こんにちは。
ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
高知市のお隣、南国市にある HACHIYA カレーに行ってきました。
先日紹介したyoiyoさん同様、ここもお世話になっている高知いちチャラい大工のカズさんが関わったお店。
ご夫婦で運営されている【鉢屋+カレー屋】の面白いお店を紹介します。
HACHIYA カレー
花屋さん?美容室?
一度食べに来たことのあるスタッフモーリーと、自転車で目の前まで来たことのある僕と。
この日は、二人でお店を目指したのですが… 見事、目の前をスルー。
大通り(南国バイパス)沿いに面した HACHIYAカレーですが、小さな看板があるだけなので、外観を認知していないと見事にスルーします。笑
(上の写真を目に焼きつけてお店を目指してください。)
元々美容室だった場所なのだそうで、入り口は全面ガラス張り。
無機質なガラスに命を吹き込むように、板張りの木看板やグリーンが温かさを与えます。
植物も売っているカレー屋さん
お店入り口付近には、様々な植物たち。
凛とした生命が空間にエネルギーを与え、同時に自然のなかにいるような心地よさを感じます。(とても好きな雰囲気。)
観たことのない多肉植物や大きな鉢植えの数々は、元々花屋で働かれていた奥さんが担当されているそう。植木鉢も可愛いものが多かったです。
プライスタグは見当たりませんでしたが、店内にある鉢や花器、植物は展示販売しているようです。
また、リースやドライフラワーの製作・販売などもされているということでした。気になる方は声を掛けてみてください。
ショップカードもかわいい
植物に混ざってお店のショップカードを発見。
このカードは、冒頭に紹介したチャラい棟梁 カズさんが手書きしたイラストがベースになっています。(カズさんセンスありすぎます。)
広々とした店内
通常のお店だと30席~40席くらいとれそうな広さの店内ですが、HACHIYAカレーは20席ほど。
かなり贅沢に空間を使っていて、故にゆったりとした印象がありました。
装飾もシンプル。
様々な素材のものが同居しているのに、とても一体感があって落ち着きます。
カウンターは対面キッチン型なので、料理を提供しながらお客さんと対話できる設計になっています。
フードレンジがお客さん側を向いているのも、こだわっている感じがして好印象でした。
メニュー
メニューはこのような感じ。
こだわった素材を使用しているわりに比較的リーズナブル、種類も豊富な【カレー専門店】です。
僕はキーマとスパイスカレーの あいがけ を、モーリーは『海老のココナッツカレー!!』と心に決めながらチキンカレーを注文していました。
独学で極めたHachiyaカレー
あいがけ (900yen) は、キーマカレーとスパイスカレー。
キーマカレーは甘口。辛口が食べられない子供向けに作ったメニューということでしたが、今は幅広く食べられている人気カレー。
スパイスカレーは、15種類のスパイスからできている香り高いカレー。いわゆる大阪スパイスカレーの感じにも近くシャバシャバ系。
スープのようなスパイスカレーと、和食のおかずのような美味しさがあるキーマカレー。
まるで “にこいち” であるかのようにバランスの良い あいがけカレー、とても美味しかったです!!
チキンカレー(850yen)は少し辛め。
四万十鶏の手羽先がジューシーに煮込まれています。そして、トマトの爽やかな酸味がとてもいいバランス。こちらも美味しかったです。
オーナー仮谷さん
元々精肉関係の仕事をされていたというオーナーの仮谷さん。
カレーは修行経験があるわけではなく、仲間うちに趣味で提供していた程度だったのだそう。
表紙を飾った ほっとこうち 2018年2月号
『カレーが好きすぎて、仕事を辞めてカレー屋を始めた男。』
カズさんからそう聞いていたこともありますが、とても面白い方という印象でした。
「当時あのレベルで、カレー専門店としてメニューを提供していたのかと思うと…」オープン当初のことを、そのように振り返られていました。
謙遜していた部分もあったとは思いますが、ここ数年で成長しているという自負も確かに現れていて…自信を持って提供している姿は、とても印象的で、そしてかっこ良かったです。
TOMARIGI HOSTEL にもショップカードを置いておりますので、ご興味の方は是非お手にとってみてください。
お店の情報
HACHIYA カレー Facebook
住所:〒783-0000 高知県南国市大そね甲 1445
電話:088-863-2885
営業: 10:00~19:00 (売切れ次第終了)不定休
席数:20席
駐車場:数台あり
駐車場情報
駐車場は少し離れた場所にあるので、予め調べて来たほうがいいかもしれません。駐車場案内の画像を引用させて頂きました。
こちらの記事も是非
【カレーを通じて小さな経済圏をつくる】
『カレー好きがゆるく繋がり、その輪を拡げながら様々な角度でカレーを面白がったら、やがて小さな経済圏が生まれてしまうんじゃないか。』…そんな思いつきをイベントで披露したことがきっかけで回りだした、高知のカレーエコノミー。
『カレー好きを集めて何やろうか?何が出来るかな?どうなるよ?』回りだしたカレーエコノミーの未来とは。- カレーエコノミーをつくる
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