こんにちは。
微妙に住んでいると書いて『微住』。旅でも移住でもない、微住生活を過ごしている ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
飲食店系の記事の中でもよく読まれている『Real食堂 西山珈琲館』の近く、1999年創業の現代企業社のレストラン『穀物学校』へ行ってきました。
穀物学校
国道32号線、南国バイパス沿いに現れる木造の大きな建物。
場所はココらへん
営業時は授業中の看板
学校をテーマにした現代企業社のレストラン。席数が多く駐車場も広いため、夜は多くの地元客で賑わっていました。
この印象的な建物は、戦前に建てられた軍関係の施設として使われていたようです。
その後、高知工業高校の校舎として昭和42年まで使われ、農家さんが乳牛用の牧舎として再利用したのち、平成11年に現代企業社がこの場所へ移築。レストランとして創業したのだそうです。
軍施設→校舎→牧舎→レストラン
様々な空間づくりに利用され続けたこの歴史、めちゃくちゃ興味深かったです。
近年リノベーションブームで『再利用』『アップサイクル』が注目されていますが、こういう事例って昔からあるものなのかもしれません。
エピソードを知ること、そこから学びやインスピレーションを受けることって、日常を豊かにすることなんじゃないかなーと思います。…脱線しました。
階段を上ると二宮金次郎がお出迎え。
レトロなガラスや格子…ときめきを感じる素材感『ときめきマテリアル』(何言ってるんだ)を嗜みながら、いざ店内へ。
店内の様子
ドアを開けた先には、天高で開放的な空間。
外観の印象とは裏腹に、美術品やレトロ雑貨の並ぶ『現代企業社らしい』キレイでオシャレな店内でした。
玄関正面に現れた『かまど』の上には、雑誌や絵本、新聞などが置いてありました。
テーブル席、ソファー席が中心の手前の空間を抜けると、座敷とBOX席のある小さな別空間が現れました。
手前にある天高の空間に比べると、奥は和のテイストが盛り込まれていて、また少し違った雰囲気。今回は奥の席をチョイスすることに。
「オシャレだけど、学校っぽさはないなぁ…」なんて思って席に着くと、『給食献立表』を発見しました。
(おっ、来たな。笑)
給食献立表
メニューはファミレスのように豊富。
刺身や天ぷら、ラーメンやカレー、ステーキやお弁当まで…たくさんの種類が並んでいます。
メニューの名前や説明、間にあるイラストがチョイチョイ面白くて、注文をしてからじっくりと読み返してしまいました。
現代企業社定番の、ケーキメニュー(別紙)もありました。
ミックスジュース
ミックスジュース 550円
長らく自転車をこいで、中途半端な時間にカフェ利用してしまったので、この日は『ミックスジュース』を注文。
酸味があり甘みもあり、フローズンなシャリシャリ感もあり。
関東圏にいるとあまり馴染みのない飲み物ですが、こんな感じだったんですねミックスジュースは。美味しかったですよ。
居心地がとてもよく、店内にあった『monkey』や『とさぶんたん』を読みこんでしまいました。
ぼうしパン、芋天、おきゃく、ひろめ市場、アイスクリン、屋台安兵衛、酒盗、皿鉢…
高知の文化を牽引してきた「ひと」に注目した、 #とさぶんたん がめちゃ面白かった。
こうやってアーカイブされてるのスゴくいい!!紙だけじゃなくてWebでも残していきたい。 pic.twitter.com/kfV8tpGDrF
— 佐藤翔平 / 日本微住計画 in 高知 (@temporubato_yh) 2019年1月15日
MONKEY Vol.2 ◆ 猿の一ダース(柴田元幸責任編集) 新品価格 |
『とさぶんたん』面白かった、感動した。
気が付いたら辺りが暗くなってきて、お客さんの数もどんどん増え始めて…空間を満喫できたのでお店を後にしたのでした。
今度は食事に来たいですね。
『牛肉と野菜の鋤焼き』が食べられる『百姓一揆』…一度お目にかかりたい。笑
お?見た目は割と普通かなと思ったら、メニューにあったように牛肉と野菜の鋤焼きがきました。
タイプミスかと思ったらタイプミスではなかったようです。- ありんど高知
お店の情報
穀物レストラン 穀物学校
住所:高知県高知市高須新町2丁目1−47
電話:088-861-3215
営業時間:9:00~21:30 (L.O)
定休日:なし(不定休)
喫煙:全面禁煙(但し、喫煙スペースあり)
駐車場:多数あり
<現代企業社の特集記事>
高知 微住日記
日本微住計画BLOGをスタートして、初めての微住先となる高知市。ゲストハウス『TOMARIGI HOSTEL KOCHI』のお手伝いをしながら、高知の様々な方々と関わりをもてればと思っています。
▼高知滞在中の出来事は、このページに適宜まとめます。
https://satoshohei.com/kochi-bijyu/
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ブログタイトルにある『微住』とは、「移住・定住」と「旅での滞在」の間にあるような、「旅するように暮らす」「暮らすように旅する」をバッグ一つで実現する、前向きな仮暮らし的生活スタイルであり、地域と繋がるソーシャルアクションのことです。
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