【佐川町】『さかわ発明ラボ×カレーエコノミー』コラボイベント報告 (レシピつき)

サトウ

こんにちは。

微妙に住んでいると書いて『微住』。旅でも移住でもない、微住生活を過ごしている ローカルをオウエンする旅人 佐藤翔平(@tempurubato_yh)です。

2/17(日)に、『カレーエコノミーを回す会 in 佐川町』を開催しました。

初めて訪れる町で、初めてのコラボイベント。

みんなでスパイスカレー作るの?
スプーンも作っちゃうの?
えっ、TVの撮影も入るの?

…と、面白いこと尽くしの経験をさせて頂いたので、今日はイベント報告も兼ねて振り返れたらと思いますよ。

また、今回始めた訪れた佐川の町がとても魅力的だったので、そこら辺についても簡単に紹介できればと思います。

カレーエコノミーを回す会 in 佐川町

【スパイスカレーもスプーンも作っちゃう!贅沢カレーの会】

今回は、高知市内でカレーエコノミーの会を主催する佐藤翔平さんと、さかわ発明ラボがコラボして、カレー好きによる、カレー好きのための会を佐川町にて開催します。

今みんなでスパイスを調合して、お手軽本格派カレーを作っちゃいます!

佐川町産のヒノキでオリジナルカレースプーンも作って、美味しい特製カレーを食べながら、カレーについてゆるく語りましょう!みなさんのカレーエピソードや、オススメのカレー、レシピなど、カレーにまつわるあれこれを、シェアしましょう!

カレー好きが集まって、繋がっていけば、カレーの小さな経済圏(カレーエコノミー)ができるかも? – Facebookイベント

ガラムマサラ佐藤

改めまして、
ガラムマサラ佐藤です。

1月末に高知蔦谷書店3FのKSBで開催されたイベント『こうち100人カイギ』。

キッズスペースや親子カフェのあるフロアに入っている、ドロップイン利用も可能なワークスペース。新しい働きかたを提唱し、『起業家支援』や『学び』を軸としたイベントなども行っているKSBで、1/30 お話させて頂きます。

その時に出会った、佐川町の地域おこし協力隊員 亀井ちゃんに「カレーエコノミー面白すぎるので、佐川で一緒にコラボイベントしましょー」と声をかけて頂き、わりと直ぐにカレー屋さんでMTGして、わりと直ぐ開催することになりました。

フットワークの軽さよ。笑

2019年1月20日にオープンしたカレーの店『キイロ』。窪川ポークと仁淀山椒のキーマカレーに、土佐文旦を使ったチキンカレー…おススメしたいカレー屋さんが増えました。

(MTGで訪れたカレー屋はキイロさん。)

佐川町とは…

酒蔵が続く歴史豊かな文教のまち

佐川町は高知県の中西部、高知市の西方27kmに位置した温暖湿潤な盆地状の町です。お茶や苺、新高梨、文旦などの果物作りが盛んです。

また幕藩時代からの地酒「司牡丹」は県を代表する銘酒です。

明治維新に活躍した田中光顕や世界的な植物学者の牧野富太郎博士など、日本の文化・思想に大きな業績を残した文教人も多く誕生しています。

土佐の三大名園の「青源寺」・「乗台寺」や日本のさくら名所百選に選ばれた「牧野公園」など観光地にも恵まれています。 – 高知家で暮らす

TOMARIGI HOSTELのある高知市から西へ27km。

JR土讃線(どさんせん)沿いにある盆地の町で、50分ほど電車に乗れば着きます。

(JRで気軽に行ける場所だよ)

現役の地域おこし協力隊が25人以上おり、高知県内では最も人員が多く、日本全体でみても隊員数トップクラスのエリアといえます。

『自伐型林業』『さかわ発明ラボ』『農業』『アーティスト』と、県外から精力的に人材をとりこみ、様々な新しいアクションを起こしている町です。

高知県佐川町 地域おこし協力隊 2023採用募集については、下記をご覧ください。

魅力あふれる佐川の町

コスパ最高の絶品スイーツや…

※書きました。

佐川町のタクシー会社が経営するブルーベリー農園。そしてそのブルーベリーと地乳で作った絶品のサンデーが食べられる、コスパ最強の『霧生園』を紹介します。

ものづくりの拠点や…

佐川ナウマンカルストや…

※書きました。

JR佐川駅から徒歩で20分。巨大なナウマン象のオブジェが印象的な佐川ナウマンカルストへ。

山間の絶景集落や…

美味しいお酒や…

一日では満喫しきれないほどの魅力が詰まった、とても豊かなエリアでした。

また改めてゆっくり記事にしていきますね。

…さて、イベントの話に戻りましょう。

とかの集落活動センターあおぞら

平成29年6月に新しくできた集会所『とかの集落活動センターあおぞら』が、この日のイベント会場。

目の前に拡がるは畑と山と青い空。

とっても気持ちのいい場所でした。

おおスゴい!!!

これぞ高知ローカル。

入り口にカレーなる貼り紙がされていました。

会場が広くてキレイ!!

こんな会場でイベントできるんだーー!! アツい。

運動会ができそうなホール(大げさ)と、その横にはクッキングスタジオのようなキッチンも完備。

みんなでバババーーッと会場設営をして、みなさまをお出迎え。

カレーネームで自己紹介

さっそく、カレーエコノミーの趣旨について説明し、カレーネームをそれぞれ考えてもらいました。

「カレーネームが欲しかったんです。」(マジか)

参加者の半分くらいは、もう予めカレーネームを考えて来ていて、相変わらずこの時間は面白かったです。笑

カレーにまつわる謎のコミュニティが、高知で立ち上がりましたのでお知らせいたします。カレーをフックにはじめる社会実験の幕開けです。

(カレーネームについてはこの記事に出てくるよ。)

今回命名されたカレーネーム(一部)

・クミンかおり
・Piccoloカリー
・バーモンドとも
・パニエールmomo
・マッキーマー
・お!カレー
・ひかるtheターメリック
・かめとすす

相変わらず、みんなセンスがいい!!!!笑

自己紹介とカレーエコノミーについての簡単な説明を終え、ヒノキの木でのスプーン作りWSへと移りました。

カレースプーン作りワークショップ

佐川町産のヒノキでオリジナルカレースプーン作り

これは胸アツでしたね!!!!

カレエコのロゴも入れてくれてるし、佐川町産のヒノキ使ってるし、一つ一つ木目も違えば仕上がりも全然違う『オリジナル木製スプーン』が作れるなんて…。

(さかわメンバーの本気具合に感銘した)

番手の粗いやすりを使って、徐々にスプーンの丸みや抑揚をつけていきます。

これが結構難しくて、みんな黙々と作業をしていました。

少しずつ削っていきながら、自分が目指す『スプーン』に近づけていきます。

機械を使って角を滑らかにし、少しずつキメの細かいヤスリに変えていきながら、口にあたる部分を丁寧に仕上げていきます。

担当の山千代先生にレクチャー頂きながら、まずまず納得のいくところまで辿りついたら、油を塗り込んでいきます。

2種類の油から好きな方を選択。

油を塗り込むことで色移り防止のコーティングになり、さらに木目が際立ってきてイイ感じになります。

それぞれ油を塗り終えたら、しばし定着させるために乾燥させます。

さて、次はスパイスカレー作りです。

スパイスカレー作りワークショップ

キッチンへ移動!!

簡単に作れるバターチキンカレー。

講師は僕ではなく、

ひかるtheターメリックさん。

ササッ…

「ひかるさん、何のポーズすか??」

カレー好きの人は、なんで皆さんこうなっちゃうんでしょうか。面白いお兄さんの登場です。

各スパイスの役割についても簡単なレクチャーを入れながら、今日の行程と手順について、わりと丁寧に説明してくれました。

手元には、本人しか読めない『男の子の文字』で書かれたレシピノート。

(この日のために試作を重ねて用意してくれていたらしい)

ふむふむ、ふむふむ…

各スパイスの香りを嗅ぎながら、これがカレーになることを想像する参加者。(写真は僕だけど)

3チームに分かれて、初対面の人たちでカレーを作っていきます。

一つは子供でも食べれるように辛さ控えめに。残りの二つも、同じレシピのはずなのに味に個性が出てきます。

「仕上げが重要なのよ。」

ある程度味が決まったら、最後に味見して仕上げていきます。

僕もカレーを作るので分かりますが、この仕上げで味を決めるといっても過言ではないくらい、ここでカレーになります。

塩気はどうか、物足りないものはなにか…参加者同士で話し合いながら良い状態へ仕上げていきます。

「でーーきたっっ!!!」

(完成のポーズ)

みんなで作ったカレーを食べる

各フライパンごと、同じレシピの違うカレーが完成しました。

各々自分で作ったカレーを盛り付けていきます。

どうですか、どうですかーー。

ターメリックで炊いた黄色いご飯に、それぞれ作ったカレー、お好みでパクチーやヨーグルト、ナッツやトマトを散りばめて…完成しました『バターチキンカレー』。

自分で作ったオリジナルのスプーンを手元に用意してー♪

そしてそして。

文旦の町ならではのラッシーも登場。

これは、イベント開始前に かめとすすさん が作った、お手軽レシピの『文旦ラッシー』。

これが子供たちを筆頭に大人気。

カレーを食べ始めるや否や、もう飲みきってしまう子も。笑

いただきますっ!!

みんなで作ったスプーンで、みんなで作ったカレーを頂く時間。

何重にも美味しい時間がそこにありました。

カレーを食べ終わった後もカレー談議。

好きなカレー屋さんの話や、カレーエコノミーをどうやって面白がっていくか、佐川ならではのカレー開発の話なんかも話題にあがり、とても充実した時間になりました。

カレー美味しかったよ!!

御馳走様でした。

おわりに

イベントが終わり、地域おこし協力隊員の面々に ぐるっと佐川の町を案内してもらいました。

夜に立ち寄ったお店で注文したのも、、、そう、カレー。笑

やっぱりみんな、狂おしいほどにカレー好きでした。

佐川のカレームーブメント。

今後も注目していきましょう。

この日に合わせて、ツイッターアカウントを新たに仕込んできた『面白いお兄さん』も監視(注目)です。笑

高知市でユルやかに始めた小さな活動が、今回のような素晴らしい出会いと機会に繋がったことが本当に嬉しかったです。

いやー大満喫でした!!!

レシピのご案内

今回のバターチキンカレーのレシピはこちら

今回作ったカレーのレシピ(JPEG画像3枚分)は、さかわ発明ラボのイベントページに掲載されています。

チェックして下さった方は、是非『さかわ発明ラボ』のページへの いいね もよろしくお願いしますねー。

【カレーを通じて小さな経済圏をつくる】

『カレー好きがゆるく繋がり、その輪を拡げながら様々な角度でカレーを面白がったら、やがて小さな経済圏が生まれてしまうんじゃないか。』…そんな思いつきをイベントで披露したことがきっかけで回りだした、高知のカレーエコノミー。

『カレー好きを集めて何やろうか?何が出来るかな?どうなるよ?』回りだしたカレーエコノミーの未来とは。- カレーエコノミーをつくる

詳しくはコチラのカテゴリーページをご覧ください。

https://satoshohei.com/curry-economy/

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名前:佐藤翔平 / 活動:日本のローカルをオウエンする旅人。 【移動する生き方】を実践する中でみえてきた多様な知見を共有しながら、日本各地の人と面白がれる明日を創るべく様々な社会実験をしてきました。 令和元年より、横浜市のBtoB企業で広報を担当しています。 
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