【高知】四万十ジャンボ落花生の畑へ視察に行ってきました。

サトウ

こんにちは。

ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。

8月初旬。

視察という名の旅へ、とまり木スタッフ4人で行ってきました。

場所は、日本最後の清流とも称される四万十川。

夏の四万十へ

四万十川といえば、沈下橋(ちんかばし)がある風景。

沈下橋とは、増水時に川に沈んでしまうように設計された欄干のない橋のこと。

水面から比較的近い高さにある橋ですが、車の通行が出来るところも多く、地元の方が日常的に利用している橋でもあります。

夏場はここから飛び込んだり、足を伸ばしながら釣りをしていたり、仕掛けを垂らしていたり…地元の人の日常的な生活が垣間見える場所でもあります。

夏の空気感がなんとも似合う四万十川沿いの町、四万十町へ行ってまいりました。

今回は、町役場の横山さんにアテンドして頂いた【四万十やまのうえ商店】の紹介をしたいと思います。

四万十やまのうえ商店

創業五年目のオーガニック落花生農家、四万十やまのうえ商店 島津さん。

栽培・加工から企画・流通までを一貫して行われていて、【四万十ジャンボ落花生】や【四万十ブラック】【四万十マーブル】など、珍しい品種を良い感じにパッケージングした商品を展開されています。

道の駅で売られていました。

オシャレにデザインされたお土産が溢れるようになった今、オシャレだけど何処か親しみのある、こういったダサカッコイイ感じ(めちゃ褒めている)のパッケージが僕的に好みです。

案内をしてくれた島津洋平さん

「このパッケージデザイン好きです。」

会って早々そんなことを伝えてみたところ、元々デザインの仕事で農産物や工芸品などに関わっていたそうで、このパッケージも島津さんが手掛けられたということでした。

(なんとなく伝えてよかった感)

管理されている落花生畑

あぜ道の真ん中で車を停めて話を聞いていたのですが、どうやら背面に拡がっていたのが一面の落花生畑。

畑の中を案内してくださり、落花生の生育について解説をしてくれました。

落花生の苗と小さな花

収穫は10月頃。

夏の時期の落花生畑は、青々とした葉っぱが生い茂り、ところどころ小さな花を咲かせていました。

四万十の大自然ととまり木スタッフ

夏は全国トップクラスの暑さになる(かつて日本一暑い41℃を記録)だけあり、少し外にいるだけでも汗が滴り落ちます。

しかし、この暑さこそ落花生を育てるのに適しているそうで、四万十の土地柄を活かした、無農薬・無化学肥料栽培(いわゆるオーガニック)をされています。

暑さに耐えかね、「ハシノシタ 行こう」「あの宴会とかする場所」という話をする四万十の二人。

橋の下カフェ?飲み屋?と思ったら、本当に橋の下でした。

炎天下にいるより、確かに、はるかに涼しい。

脇をみると、ビール瓶のケースや宴のあとがありました…。笑

橋の下で、引き続き話を聞かせて頂きました。

右肩上がりをみせる需要、一方で労働力が不足していて供給が追いつかない現状。。

「魅力的で面白い落花生農家 島津さんに対して、僕らとまり木ホステルが出来ることってなんだろう?」

そんなことを考えさせられます。

高知の玄関口の一つである高知市で、ヨソモノ・旅人の玄関口であるゲストハウスで、発信拠点・関わりをシェアする拠点を目指す僕らに出来ることとは…

先ずは四万十ジャンボ落花生のことを知ってもらい、生産者島津さんのことを紹介できる場をつくること。

もう一歩進められれば、四万十ジャンボ落花生の収穫体験や、近隣の面白い拠点を巡るパッケージツアーを繋がりの中から実現していくこと。

また、とまり木でお話をしてもらったり、拠点の一つとして販売や発信をしてもらうこと…『関わりや繋がり、資産のシェア』をしていくことだろうか。

色々考える時間でしたが、そもそもジャンボ落花生を食べたことがない。これだと、自信をもって伝えることも出来ないよなぁ…。

そう思っていると、島津さんが帰り際にジャンボ落花生を持ってきてくださいました。

四万十ジャンボ落花生

急速冷凍をした塩茹で落花生。

それらを再び熱湯のお湯で茹でること数分。

栗のようにホクホクとした、塩茹でのジャンボ落花生が出来あがりました。

大きいとおおあじになる?と思う方もいるかもしれませんが、しっかりと旨味があり甘みもあります。

実際に手にし食べてみると、畑の視察やストーリーの共有に実感が湧いてきました。

生産者さんの顔がわかり、かつ直接お話を聞いた上で食べた落花生は極上でした。

おわりに

僕らとまり木ホステルは、Cafe&Bar併設のHOSTELという場の特性を活かし、またWebメディア・SNSなどの情報発信媒体も強化していきながら、様々な『きっかけ』を生み出せる場を目指していきたいと思っています。

スタッフ数人で場を運営する小さなホステル。

出来ることに限りがあることも自覚していますが、多くの方に仲間になってもらいながら、一緒に面白い仕掛けや発信をしていきたいと思っています。

今回は四万十町役場の方に完全バックアップ頂いて実現したツアー。

今回のようなツアーコーディネートをしてくれる人…各地域で増えると良いなぁー。みんなで面白がりましょう!!

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名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。 【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしてきました。 令和元年より、横浜市のBtoB企業で広報を担当しています。 
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