こんにちは。
ガラムマサラ佐藤(@tempurubato_yh)です。
高知のローカルスーパーでこんな商品をみつけました。
普段は手に取らないタイプのものでしたが、ちょうど半額に値下がりしていたこともあり購入してみることに。
カリーパイ 香り際立つバターチキンカリー
パイで覆われたバターチキンカレー。
パイで包まれたスープ…こういう料理ってなんていうんだろう?
調べてみてもよく分からず『パイ包みスープ』という文言ばかりが続きます。その中でも興味深いエピソードを発見。
世界に名高いフランスを代表する料理人、ポール・ボキューズ( Paul BOCUSE )。彼が作った料理のひとつに「スープ・オ・トリュフ・ノワール・ヴェ・ジェ・ウ Soupe aux truffes noires V.G.E.」というスープがあります。
フランス共和国大統領、ヴァレリ・ルネ・マリー・ジスカール・デスタンValéry René Marie Giscard d’Estaing(在任1974年5月19日~1981年5月10日)のために、エリゼ宮での午餐会に出されたものです。
<中略>
これを器に入れ、パイ生地をかぶせて卵黄を塗り、オーブンで焼き上げます。オーブンの中でパイ生地は徐々に膨らんで色づき、気球のように丸く焼き上がります。
スープの器が帽子をかぶったような形になり、こんがりとパイ皮に焼き色がつけばでき上がりです。 – 帽子をかぶったスープ?? 辻調グループ
Wikipediaにも同様のものがありましたが、フランスの料理人ポール・ボキューズが大統領に捧げたスープとして、広く認知されているようです。
今ではファミリーレストランやイタリアンでも提供されるパイ包みスープ。
スーパーで気軽に購入でき、電子レンジで温めて家で食べることができるんですね。
開封&実食
書いてあった通りにラップとフタをとって、電子レンジで加熱。
写真を撮るタイミングでは少し萎んでしまいましたが、こんな感じに仕上がりました。
(見た目変わらず)
割ってみると中からは熱々のバターチキンカレー。
パイを割った瞬間に熱をもった湯気がファーッと出てきます。カレーの香りもこの時に強く感じます。
ビーフシチューのような洋風料理でパイと合わせるのは想像できますが、こちらはインドのスパイスカレーとパイのコラボレーション。
果たして、どうなのでしょうか?
バターの香りをたっぷりと感じるパイ生地は、どこかナンを思わせる風味。
サクサクかモチモチかの違いはありますが、ナンで食べるインドカレーのように、アリ寄りのアリでした。美味しい。
カップinカップ。
このようにカップ(外の容器)から外せるようになっているので、平皿に盛りつければホームパーティーなんかにもよさそうですね。
インドカレーがベースではありますが、スパイスがガツンとくる感じはありません。
日本人の口にあう『日本のインドカレー』なので、きっと多くの人にとって食べやすい仕上がりになっているかと思います。
おわりに
新「カリーパイ」シリーズ。期間限定。
具材感のあるカレーを、サクサク食感の192層のパイで包んだ。野菜や肉の具材感があり、素材のうまみが溶け込んだ、こだわりのカレー。電子レンジで温めて、パイを崩しながら、カレーと絡めて食べられる。- 日本食糧新聞
ランチやディナーにこれのみだと、僕は少し物足りない感じがありましたが、「無難に美味しくハズレのない感じ」だったので満足でした。
色んなカレー商品があるんだなぁ。
御馳走様でした~!!
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