【高知】長浜 – 種崎 間 無料の県営渡船「龍馬」に乗ろう。

サトウ

こんにちは。

微妙に住んでいると書いて『微住』。旅でも移住でもない、微住生活を過ごしている ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。

TOMARIGI HOSTELから徒歩3分ちょっとのところにあるカフェ『テルツォテンポ』の佐野さんに、おススメスポットを教えて頂きました。高知の県営渡船が出ている長浜です。

渡し船と聞いて最初にイメージしたのは、船ではなく舟。

木造手漕ぎの舟なのかと想像しましたが、今の時代そんなはずもなく。笑

「昔は車も船で渡っていたらしいよ~」「今は自転車を乗せることもできるよ~」「無料だよ~!!」と追加情報を色々と教えて頂き、気になったので早速翌日に行ってきました。

長浜の町

浦戸湾の西岸に位置する県営渡船場のある長浜は、時間がゆっくりと流れる心地よい町でした。

場所はココらへん

車で20分くらいの道のりを、1時間弱かけてサイクリング。

美味しそうな練りもの屋さんや高知の酒造『酔鯨』の工場、地元の野球少年が自分でけり上げた靴をバットで打っていたり…ローカルでのどかな雰囲気がそこにありました。

神奈川県横浜市の湾の近くで育ったので、なんとなく感覚としてわかるのですが、湾の穏やかな感じが日常に溶け込んでいて。なんともいい心地よさや時間の流れがそこにありました。

(またゆっくり来たいなぁ)

県営渡船「龍馬」

船の時刻を調べずに向かったのですが、僕が辿り着いた午後の時間帯は、一時間に一本くらいの間隔で船が出ていました。

時刻表の詳細はHPに掲載されています。

英語・中国語・韓国語・台湾語と4ヶ国語の時刻表が並んでいましたよ。

(無料ってちゃんと書いてありました)

20分ちょっと時間があったので、周囲の撮影をしたり、防波堤から海を眺めたりして過ごしました。

渡船のあらまし

県営渡船が運航され始めたのがいつの頃かは不明ですが、官許による地区共同運航の渡し船は明治初期から運航されていました。県営渡船としてその存在が明確になるのは、1949年(昭和24年)の「県営渡船船手就業規則」によるものが最初です。

戦後しばらくすると、造船所などへの通勤客が増加したことから利用者の利便性を図るため、1959年(昭和34年)4月に一般旅客定期航路事業の免許を受け、県道弘岡下種崎線の一部として一般旅客及び二輪車を対象に無料で運航を開始しました。 – 長浜種崎間県営渡船

70年ものあいだ、地域の方々を対岸へ渡らせてきた船。

この県営渡船のルートは『高知県道278号・弘岡下種崎線』に含まれるそうで、海の上にある県道…ということ。

 

船全体の写真はとれませんでしたが、最大110人を対岸まで運べる大きめの船。

約5分間の短い船旅を満喫。

日常的に船に乗る機会がないので、気分転換にこうやって波を感じて移動をするのもいいですね。

無料ということもあり、船にそのまま乗って往復される方も多そうでした。

対岸 種崎に到着

僕と同じ船に乗り合わせたのは、原付バイク1台、自転車2台、徒歩3人。

そのうち徒歩の方は折り返していたので、実質3人が対岸へ降り立ちました。

対岸は町として少し栄えている感じがあり、ローカルなスーパーや病院、飲食店なども充実していました。

今でも地元の方々の一部は、対岸で買い物をしているようです。

おわりに

桂浜へと続く『浦戸大橋』が1972年(昭和47年)に開通したことで、渡し船の利用者は減ったそうですが、生活の延長線にある隠れた観光スポットかもしれません。

いい気分転換ができました。

施設の情報など

近隣の住所:高知県高知市御畳瀬
営業:6時半~20時

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<お問い合わせ先>

高知県 土木部 高知土木事務所

電話:088-882-8141
メール:170106@ken.pref.kochi.lg.jp

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名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。 【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしてきました。 令和元年より、横浜市のBtoB企業で広報を担当しています。 
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