【高知】創業40年以上、ステーキハウス “やぽんすき” でハンバーグランチ。

サトウ

こんにちは。

微妙に住んでいると書いて『微住』。旅でも移住でもない、微住生活を過ごしている ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。

高知ローカル御用達、親子孫三世代に愛されるステーキハウス “やぽんすき” で肉ランチを堪能してきました。

僕の心をくすぐる仕掛けがたくさんあって、とても楽しいランチタイムが過ごせました。

高知の魅力がここにある!?

ステーキハウス やぽんすき

「高知には『ハチハンステーキ』が食べられる『やぽんすき』があるよ。」

なんだかローカルな気配を感じる会話を頼りに、この日は『やぽんすき』を目指しました。

場所は 薊野バイパス沿いの このへん

TOMARIGI HOSTELから徒歩で行くと30分近くかかるため、さいきんまで僕の活動圏外だったわけですが、今は自転車移動も可能になったため、少し足を延ばすだけで気軽に来れる距離になりました。(ありがとう、もーりー。:自転車主)

向こうへそびえ立つは土佐の山々。

可愛くも読みづらい赤い看板が目印です。

赤レンガのロッジ調の外観。道路面は全面ガラス張り。

先日伺った「あるぺんはうす」にも少し通ずる、オールドアメリカンな雰囲気を感じる佇まいです。

店内もいい雰囲気

明るく開放感のある天高の店内。

太い茶褐色の木柱と赤いソファーの暖色系の店内、そしてジュージューという音と肉の香りが食欲を駆り立てます。

きっとこの裏では、鉄板を前にムキムキのシェフが分厚いステーキを焼いているんだろう。そうなんだろう。

そんなことを妄想していると、ふと静岡名物『さわやかのハンバーグ』が頭の中を駆け巡り始め、ハチハンステーキからハンバーグの気分へ…。(移ろいゆくココロ)

豊富なメニュー

さすがステーキ屋。

肉肉しいメニューの数々が、リーズナブルな価格帯で並んでいます。噂の『ハチハンステーキ』は、850yenステーキということだったのですね。

『ステーキ×喫茶店』

高知県らしく、喫茶店のようなメニューも豊富でした。もしかしたら、ここは喫茶店なのかもしれません。

喫茶店店舗数(人口10万人あたり) 全国平均55.07軒 1位高知156.37軒 2位岐阜142.92軒 3位愛知113.05軒 4位和歌山112.67軒 5位大阪105.67軒 6位兵庫97.26軒 7位香川93.17軒…45位群馬21.00軒 46位福島20.98軒 47位茨城20.69軒

喫茶店店舗数 [ 2014年第一位 高知県 ]

喫茶店は全国に69,983軒あり、人口10万人あたり店舗数は55.07軒。最も喫茶店が多いのは高知県で人口10万人あたり156.37軒。全国平均の2.8倍で偏差値も80.43と高い。2位は岐阜県で142.92軒、3位は愛知県で113.05軒。- 都道府県別統計とランキングで見る県民性

「店内に入った時から、もう僕の口は『ハンバーグ』を求めているのだ。」

本日の日替わりランチもとても惹かれましたが、ハンバーグランチを注文することにしました。

熱々の鉄板

僕が注文したのは、ビーフ100% ハンバーグランチ(200g)。偶然にも ハチハン メニュー。

しばらくすると、熱々ジュージューの鉄板が運ばれてきました。

ソースがかかった状態で運ばれてきたハンバーグ。

熱い鉄板は、ジュージュー地獄のようにあらぶっている。しかし、大半のステーキ屋さんで渡される『紙エプロン』がありません。

「鉄板お熱くなっているので、お気をつけください。」

店員さんはそう言うと、僕の手がギリギリ届くか届かないかのところ、テーブルの向こう側に鉄板を置いていきました。笑

「あ、新しい!!!!」

悪い気がしたわけではないですし、紙エプロンが特別欲しかったわけでもない。でも、こういった感じの接客が初めてだったので、一人ニヤニヤしてしまいました。

これが高知スタンダードか。

ハンバーグランチ(200g)

ハンバーグランチ(200g)850yen

サラダをバリバリと食べ、いざハンバーグにナイフを入れていきます。

肉汁ジュワー!!

しっかりと火の通ったハンバーグ。ソースは既にかかっているので、そのまま頂きます。

ビーフ100%と書かれていたので、もっと肉肉しい、硬めで粗雑な男っぽいハンバーグを想像していたのですが、口当たりなめらかで、比較的さっぱりと食べ進められるハンバーグでした。これはこれでアリ、美味い。

お米は高知県産の仁井田米を使用。

野菜も高知県産のものを中心に扱っているそうで、セットのライスやサラダもしっかりと美味しかったです。

…と、ハンバーグを美味しく食べ進めていくと、下にキャベツが敷かれていることに気がつきました。

「これは、なんだ?」

何かを試されているような気持ちになりましたが、すぐに謎は解けました。

そう、きっとこれは…

多分これが正解だ!!!!

ケチャップのみで色付けされた、細いパサパサとしたスパゲッティ(ここは、敢えてパスタではない表現で)を、食べきったハンバーグの鉄板に残ったソースと絡めて、、、

「オリジナルミートソーススパゲティに仕上げるんだ。」 …と、そういうことだったんじゃないかと勝手に解釈。

最後まできれいに、美味しく頂きました。

無料のコーヒー

メニューにはセルフでコーヒーが飲めそうな文言、目と鼻の先にはサラダバーと思しきコーナーとコーヒーサーバー。

食事中に何人かのお客さんがコーヒーを注ぎに来ていました。

しかし「コーヒーが無料で飲めます」というアナウンスを、店員さんから一切受けておらず。

メニューを注文した時も、メニューが到着した時も、お皿を下げられた時も…

これ、大丈夫なのか?

いっちゃえ。

お店はそれなりに混雑していたので、わざわざ店員さんを呼んで確認するのもアレだし…と思いながら、他のお客さんと同様「ここのお店の勝手知ってますので」という雰囲気でコーヒーをサーブ。

無事コーヒーにありつけました。

(無料でした。)

おわりに

高知では当然なのかもしれませんが、よそから来た人からしたらとても新鮮。よく分からなくて、でも面白い…そんなことが続くお店でした。

この『Mr,ジョージウシントン』もギリギリセーフ(??)の、カオスなオリジナルキャラクター。

因みに…

関係ないかもしれませんが『ジョージワシントン』はアメリカの初代大統領。このステーキハウスはオーストラリアの『オージービーフ』を推していて、『やぽんすき』はロシア語で日本人という意味らしい。

おしぼりと箸袋のフォントもめちゃ可愛い。でも、メインのロゴとは全く別のフォント。笑

もう、こういう感じが大好き。

(捨てる予定とかも書かなくていいのに…)

いろんな角度から楽しめる、素敵なお店でした。

次はハチハンステーキを食べたい。

御馳走様でした。

お店の情報

やぽんすき

住所:高知県高知市北川添2-23
電話:088-884-2488

営業時間:11:00~23:50(LO23:00)※日・祝:11:00~23:20(LO22:30)
定休日:1/1

席数:74席
駐車場:20台

<高知のファミレス特集>

個人経営のファミレスが多い高知県。チェーン店ばかりを利用してきた僕にとって、どこか新鮮で、そして魅力を感じるようになりました。こういった光景さえも、徐々になくなってしまうのでしょうか…
高知にある個人経営のローカルファミリーレストランを紹介します。まとめ記事を作りましたので、是非参考にして下さい。

高知 微住日記

日本微住計画BLOGをスタートして、初めての微住先となる高知市。ゲストハウス『TOMARIGI HOSTEL KOCHI』のお手伝いをしながら、高知の様々な方々と関わりをもてればと思っています。

▼高知滞在中の出来事は、このページに適宜まとめます。

https://satoshohei.com/kochi-bijyu/

こちらの記事も是非

朝8時から深夜0まで、一日16時間もの営業を364日(1/1は休み)ぶっ続けているローカルレストラン『コーヒーレストあるぺんはうす』。全国でここにしかない『あるぺんライス』という名物メニューがあるそうで、早速食べに行ってきました。
全国20店舗を超える展開をみせる喫茶店【コーヒー専門店ぽえむ】。創業者一族が高知出身ということもあり、土佐和紙を使用したフィルターがあったり、焙煎の場も高知に設けているそう。『アメリカンコーヒー生みの親』説もあり、期待を胸にいざお店へ。
創業70年以上…今でも愛される高知の老舗中華料理店『華珍園』について。ラーメン一杯45円の時代から、高知にこだわり営業を続けてきた名店でランチ。
何もかもがデカ盛り!! 高知のローカルフード、鳥心のチキンナンバン定食を食べてきました。はちきれんばかりのわがままバディ必須の絶品満腹定食。
ご当地グルメ『味噌カツラーメン』を食べに豚太郎へ。高知で初めて味噌ラーメンを提供したお店、お店ごとに味もメニューも異なるチェーン店、味噌カツラーメンの発祥店…創業して50年以上が経過する老舗ラーメン店の魅力に迫る。
これはなんだ?? ニラ玉ホルモンのピリ辛あんかけの中から中華麺。 ご飯と一緒に食べたくなる、四万十名物の まんしゅう ジャン麺を紹介します。

▼Facebook:@satoshoheicom

ブログタイトルにある『微住』とは、「移住・定住」と「旅での滞在」の間にあるような、「旅するように暮らす」「暮らすように旅する」をバッグ一つで実現する、前向きな仮暮らし的生活スタイルであり、地域と繋がるソーシャルアクションのことです。

▷ BLOG サイトマップをみる 

日本微住計画BLOGへようこそ。 ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平が、《旅×ソーシャル×ローカル×生き方》を軸に、...

The following two tabs change content below.
名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。 【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしてきました。 令和元年より、横浜市のBtoB企業で広報を担当しています。 
スポンサーリンク
スポンサーリンク