こんにちは。
ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。
さいきん、飲食店の可能性や面白さについて考えることにハマっていまして。このブログでも、今まで幾つか記事にしてきました。
時代の変化と共に、お店に求めるニーズや経営する上でのスタンダードも徐々に変化していくのかなーと思っていて、先進的な取り組みをしているお店や情報をシェアしながら、個人的妄想を繰り返しています。
今回は、今いる高知市での日々を通じて、これからの飲食店のヒントになりそうな4つの場について、メモのように記録しておきます。
高知で出逢った4つの場
・屋台 (安兵衛)
・無人(コインスナックプラザ)
・イートイン (K’s Cafe)
・ひろめ (ひろめ市場)
一つ一つを掘り下げることは特にしませんが、今後何か参考にするときに取り出しやすくしておきたいなーと、その程度ですが、文字にして残しておきます。
屋台 (安兵衛)
屋台とはそりゃ聞いていたけど、閉店中は本当にただの駐車場みたいになるんだ。
トランスフォームだな、スゴいな。
可能性感じるなーこういう飲食店スタイルも。#高知 #安兵衛 pic.twitter.com/pJ8spybZLc
— 佐藤翔平 / 移動する生き方。 (@temporubato_yh) 2018年2月20日
正に坂口恭平さんの0円ハウスの世界だよなー。
畳める建築、動く建築、増改築出来る建築。
オモロー!! https://t.co/Kh3nq0SxOb
— 佐藤翔平 / 移動する生き方。 (@temporubato_yh) 2018年2月20日
規制がかなり厳しくなってしまったようですが、高知ではまだ屋台の文化が残っています。
なかでも、餃子やラーメンが食べられる『安兵衛』は、全国的にも有名でファンの多いお店。(東京にも出店している)
いわゆる屋台サイズの、5~10倍ほどある横長の店舗が、毎晩19時~27時近くまで出現するのですが、朝方伺うとキレイさっぱり撤収されています。
少し前に読んだTOKYO 0円ハウス 0円生活とも重なるものがあり、感動してしまいました。
( TOKYO 0円ハウス 0円生活をざっくり説明すると、この本は、建築・住居の観点で、東京で生きるホームレスの人たちの生活を取り上げた内容です。
容易に増改築できる点や動かせる点、撤収が出来る点など、普通の家ではなかなか難しい要素を、いとも簡単に実現させている面白い建築として、ブルーシートハウスを評価しています。)
屋台はまた少し異なりますが、広場や駐車場さえあればお店ができるし、お店ができれば場が出来る…法律の問題もありますが、面白さや可能性を感じました。
中古価格 |
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無人(コインスナックプラザ)
かつおゲストハウスのほど近くに、面白スポットが‼🐟
自転車旅の途中、何ヶ所かで見たけど、始めて食べてみてる。🍜
おもろー✨😆
トーストとかもあるんだね。
これ、時代の先を行ってるシステムだよねー。もっと拡がりそうなものだけど。
ファストフードでは店員が不要な時代へ。 pic.twitter.com/wsBFp87dPu
— 佐藤翔平 / 移動する生き方。 (@temporubato_yh) 2018年2月20日
『30秒でうどん 出来上がるんだぜ?ヤバない?笑』
他にも色んなものが売られていたよ。
人と関わりたくないうつ気味の人にも、言葉が通じない人たちにも、一つの選択になると思うんだよな。
良い悪いはまた別だけど、安くて対面しなくていい飲食店は、一定の需要があると思いますわ。 pic.twitter.com/TrVaSRk97A
— 佐藤翔平 / 移動する生き方。 (@temporubato_yh) 2018年2月20日
このツイートでもあげたとおり、自動販売機だけの無人店舗にはめちゃ興味をもちました。
うどん・そば・ラーメン・トースト・おにぎり類など、今現在でも色々と種類はありますが、本当に多種多様な店舗が実現できそうでワクワクします。
都内のファストフードチェーンなどにいくと、最近では海外の方が働いているケースなども日常的になってきました。
今後、人間が働かない(ロボットのみでお店を回す)なんていうことも一般的になっていくのでしょうか。
イートイン (K’s Cafe)
高知駅前のカフェが閉店して、併設しているサークルKの(たいそう豪華な)イートインスペースになっている。
カフェ営業してないカフェで、老若男女がお茶しに来ているみたいな…ちょっと異様な空間になっとる。
K’s CAFE 潰れたかー。
空間勿体なすぎる。
写真はググッたやつ。 pic.twitter.com/1krhmdJC4c
— 佐藤翔平 / 移動する生き方。 (@temporubato_yh) 2018年2月20日
高知駅前にあった、コンビニ併設型の広いカフェが閉店してしまいました。
光景としては残念なものでしたが、横のコンビニと同じくらい、いや、それより広いくらいのスペースが、臨時的にコンビニのイートインスペースとなっていました。
メニューもなく無料でカフェ空間のような場が開放されている…という状況でしたが、仕組みやマネタイズの方法次第では、面白い場になっていくのかなーと感じました。
ここで書いた『無店舗展開』のような経営形態が増えてくるとすれば、空間と中身の運営が必ずしも同じでなくていいのかもしれません。
テナントとして貸し出すよりも、更にユルくフレキシブルに、イベントスペースやシェアキッチンのように、気軽に時間や曜日で貸し出せる仕組みを面白がることにも、改めて興味が湧きました。
ひろめ (ひろめ市場)
文旦ハイボールでふぇーい(°▽°)🍊
郷に入っては郷に従え。
夜を待たずに飲め飲め🍻
お昼どき満席で座れんかった。笑
みんな仕事しないで昼から飲んでる。半分は観光客、半分は地元民て感じなのかなー高知市最高すぎるな。笑
今年初の『ひろめ市場🐟』でひとり始めましたー。笑 pic.twitter.com/87ArRwsrTB
— 佐藤翔平 / 移動する生き方。 (@temporubato_yh) 2018年2月19日
ひろめ市場には、様々な面白さや可能性を感じます。
人と人とが出会う仕組みや、他のお店の飲食物を持ち込み出来るような面白さ、今っぽくいうと『シェアリング』や『コミュニティ』などの視点で、参考に出来る部分が多い気がしています。
まだ通い足りていないので、実感できるレベルで今後も面白がっていきたいですね。
飲食店という一つの括りのなかでも、きっと様々な可能性があって、仕組みづくりやデザインによって、もっともっと面白がれる業界なのだと思っています。
日本微住計画BLOGをスタートして、初めての微住先となる高知市。ゲストハウス『TOMARIGI HOSTEL KOCHI』のお手伝いをしながら、高知の様々な方々と関わりをもてればと思っています。
▼高知滞在中の出来事は、このページに適宜まとめます。
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色んな形式の飲食店が増えたら面白いなー。
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