこにいる人】の影響力を、今一度見直す時代なのだと思いました。

「そこに誰がいるのか。」

人は、人に、紐づいていく。 

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名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。 【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしてきました。 令和元年より、横浜市のBtoB企業で広報を担当しています。 
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