関係人口ってなに?
当ブログ『日本微住計画』では、提唱する『微住』という滞在スタイルに非常に親和性の高い、『関係人口』関連の記事が増えてきました。
『関係人口』という言葉は、まだまだ一般的に普及していない新しい概念とされていますが、内閣府が掲げる次の地方創生の最重要項目として、少しずつ動きが活発になり始めています。
「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指します。
地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待されています。
僕自身、『関係人口』の専門家というわけではありませんが、幾つかの書籍や情報を元に、情報収集を重ねながら発信をしています。
ここでは、ブログ内で紹介した記事を要素ごとにまとめています。
関係人口記事
更新日時【新→旧】で表示されています。
▷関係人口を追跡する
関係人口の概念や活動を紹介する、専用ポータルサイトが総務省からリリースされました。今後モデル団体の取組みや拠点の可視化などが行われていく模様です。
「「関係人口」創出事業」のモデル事業と採択。 全30団体の取組みを一覧で紹介しています。来年31年度3月末までに、各地域はどうなっているでしょうか。
総務省の平成30年度予算が先日新たにHPで発表され、「関係人口」創出事業に対し、2.5億円の予算が正式に充てられることになったようだ。
ソトコト2月号『関係人口入門』の特集を経て、関係人口という言葉を耳にする機会が一層増えてきました。今回は、明治大学農学部教授 小田切徳美さんのスライドから『関係人口』を切り取っていきます。
▷関係人口を学ぶ
『平成の百姓一揆 47キャラバン in高知』 というイベントに参加し、『関係人口』 生みの親 高橋博之さんに会いに行ってきました。イベントで語られていた貴重なお話の数々が、最新の一冊にまとまっていたのでご紹介します。
内閣府が掲げる、次の地方創生の最重要項目に選ばれる 『関係人口』 と 『関係案内所』 について。ソトコト編集長 指出一正さんと、明治大学教授 小田切徳美さんのトークイベントに参加してきました。
ソトコト2月号『関係人口入門』の特集を経て、関係人口という言葉を耳にする機会が一層増えてきました。今回は、明治大学農学部教授 小田切徳美さんのスライドから『関係人口』を切り取っていきます。
ソトコト 2018年2月号『関係人口入門』の特集に合わせて、関係人口に関して理解が深まるおススメの3冊を紹介。田中輝美さん、指出一正さん、高橋博之さんから学ぶ関係人口のこと。関係人口とはなにか。
▷関係人口を考える
毎年滞在拠点を変え、旅するように違う地域で学べる仕組みを提供する。 学校法人『さとのば大学』設立準備プロジェクトが、クラウドファンディングで1,000万円の資金調達を成功させました。
徳島県阿波市、長崎県壱岐市、長野県木曽町、沖縄県国頭村、福井県鯖江市の5市町村が連携して、移り変わりながら家賃無料で住むことができる、新しい移住体験プログラムを開始したそうです。
2018年度、受け入れ地域が倍増した『ふるさとワーキングホリデー』の取り組みを紹介します。1月末~2月前半にかけて説明会の実施予定もあるので、是非このタイミングでチェックしてみてください。
『1.リビングはコミュニティスペースとして住み開きにする… 2.住人のうち一人は一年以上の先輩移住者…』など、一定の形式を共有した『移住者向けシェアハウス』を全国で再定義・可視化させて、関係人口の滞在者や訪問者拠点の受け皿を整備しよう。
地方創生に関わる活動をしている人と話をすると、時々この話題『地方創生に大学は必要か?』というのが出るのですが、皆さんはどう思いますか?
▷旅と関係人口
これまでの活動をアーカイブするために、以前高知市で参加した『こうち100人カイギ』(2019/1/30) のスライド資料を、今回公開することにしました。
ヨソモノと町が関わる際に必要だと感じた三要素は『人伝』『信用』『共感』。1年間限定プロジェクト『移動式ゲストハウス ハウスキャラバン』とは何だったのか。当時を振り返る大解剖が始まりました。
小さな町の編集術と題し、ソトコト指出さんが提唱した「関係案内所」という言葉。関係人口を増やしていくために必要不可欠な、ヒトコトモノを繋ぐハブスポットについて。
移動する人と地域を面白がるローカルな人が、お互いに余剰部分を持ち寄って新たな関係性を作っていく。『日本微住計画』にむけて『関係人口マップ』を作ったよ。『専門性のある人の移動』を考えていくと関わりしろが大きく広がりそう。
木楽舎『関係人口をつくる - 定住でも交流でもないローカルイノベーション /田中輝美 著』を読んで、【ローカル×ソーシャルアクション×旅】の仕組みを改めて考えてみる。旅人やブロガーなど『風の人』を活かす方法。
関係人口という概念が広がりつつある今、ハウスキャラバンでの活動や旅人インレジデンスの発想をもとに、『旅するように暮らす』『暮らすように旅する』を考える。移動する生き方をしながら地域と関わる【ローカル×ソーシャル×旅】の新しい仕組み。
日本微住計画
微住とは『移住・定住』と『旅での滞在』の間にあるような、「旅するように暮らす」「暮らすように旅する」をバッグ一つで実現する、前向きな仮暮らし的生活スタイルであり、地域と繋がるソーシャルアクションのことです。
▷Blog カテゴリー
人生のひと期間、旅をするように様々な町に仮暮らしをしながら、多様な暮らしを実体験しよう。『微住』という概念を通じて、これからの自分らしい生きかたと向き合い、これからの日本の楽しみ方と向き合い、人生の糧になる体験をあと押しできれば嬉しいです。
『関係人口』とも親和性の高さを感じる、微住という概念を提唱・共有しています。こちらも是非よろしくお願いします。
▷おススメ書籍
関係人口に関するおススメの書籍をご紹介します。
レビューに関しては適宜ブログ記事で紹介していますが、書籍紹介の記事『旅と関係人口:関係人口を学ぶ3冊の書籍紹介。』も書きましたので、よろしければ参考にしてみてください。
▼Amazon.jp:SOTOKOTO(ソトコト) 2018年2月号[関係人口入門]
▼Amazon.jp:関係人口をつくるー定住でも交流でもないローカルイノベーション
▼Amazon.jp:ぼくらは地方で幸せを見つける (ソトコト流ローカル再生論)
▼Amazon.jp:都市と地方をかきまぜる 「食べる通信」の奇跡 (光文社新書)
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ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平が、《旅×ソーシャル×ローカル×生き方》を軸に、...
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名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。
【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしてきました。
令和元年より、横浜市のBtoB企業で広報を担当しています。