【高知】30年続くカフェ アハナムジカ と 宿借りアミーゴカレー

サトウ

こんにちは。

ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。

なんだここは!!!

出逢ってしまったといわざるを得ない、高知市のディープな場所。

いやー高知はやっぱり深いです。笑

今日はカフェ&アンティーク雑貨のアハナムジカと、【間借りカレー】ならぬ【宿借りカレー】な アミーゴカレー との出会いについて、ご紹介できたらと思います。

アハナムジカ

先日更新した、レンダンカレーを提供する【バリジャスミン】の記事のために目を通していた2月号のほっとこうち(高知のローカル雑誌)で、偶然見つけてしまったのがこのアミーゴカレー。

カレーの可能性や創造性を面白がっている僕にとって、【大阪スパイスカレー】の流れはとても興味深く、そんなカレーやさんが高知にあるとは思っていなかったので…誌面を通じてショッキングな出逢いをしてしまいました。

しかも、【火曜日限定】【宿借りカレー】など気になる単語が飛び交っている。。

カレーエコノミーのLINEに報告、「来週行ってきます」宣言をしたのでした。笑

未知の場所 アハナムジカ

アハナムジカという場所。

店の前まで来ればこのように分かりやすいのですが、ネット上に全然情報が載っておらず、グーグルマップを観ても、音楽をしている若者たちの写真しか出てきません。笑

「カフェなのか?雑貨屋なのか?誰かの家なのか?コミュニティの総称なのか?」

そんなことを回想しながら、グーグルが指し示す場所に到着したのでした。

アミーゴカレーの赤い看板が目印。

これが出ている火曜日にカレーが食べられます。

この日は『キーマとナスと厚揚げカレー』でした。

店内がスゴい!!!!!

中に入ると、アンティークの食器や雑貨と共に、吊り下げられた膨大なドライフラワー。

オーナーの奥さま(奥さんではなく奥さまが似合う、おしゃれなマダムとオーナー)がフラワーリース作家さんなのだそうで、圧倒的な異次元空間に足を踏み入れた感覚になります。

ディスプレイされているアンティークな商品一つ一つが空間を構成していて、ライティングの感じもとても素敵な雰囲気を演出しています。

店内にある扇風機と、その風に当たって鳴る風鈴。

そして、この空間に非常にマッチする古い音楽。

とにかく空間の魅力に、先ずは惹きつけれられます。

入り口に一番近い席に腰を下ろすと、適度に入る太陽のひかりとスタンドライトの照明が良い感じに座席を演出していました。オシャレ!!

Amigo Curry

アミーゴカレーは、辛さとご飯の量が調整できます。

今回はご飯の量は100yenUPの大盛りで、辛さはちょい辛でお願いしました。

アハナムジカ オーナー自家製という、すっきりとしたお茶を飲み少し待つと、ついにカレーが到着しました。

まるでアート

色鮮やかな 大阪スパイスカレー。

お皿の絵柄もありますが、まるでアートのような美しさ。

色鮮やかな具材に美しさを感じた【北海道のスープカレー】にも似たあの感覚が、今回のこのアミーゴカレーでも蘇ってくるのでした。

キーマとナスと厚揚げカレー

夏の暑い時期でもサラッと食べれてしまうような、スープのようなカレーが特徴の大阪スパイスカレー。日本独自の発展を遂げた面白い創作カレーです。

ナスと厚揚げとキーマのカレー。

そして、セロリときゅうりの酢漬けでしょうか、サイコロ状の付け合わせがカレーに変化をもたらせ、いつまでも食べ続けられそうな病み付きになる美味しさでした。

お店の情報

いやー。 (唸ってしまう)

高知でここだけ。

ここでしか食べられない美味しさがありました。

今まで週に一度、このアハナムジカでの提供のみだったAmigo Curryですが、この8月1日から、ダイニングバー yoiyo (ヨイヨ) という場所でも食べられることになるそうです。

※追記:行ってまいりました。

間借りならぬ宿借りカレーを名乗る『アミーゴカレー』が、8月からダイニングバーyoiyoでランチタイム営業を開始したよ。毎週、水曜日木曜日のニ日間。お洒落なヨイヨで、美味しいアミーゴカレーを是非。

詳しくはショップカード裏面にて。

ショップカードはTOMARIGIにも置かせて頂いてます。

アミーゴカレー

アハナムジカ

アハナムジカ

住所 〒780-0850 高知県高知市丸ノ内2丁目5−10
電話 088-824-3611

定休日 不定休(木曜が休みの場合が多いそう)
席数 10席程度

カレー営業
火曜日 11:30~15:00 (なくなり次第終了)

ヨイヨ

yoiyo(ヨイヨ)

yoiyo、高知県 高知市 - 「いいね!」496件 · 210人がチェックインしました - 高知の片隅にある居酒屋です。 18:00〜23:00 定休日 日曜日(不定休あり) ご予約 �088-856-6050 (お電話のみの対応となります) @furanku.ni.shoten 併設 水・木曜日11:30〜15:0...

住所 高知市北本町  1-3-23 ぴゅあ2ビル 1F
電話 088-856-6050

営業 18:00~23:00
定休日 日曜日 

カレー営業
水・木曜日 11:30~15:00 (なくなり次第終了)

おわりに

カレーを食べ終え、横の席にいた70歳の常連さんとしばし談笑。

(お客さんが増えたタイミングで相席に。)

若い方も数名いらっしゃっていましたが、ここに集うのは高知のローカルマダム。オーナー夫妻の魅力に引き寄せられているのか、みんな品の良いオシャレな格好をしていました。

みなさん60歳以上の方だったと思いますが、感度が高い方々だからなのか、とても話が合いました。(横浜の元町にいるような感覚でした)

十数年前に近くから移転されたようですが、高知市内で30年もお店を継続されているそうで…オリジナリティがあるお店がこうやって残っていて、とてもかっこ良かったです。

(木曜日は山の畑へ行って、川で泳いで帰ってくるのだそうです。ヒヤー)

アミーゴカレーのキクチさんは音楽をされている方のようで、やはり感性が鋭い人、感覚的に創造へ向かう人たちはひと味違うなーと思いました。

いやー毎週のように食べに行きたい!!!!!

知ってほしいけど知られたくない、ディープなお店でした。

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こちらの記事も是非

高知初出店。南御座に新しく誕生した『蔦屋書店』にテナントとして入っている、大阪発の『スパイスカリー大陸』の魅力に泥酔したので、いち早くご紹介します。
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「みんなと同じ提案になろうと、美味しいものは美味しいし好きなものは好きだ。」初めての方は藁屋定食を、3回目くらいの方にはササカリーをお勧めしたい。沢田マンションで絶品ランチ。
レコードが流れ、古本がところせましと並ぶ空間で、ゆっくりと珈琲を味わう… 文化的なにおいがする『夜と昼』に行ってきました。高知大学の学生に、是非入り浸ってほしい場所。
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名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。 【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしてきました。 令和元年より、横浜市のBtoB企業で広報を担当しています。 
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