こんにちは。
微妙に住んでいると書いて『微住』。旅でも移住でもない、微住生活を過ごしている ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
クリスマスに食べるドイツのお菓子『シュトレン』…皆さんはご存知ですか。
近年シュトレンという言葉を聞く機会が増えてきた気がします。
今回 TOMARIGI HOSTELでクリスマスイベントを小さく開催したのですが、ポットラックで10種類のシュトレンが集まり、食べ比べのような珍しい体験ができたので記事にしました。
クリスマスイベント
今回クローズドのイベントとして開催された『とまり木クリスマス』。
「とまり木のみんなでお祝いするちょっと特別なクリスマス」
みんなで食事を持ち寄り、クリスマスの時間を味わう。食後に、まおりさんがコレクティングしてくれたシュトレンの食べ比べを楽しみます。
ドレスコード:赤いものを何か身につけてきてください日時:12月24日(日)18:00-20:00
場所:TOMARIGI HOSTEL
参加費:2000円+ポットラック持ち寄り(乾杯のドリンクと、おつまみ等はとまり木からもお出しします)
普段とは異なるテーブルコーディネートで、冬の一大イベントを彩りました。
(季節感を大切にしたい系ホステルです。)
TOMARIGI HOSTELからは、この日のために用意した特製サラダやワインを。
参加者さんからは、シュトレン以外にも、チーズやハムやソーセージ、バケットやポテトサラダや九州土産の数々。
早く来た人からみんなで準備をし、テーブルが少しずつ豪華に彩られていきます。
どうですかっっ!!
白いリネンを敷いたテーブルに、贅沢なクリスマスディナー。いい感じです!!
この日のために買い揃えたスパークリングワインやノンアルのシャンパン…
友人たちと過ごす “ちょっと大人のクリスマスパーティ”。
この日は普段の装いとは少し変え、ジャケパンにネクタイ姿…という超レアな格好で参戦しました。笑
ドレスコードになっていた赤のワンポイントは、ポケットチーフとソックスで表現。
今まで数々のごはん系イベントを開催してきましたが、今回が一番豪華だった…かもしれません。
心もお腹もしっかりと満たされていきました。
シュトレン10種類食べ比べ
ディナータイムを早々に切り上げ、第二部としてシュトレン会がスタート。
おやつ事情に詳しい友人たちがセレクトしてくれた美味しいシュトレンたち。
シュトレンのおはなし
酵母の入った生地にドライフルーツやナッツ、マジパンなどを練りこんで焼き上げたケーキのこと。ドイツのスイーツで、クリスマスを待つまでのアドベント(イエスキリストの降誕を待つ期間)の間にシュトレンを少しずつスライスして食べる習慣があります。
日本では、シュトーレンと表記される事が多いのですが、読み方としては「シュトレン」が正しいとされ、形状がトンネルに似ていることから「地下道」や「坑道」という意味を持つこの名前がついたと言われています。
熟成することで、フルーツやナッツなどの風味が日に日に馴染んで美味しくなっていく特徴があることから「クリスマスが日に日に待ち遠しくなる!」そんなお菓子だと言われています。
当日配布してもらった説明文をみながら、それぞれの違いを楽しみます。
一つ一つ、こんなにも別ものだと思わなかったので、想像以上に楽しく、そして興味深かったです。
先に全てカットしてもらい、同じ配置で大皿に取り分けてもらいました。
(シュトレンは真ん中からカットして、両端をくっつけて保存するらしいですね。)
『わざわざ』のシュトレンは甘くなくてカンパーニュみたいだね…とか、『ロータスグラノーラ』のシュトレンはジンジャーが効いていて高知っぽいね…とか、『コタン』のこのスパイスはクローブかな?…とか。
みんなであーだこーだ言いながら、食べ比べの時間を楽しみました。
今回食卓に並んだシュトレン情報
高知、岡山、香川、長野 …
今回セレクトしてもらったお店を、インスタグラムのアカウントと共に紹介します。
高知在住作家さんの雑貨等の取り扱いもあるパン屋ちむにぃ。高知県内のお店で、本場ドイツの味に最も近い(??)シュトレン。
岡山市内にある実店舗のあるオーガニック食品店。3カ月以上ラム酒に漬け込んだオーガニックドライフルーツとナッツがたっぷり!! 天然酵母でつくるリッチなシュトーレン。
パンと洋菓子のお店。赤ワイン&スパイスで漬け込んだドライフルーツ、ナッツそして自家製天然酵母を使用して焼き上げているため、日に日に味わいが深くなる。
自家製粉 有機小麦全粒粉100%のシュトレン。ベルギー産のチョコベース。焼き栗とむき栗とローストカシューナッツ、くるみ、そして自家製生チョコと、濃厚なショコラシュトーレン。
水曜カフェ&月に一度の量り売りおやつ店。自家製酵母のシュトレン。生地にはゆずのマーマレードや花梨蜜、生姜の砂糖漬け、そして山のはちみつを練りこみ、秋に干しておいた柿も、カランツとともに奄美のラム酒に漬け込んで混ぜる。高知の豊穣を生かしたシュトレン。
薪窯で焼くパンと日用品を扱う店「わざわざ」。ドライフルーツのじんわりとした甘みがよく合う。ワインとの相性がよく、薄くしたチーズや洋梨をのせて食べるもおすすめ。
チーズとパンのお店Orange。発酵バターのコクや風味を感じる(きっと)日本人好みのシュトレン。・ミックスフルーツのシュトーレン ・ナッツのシュトーレン ・マロングラッセのシュトーレン
創業113年、日本各地に展開するベーカリーDONQ。ほっくりとした栗を包んで焼き上げた、ほんのりカフェ風味のシュトレン。食感のアクセントにくるみとアーモンドをトッピング。
みんなで順番を決め一つずつ味わうシュトレン。
全て半分ずつ残して、2周かけて楽しみました。笑
ワインに合うもの、コーヒーに合うもの、紅茶、緑茶…それぞれのシュトレンに合う飲みものをペアリングしていくのも面白そうだなーと思いました。
因みに今回僕が選んだのは、JOKI COFFEEのエチオピア。
華やかでさっぱりとした飲みくち、スッと消える苦味が、シュトレンとマッチしていて美味しかったです。
繰り返しになりますが、こんなに個性が現れる食べものだと思いませんでした。
シュトレンの食べ比べ、めちゃ楽しかったです。
美味しいご飯は、全てを肯定してくれる魔法の時間を与えてくれました。
昨日まで心身ともに飢餓状態だったけど、今夜はお腹いっぱいだ。☺️
インカメラの画質ガッサガサ…#TOMARIGIHOSTEL #とまり木ホステル pic.twitter.com/i64ZozUYrI
— 佐藤翔平 / 日本微住計画 in 高知 (@temporubato_yh) 2018年12月24日
高知の蔦屋書店で買った、isLifeという小豆島産100%のオリーブオイルを差し入れ。
ハウスキャラバンで訪れた小豆島、島で出会い応援したいと思ったイズライフ。
高知の陳列棚で再会し、
大切なクリスマスに購入。シンプルなサラダ。
最高のオリーブオイルをかけて。
#isLife #TOMARIGIHOSTEL pic.twitter.com/sPqoGayu6X— 佐藤翔平 / 日本微住計画 in 高知 (@temporubato_yh) 2018年12月24日
TOMARIGI HOSTELではクローズドでクリスマスパーティーを。
わざわざ、ロータスグラノーラ、360°、コタン、ドンク、orange、チムニー、mongomongo…と計10種類のシュトレンが集まる会に。
ポットラックのレベルも高すぎて、とまり木 史上最も豪華なディナーだった。#TOMARIGIHOSTEL pic.twitter.com/ghfLQzF8of
— 佐藤翔平 / 日本微住計画 in 高知 (@temporubato_yh) 2018年12月24日
TOMARIGI HOSTEL 宿情報
TOMARIGI HOSTELは、2018年2月15日、高知駅から徒歩15分の菜園場にオープンした新しいゲストハウスです。3つのSNS( Facebook、Instagram、Twitter )と、HPを通じて情報発信をしています。是非フォローよろしくお願いします。
とまり木ホステルでの日々に関しては、こちらのカテゴリーに蓄積させています。
▷https://satoshohei.com/tomarigi-hostel/
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ブログタイトルにある『微住』とは、「移住・定住」と「旅での滞在」の間にあるような、「旅するように暮らす」「暮らすように旅する」をバッグ一つで実現する、前向きな仮暮らし的生活スタイルであり、地域と繋がるソーシャルアクションのことです。
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